アカデミーの育成力

サッカー全般 ] TB:0 | CM:1 | 編集  2014/12/15(月)  20:45
今年のJリーグアウォーズで東京ヴェルディが「最優秀育成クラブ賞」を受賞しました。
ノミネート時点のニュースリリースによると、表彰概要は「育成年代の選手育成の取り組みにおけるJクラブ指導者育成の功績を讃え、チェアマン等の推薦を基に選考委員会にて決定する。」ということで明確な選考基準のハードルがあるわけではありませんが、参考資料と銘打って「各クラブの2種(U-18)または3種(U-15)チームに所属経験があり、2014シーズンにトップチームと契約した選手」とありますから、今季プロ契約した選手が最多の7名の東京ヴェルディが受賞するのは自然なことです。

ところで、穿った見方をすると「余所から選手を獲ってくるお金がないからユースから昇格させて人数合わせしたクラブ」が「育成が優秀」と評価できてしまいます。
おっと、ヴェルディがそうだ、と言ってるわけじゃないですよ。育成って少なくとも高校の部活の選手をポンと獲るよりはお金がかかります。圧倒的に。

それと、育成関係でもう一つ気になっていたのが、よく言われる「浦和の育成下手」。まあ浦和界隈には怪獣ユースガーがいるので厳しい声が大きくなる面もあるんですが、トップでレギュラー張れるかどうかは「移籍で即戦力を獲ってこれる資金力」と反比例関係にあるので、自クラブへの昇格だけ見ていても「他クラブと比較したうえでの相対的な育成力」は見えてこないと思うんですよね。トップでさらに成長させる力の物差しにはなるかもしれませんが。

そんな疑問を解消すべく、クラブの懐具合とかを抜きにして、さらに2014シーズン単年で見るのではなく「いまプレーしている選手」、それもJクラブだけではなく海外まで枠を広げて、プロサッカー選手の輩出数(稼働数って言うのが正確かな?)を調べてみた結果が下のグラフ。(クリックで拡大)

academy.png

カウントの条件を以下に記しておきます。
  • 国内所属の選手はデータサイトの前所属チーム欄から目視で情報収集しエクセル上で手作業集約
  • 海外所属の選手はWikipediaを参照し、Jクラブに所属した経歴がある選手のみを加算(海外クラブと言ってもピンキリあると思うので・・・)
一応、グラフの元データ(xlsx)も置いておきます。academy20141215.xls

提携組織とか名称変更とかあって、要するに正確性は全く保証できないので、どんなに頑張っても傾向値、せいぜい話のネタとしてご覧頂けると幸いです。


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すばらしい良記事

このデータは個人的に本当に知りたいデータでした。

なんとなくですが、浦和の順位は妥当な気がしますね。

先日、レアルマドリーの日本の公式スクールの話を聞きましたが、プロに上がった選手の総数ではマドリードが一番優れていると話していました。

何かとバルサと比較されるレアルマドリードですが、自クラブのトップチームに所属している選手の数ではなく、プロになった選手の数だとバルサより上だそうです。

はっきり言ってトップチームで試合にでることの出来ない選手をユースから上げることには反対。
現に関根のような突出した選手なら試合に出られているわけだし。

某掲示板でワーワー騒いでいる奴に見せてやりたい内容ですね。
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