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King Crimson 1972.10.13 Zoom Club, Frankfurt

King Crimson ] TB:0 | CM:0 | 編集  2010/02/09(火)  22:00
kc19721013.jpg1972年10月13日 フランクフルト/ズーム・クラブ

1) Larks' Tongues in Aspic (Part I)
~2) Daily Games (Book Of Saturday)
 ~3) Zoom
4) Improv
5) Easy Money
~6) Improv
 ~7) Improv
  ~8) Exiles
9) The Talking Drum
~10) Larks' Tongues in Aspic (Part II)


ジェイミー・ミューアが在籍した"Larksクリムゾン"のオープニングギグ。72年7月からリハーサル開始、翌73年1月から"Larks' Tongues in Aspic"のレコーディング・・・という時間軸の中での初ギグ。溢れるエネルギーとアイディアが未消化アレンジで飛び出してくる「最も生々しいクリムゾン」を聞くことができる必聴音源。旧レパートリーは皆無、2時間弱の演奏時間の半分をインプロが占め、曲間ブレーク僅か3回・・・まさに修行。

現代を生きる我々は72年10月時点のクリムゾンに対するある程度の予備知識を持っているが、このライブを観に来た聴衆は違う。全く未知かつ予想外の公開リハーサルを、着地点もわからぬまま聞かされたわけで、辟易した人もいたことだろう。予備知識のある俺ですら、そうなんだからw
とは言え、音質の悪さや、ジェイミー・ミューアのパフォーマンスを視覚的に追体験できないことで、マイナス印象が助長されてしまっているだけかもしれない。


1) Larks' Tongues in Aspic (Part I) ノイジーなイントロ。極悪音質のためかメインリフに切れは感じられない。RFのシーケンシャルギターが炸裂する中間部7拍子パートはかなり長く、後半のバイオリンソロパートにぎこちなく繋がり、ソロの途中で曲は終了。未完成だが、雄雄しさは感じる事ができる演奏だ。

2) Daily Games (Book Of Saturday) 間髪入れずに演奏される。DCのフルートが登場するなどアレンジ途上で、曲名もこの時点では"Daily Games"だった。5人編成を持て余しているかのような、サイドブレーキを引きずるような演奏。

3) Zoom 曲名は後付け。F#mをベースにするが完全インプロではなくリフの間に即興を挟み、後の"Dr. D"や"Lament"の断片、"Fracture"の間奏に発展するっぽいパート等が次々に登場。パーツをインプロに混ぜ込みライブに投入し磨いていくというクリムゾンの独自作業が端的に現れていて興味深い。曲自体はJWのスキャットやブルース調のベースが飛び出すという異色の展開。

4) Improv ジェネシスの"Watcher of The Skies"を思わせる荘厳なメロトロンで始まるが、期待したようなプログレ的展開にはならず、JMの叫び声を含むAmの完全インプロが延々45分!

5) Easy Money これもアレンジ途上で、特徴的なイントロもJWのスキャットもまだ存在せず歌詞も違う。なにやら牧歌的に始まり牧歌的に終わってしまうが、前後が精神的にキツい長尺インプロなので余計に牧歌的に聞こえるのかも・・・。

6) Improv メドレーで(あるいは"Easy Money"の後半か?)演奏されるインプロ曲(またラドミの世界)。下敷きになっているRFのギターが奏でる6拍子フレーズは2年後に"Fallen Angel"で再利用される。その上に乗るアドリブはかなり攻撃的な印象。

7) Improv 続けてインプロ。CDのクレジットが変わり、静寂や神秘を連想させる曲想に変わるが、果たして6)と別の曲なのかは疑問。聴衆にとっては言わずもがなで、正直、客もダレ気味。私語が聞こえるw

8) Exiles さらにメドレー。陰鬱かつ荘厳なイントロ(69年に演奏していた"Mantra"そのもの)に導かれ、ようやく「作曲された曲」に戻ってくる。構成や歌詞は確定バージョンと異なるが、瑞々しい寂寞感(←矛盾してるな)はこの時期のバンドのメロウさを一手に引き受けている感あり。ボーカル裏のバイオリンのメロディーラインがドラマチックで、泣けてくる。

9) The Talking Drum 基本構成が単純なので熟成度合いはよくわからないが、緊張感は高く、いい具合に各パートが暴れている。

10) Larks' Tongues in Aspic (Part II) 小節や拍が若干多い、バイオリンソロパートが長い、中途半端な25連打、コーダでメロトロンを使うなどアレンジが整理し切れていない点は多々あり、JMのパーカッションが終始鳴り響き続けるせいか曲調が若干メリハリに欠ける気もするが、手探り感はなく初演から堂々とした演奏。やはりこの時期の彼らにとってはメインの「演りこんだ」曲だったのだろう。聴衆の反応も良い。
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