「争うは本意ならねど」木村元彦

サッカー全般 ] TB:0 | CM:0 | 編集  2012/07/22(日)  18:00
前々から読もう読もうと思っていた掲題の書を、読みました。
と言っても実際に読んだのは6月の頭。それから一月半も経ってしまったので、先を越されてしまいましたがw

この本、一言で言うと、2007年の「我那覇ドーピング事件」が実は「協会やJリーグによる冤罪事件」であることを客観的な取材で紐解いたものです。
※心情的には「我那覇のドーピング」という言葉は書きたくないのですが、どこかの誰かが何かの拍子に件のキーワードでこのブログを訪れてきたときに「ああ、そうだったんだ!」と気付いてくれればいいかな、と思って敢えて書きました。

正直、この本の話題が出るまで、我那覇の件は自分の頭から綺麗さっぱり消えていました。事の顛末がどうだったかなんて覚えてもいませんでした。でも、読み終わって感じたのは、知らなかったことが恥ずかしい、日本のサッカーを取り巻く環境に興味と愛着があるなら、この件に関しては事実を知っておくべきだ、ということです。

最後の方に、著者の「詭弁のインフレ」という言葉が出てきます。本当にそうです。読んでて腹たちますもん。「おまえら普通に考えてみろよ!」って思いますもん。
この書で明らかにされている様々な醜いことって、社会の中では日常的にないこともない。だから、起きた事を殊更に責め立てることって自分たちに唾吐くような事でもあるよなぁ・・・と思う反面、フェアプレーを謳うサッカーだからこそ、そして節目節目で(例えば昨日の復興支援試合のように)社会と向き合い、僕らの生活の中に誇りとともに溶け込みつつあるJリーグだからこそ、間違ったことは間違ったこととして認めて、今後は同じような間違いをしないことを誓って、20年目、21年目と進んで欲しいなと思います。切に。
そうじゃないと、一件落着とは言えないんじゃないかな、というのが僕の感覚です。

もしこの問題に少しでも興味のある方がいらっしゃったら是非この本を読んでみてください。なんだったら貸すけど、よい取材をしてくれた著者に敬意を表して、できれば買ってね。(リンク先はアフィじゃないから安心してw)


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