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King Crimson 1973.11.23 Concertgebouw, Amsterdam

King Crimson ] TB:0 | CM:0 | 編集  2010/05/11(火)  22:00
kc19731123(これはブート)1973年11月23日 アムステルダム/コンセルトヘボウ

1) Easy Money
2) Lament
3) Book of Saturday
4) Fracture
5) The Night Watch
6) Improv (Starless and Bible Black)
~7) Improv (Trio)
8) Exiles
9) Improv
~10) The Talking Drum
~~11) Larks' Tongues in Aspic (Part II)
12) 21st Century Schizoid Man


ピークのパフォーマンスを発揮し続ける73年11月のクリムゾン。音楽の神が舞い降りた11月15日のスイス・チューリッヒから8日後、ツアー終了間際のバンドはオランダ・アムステルダムに渡り、そこでまたも神懸り的な演奏を見せる。
と言っても、既存の「歌モノ」は手馴れた感が出てしまい、ジョン・ウェットンの喉にこの日は今ひとつ深みがないこともあって、やや平板な印象がある。しかしインスト曲、とくにステージ中盤で立て続けに披露される2曲のインプロの出来は凄まじく、約15分に渡る緊張感溢れる演奏はこの時期のクリムゾンの「動と静」を余すところなく表現しきっている。

ちなみに。この日の演奏はアナログLPの時代から数多のブートを生み出した。かく言う俺が生まれて初めて手にしたブートもこの日のもの("UN REVE SANS CONSEQUENCE SPECIALE"というタイトルのBBC放送版もの)だったなぁ(懐)。


バンドはこの後スペインで3公演をこなし、ツアーに明け暮れた(年間108公演!)73年の活動を終える。そして、"Starless and Bible Black"の収録を挟んだ翌74年のクリムゾンは、またちょっと別のバンドだ・・・。


実際のオープニングはLTiA1らしいが、オリジナルのBBC音源はアナウンサーのテスト発声が被さっているとかいう理由で消去されているらしい。出所が出所だけに無理もないが、全くもって勿体無い話だ。

1) Easy Money いつにも増してアップテンポな演奏。中間部のギターは柔らかなトーンで単音速弾き、次に歪みを効かせたコード弾きへと展開。リズム隊は早くもブリブリスカパカとやかましいコンビネーションを発揮しているが、それにしてもJWはウォーミングアップ不足といった感じ。

2) Lament 基本は73年バージョン(=2番の歌詞後のベースの入りが早い)。中間部のギターソロはワウ効きまくりでファンキー。JWは、最後のユニゾン前の「Yeaaaaah」という叫び声の方が歌よりも(略

3) Book of Saturday ここにきてJWの喉の調子は復調。しかしDCのヴァイオリンがなんだか無理しているようにも聞こえ、あまり綺麗なアンサンブルという感じはしない。

♪ララララ~と上機嫌なRFの挨拶。録音してるよとか、新曲をやるよとか、メロトロンのチューニングするから待っててねとか、言っている?
(RFのMCを訳してくれるサイトってないかな。俺は英語ぜんぜんわからん...)

4) Fracture "Starless and Bible Black"にほぼそのままの形で収録された音源。録音を意識してか、かなり丁寧に抑え目に演奏している気配が漂うものの、メロディー隊もリズム隊も、発せられる音の隅々にまで神経が張り巡らされているような、これが本当にオーバーダブのない4人での演奏なのかと疑いたくなるほどに恐ろしく濃密な演奏。この日の演奏がアルバムに収録され広く周知されたことで、最後の上昇部はRFとDCがユニゾンをとるのが標準形のように思われていたが、これは公式音源としては唯一のレア・アレンジ。

5) The Night Watch いつもは不安定なイントロだが、この日はバイオリンがユニゾンでギターに付き合うことで危なっかしさが雲散霧消。JWのヴォーカルも好調さを取り戻している。しかしアルバム収録が導入部のみとなったのは、後半でDCのメロトロンがブーンという音とともに仮死状態に陥ったことと無関係ではないはず。

6) Improv (Starless and Bible Black) 基本的に単一リズム・同一コードで最後まで押し切ってしまう約9分間のインプロ曲だが、その盛り上げ方の凄まじさたるや半端なく、聴く者の脳を覚醒させ沸騰させる。その一方で、DCのメロトロンは、コードを無視しているからか、全てを凍りつかせるような絶対的な冷気が漲り、結果的に冷静なまま狂気を覚えるという凄絶な体験を味わうことが出来る。コーダなどに特定パーツを使っているフシはあるが、インプロの出来としては3本の指に入るのでは。

7) Improv (Trio) BBが一発も叩かないインプロというのが定説だったが、今ではこの曲は「リハーサルで確認された曲」であることがわかっている。それはともかくとして、3人の頭上には音楽の天使が舞い降り、とりわけRFのフルートメロトロンは神懸かり的。

8) Exiles 珍しく、インプロからのメドレーではなく独立した演奏。まるでボトルネックかフレットレスギターのようなウーマントーンのギターソロが、この曲の持ち味である繊細さをより引き立てている。

9) Improv 73年終盤恒例の、"Talking Drum"を導く邪悪インプロ。RFのストリングスメロトロンを下敷きに、DC側のフルートメロトロンやファズ、ピッチベンドを噛ませたキーボードが味付けし、全てをJWのベースのブリブリ感が叩き壊す。

10) The Talking Drum いつものようなギターがギャオーーーンという幕開けではなく、RFは前曲からストリングスメロトロンに専念し、分厚い音の洪水の中でDCが自由に泳ぎまわる展開。まさに水を得た魚のように、いつもより長めに、奔放に、インプロヴァイズされたヴァイオリンをぶちかますナイス展開。

11) Larks' Tongues in Aspic (Part II) なんだか妙に手馴れた感じで軽くスッタカタンタンと進行するこの日のLTiA2。手抜きの一歩手前なのか、熟成というべきなのか。しかしこの日のインプロの出来を聴くと、既に精根尽き果てていてもおかしくはない。コーダに向かう上昇でDCが音を外し最後に帳尻を合わせる一幕も。
↓押すと音が出ます 注意


12) 21st Century Schizoid Man LTiA2同様に、74年版のような重厚感はあまり感じられない。中盤はRF→JW→RFとソロが移るが、スピード感が素晴らしいベースソロは出色の出来映え。そして9分を超える演奏時間。
手抜きとか言ってごめんなさい・・・!
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