281@応援するなら金落とせ
レッズは来年、アジアチャンピオンズリーグに進出する。
ほぼ確実に韓国中国タイマレーシアあたりで試合をし、秋口には確実に中東に行くことになる。
もちろん、国内ではリーグ戦とカップ戦がある。現チェアマンには「アジアで勝つ」というヴィジョンはなく(彼の就任以降、クラブ単位の戦いではアジアで全く勝てなくなったのは偶然だろうか)、ホットなんとかなどと銘打たれた真夏の糞連戦をこなしつつ、営業ベースでの試合が多数組まれる代表のしわ寄せも喰らいながら、恐らくはボロボロになりながら戦うのである。
賞金という意味ではほとんど旨みのないACL。一方的にかかるコスト。
そして、来年の今頃には小野も闘莉王も長谷部も達也もアレもいないかもしれない。アジアで戦うだけではなく「勝ち上がる」ための選手の質量の確保。アルイテハドを見たでしょ? 彼らをさらに上回る選手の獲得。
金は、いくらあっても多すぎるという事はない。
クラブは、どう対処するのだろうか。
犬飼社長のことだ。ヨーロッパの有名どころがアジアを市場にするのと同じ事を目論んでいるに違いない。いずれにしても、どこからか資金を調達してくる必要があり、そして、その調達先は、アジアで一儲けしたい企業であるかもしれないし、我々サポーターの財布かもしれない。
サポーターのセンチメンタルな想いなどとは別の次元で、例えば「小野伸二で埼スタを満員にする」という手法。それは、強化という意味でも、全くもって当たり前のことなのだ。
であるならば、我々はクラブに金を落とすべきなのだ。犬飼社長の手のひらの上で踊らされるべきなのだ。
2万人の既存サポが、例年より2万円多く使う。いままでグッズを買わなかった人1万人がそれぞれ1万円の買い物をする。
これだけで5億円だぞ!
新しいレプリカシャツを買い、新しいマフラーを身につけ、埼スタを満員にするのだ。新規ファンを埼スタに誘い、「やっぱレプリカがないとダメでしょ!」とばかりに、彼らにも新しいシャツを買わせるのだw
それこそ、アウェーに行く金を、クラブに落とすべきなのだ。大原に行く電車賃は、ボルテージでの買い物にまわせ!
去年、犬飼社長が言った事は真実だ。すなわち、「金を落とす>アウェーでのサポート」。あるいは、もしかするとアジアのアウェーで、現場でコールしたりゲーフラ掲げたりするよりも、その試合で勝つための選手獲得資金捻出という形の方が、より直接的にクラブをサポートしているという言い方も出来るのではないか。
極論すると、応援してる場合じゃないのだ。応援するなら金をクラブに落とすべきなのだ。
金をセーブするとしたら、それは来年のアジア遠征資金を溜めるため。
タバコを1日1箱吸ってるやつは、タバコをやめろ! そうすれば、1年間で10万円近く浮くぞ!?
1回飲みに行ったら5,000円。やめちゃえよ!? そうすれば韓国往復なんてあっという間だ!
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
俺の中の定義では、「サポーターは現場でヤってナンボ」なので、これを「サポーターの活動」とするのは俺の主義に反している。しかし、レッズをアジアで勝たせようと思ったら、俺の主義とか全然どうでもよくって、むしろネットで他人様に何かしらを宣伝できる立場の人間として、堂々とプロパガンダに回ったほうがよいと考えたりする今日この頃。
少なくとも、クラブ運営上のアジア戦略とかを頭よさげに考察したりするよりは、1億倍「We are REDS!」だと思うが、いかがなものか。
- 関連記事
-
- ぼったくりのお手伝い? (2006/01/29)
- 281@応援するなら金落とせ (2006/01/20)
- 応援するなら金落とせ (2006/01/20)