1999年 生活か、サッカーか。それが問題だ(涙)

[赤]戦闘記録 ] TB:- | CM:- | 編集  1999/11/27(土)  22:00
当ページには、家計難をやりくりしてスタジアムに通うめおとサポ一家の、自虐的な戦闘記録が掲載されています。いや、正確には、戦闘記録というよりは、貧乏記録です。


ここらでいっちょ

4/10 ベルマーレ平塚 vs 浦和レッズ(国立霞ヶ丘競技場)

開幕から本調子には程遠い、我らが浦和レッズ。監督が悪いのか、選手が悪いのか、とにかくスタジアムの空気が悪いらしい。『らしい』と言うのは、前売券まで確保してあったガンバ戦・神戸戦・川崎戦を欠席していたので・・・(これは貧乏のせいではありません・・・笑)
ま、ワタシ的には、『ここらでいっちょ、俺様の気合いで勝たせたるか』、と。

うちは2人とも『闘志なき者は去れ!』タイプなのですが、かといって、あまりにも酷い野次で、将来ある若い選手の能力をスポイルしていい訳がありません。今日の城定はどうかなー・・・と思っていたら、試合前のゴール裏に『城定深呼吸』という断幕が。本人の目には入っただろうか。結局、城定はベンチにも入っていなかったのですが・・・。

今年初の家族揃っての参戦だと言うのに、今日も雨だよ。まったくもう。子連れには雨が一番こたえるんだよ・・・。
でも、子供たちは二人とも今日はおりこうさん。特に2歳半の息子は、試合開始1時間前から外周のコンコースでダッシュやシュート練習を始める始末・・・。帰ろうよ攻撃もなく、帰りの満員の総武線でも絶好調!
いや、そんなにパワフルだと、これはこれで大変なんだけど・・・。

本日のビンボ臭い話
この日は私の姉と同行。姉には、ガンバ戦のチケット売却をお願いしてあって、
その売却代金4,000円を受け取る事になっていました。
これがなければ、私以外は自宅待機の予定だったのよね・・・。

本日の貧乏記録
チケット代・・・ガンバ戦のチケット売却分とチャラ
電車代・・・1,480円




雨と勝利の興奮

5/15 浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ(国立霞ヶ丘競技場)

鹿島のサポーターがそれと意識してくれているのかは定かではありませんが、レッズサポにとってはとっても大事な鹿島戦。過去の対戦成績や、優勝がかかった試合でことごとくやられているという事実がそうさせるのか・・・。
駒場の喧燥に嫌気が差しつつある我が家にとっても、この試合ばかりは傍観しているわけにはいきません。

UB斜め後方、オーロラビジョンの横に陣取ったこの日の私は、試合開始直前まではレプリカに着替える事もなく、静かにスタンドで待機。エネルギーを溜めて溜めて・・・。
そして! 応援開始とともに、いや~スパークしちゃいましたよ33歳!(笑) 声出しまくり~の、縦ハネしぃ~の、自分的には過去最高のパフォーマンスだったと言える出来でした。

それにしても、どうしてこのカード@国立は雨にたたられるのか。親二人は、雨などへ~とも思わず(しかしちゃんと子供にカッパを着用させるぐらいの冷静さは保っておりましたが)残り5分の浦和レッズコール連呼をこなしてきましたが、娘は途端に不機嫌に・・・。
帰りのコンコースは、雨(多くの人が早々に帰途に着いたものの、傘の影響で混雑しちゃって大変!)と勝利の興奮(あちこちからあがる勝利の歌声!)でごったがえしていましたが、一歩間違えると怪我人が出そうな状況ではありました。

・・・もし優勝なんかしちゃったらど~するんだろ?

1999j_03.jpg

本日のビンボ臭い話
この一戦に、家計を理由に欠席するわけにはいかない。
よって、カミさんのチケット代は私のお小遣いから出す。
もちろん、私がタバコを減らして浮かせたお金である事は言うまでもない。

本日の貧乏記録
電車代・・・1,480円
チケット代・・・4,000円




負けた。

8/21 浦和レッズ vs 清水エスパルス(国立霞ヶ丘競技場)

この日は家族は自宅待機。理由は娘の『夜はヤだな~・・・』。あっそ。いいもん。俺一人でも行くもんね。
てなわけで、カミさん外出のため午前中は子供たちと一緒にお留守番をしていた私が、帰宅したカミさんの『頼むね!』の声を後に出発し、千駄ヶ谷門に到着したのが午後2時過ぎ。炎天下の下、なんとなく場違いな『五体不満足』を読みながら、開門を待ちます・・・・・・

・・・んで開門。なぜか警備員によるチケットチェック(やるんなら、相手側にサポーターが乱入しないように、入場ゲートじゃなくってスタンドの入口でやるべきでしょ。それに、チケットより、バカ野郎の発煙筒をチェックしてよ)。
かくかくしかじかでビジターチケットを持っていた私でしたが、理由を話してそのまま入場。その時にもらった西野選手のカードを見て、『ああ~・・・早く戻ってきて・・・』などと考えてしまう自分が情けない。
ゴール裏に場所を確保してからは、この夏入手したデジカメのテストです。薄暗いコンコースではどうかいな。ナイター照明のもとではどんなもんかいな。ズームは・・・。そんな事をしながら時間を潰し・・・

そしてついに試合が始まり・・・
全開で声を張り上げ、それはゲーム終了を告げるホイッスルが鳴り響く瞬間まで続き・・・。

本日のビンボ臭い話
猛暑。飲物は絶対必需品。
我が家では、プールでも公園でもサッカー観戦でも、氷で薄まった麦茶の入った水筒2本。
これがビンボ臭いかどうかはともかく、裸のペットボトルじゃぬるくなるだろうに・・・と思いますがねぇ。

本日の貧乏記録
電車代・・・新宿までは定期があるので 260円
チケット代・・・ 2,000円
食事代・・・カレーとから揚げで 600円




勝つって難しい!

9/4 浦和レッズ vs ジュビロ磐田(国立霞ヶ丘競技場)

天気予報は雨。東京には雷注意報。状況がよければカミさんも当日券で参戦して家族で応援、という予定でしたが、お昼頃、埼玉は大雨。こりゃ無理だ~・・・というわけで、『めおとサポーター奮戦記』の看板に偽りあり、の状況が続いている我が家ではあります。『国立でお昼』の試合は天気に恵まれませんな~(悩)。
もっとも、東京では開門直前に10分程度と試合開始前にパラパラと降った程度でしたが・・・。

チームの調子がよければ色々と悪戯心も起きてきて、例えば『試合前にお化粧を直すジュビギャルの図』なんてネタを撮影に行こうかとも思うのでしょうが、自分自身、ノリが今一つ。神宮球場に向かう人の流れをぼんやりと見つめて時間を潰しながら、それでもモチベーションは徐々に高まっていきます。

その気持ちは、小旗を使ったパフォーマンスと『We are REDS!』コールの連呼連呼連呼!で一気に噴出しました。でも、反対側から見てみたい気もしたな~。応援全開モードに入っていたので、デジカメを取り出そうかという誘惑に必死で耐えましたが(笑)、磐田サポーターの方で撮影した方はいないでしょうか?
とにかく声は出ていたし(私も出しました。跳ねました)、後半からは会社の同僚がコンパック招待席からゴール裏に移ってきて(←彼女ほったらかし・・・婚期を逃すなよー!)、それはそれは必死の応援をしたのですが・・・。

本日のビンボ臭い話
何が貧乏って、夏休みは何だかんだでお金が飛んでいってしまったわけで。
チームの窮状を傍観しているわけにもいかず、11月の試合のチケットを衝動買いしてしまったわけで。
すっからかん。

本日の貧乏記録
電車代・・・新宿までは定期があるので 260円
チケット代・・・ 2,000円
食事代・・・カレーとから揚げ(またかよ)で 600円




日本一役に立たない遠征ツアーガイド はじめてのえんせい1
電車でGO!編


アウエイ遠征~? とんでもない!
金がかかる! 時間もかかる!
家計に迷惑をかけたり、貴重な子供との休日を潰すような事をしちゃイカン!

と、まあ、サポーターである前にいち家庭人でありたいと思っている私などはこのように考えているわけなのですが、レッズがこんな状況だと、ココロの切迫度は急上昇。この気持ちを、いったい誰が責める事が出来るでしょうか?(←家計をやりくりするカミさんには、責める権利があります…笑)

しかーし! 気持ちばかりが先に立ってもしょうがない。1日1箱のマイルドセブン・ライトと月1回の散髪で、1ヶ月のお小遣いの半分が吹っ飛んでしまう(号泣)サラリーマンサポーターとしては、時間・体力と消費金額のバランスを、念には念を入れて考えるのは、至極当然の事なのであります!

ターゲットは10月30日・神戸!
さあ、ど~する貧乏サラリーマン!

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[警告] これは『日本一役に立たない遠征ツアーガイド』です。
そんなヤツはいないと断言できますが、ここから先の情報を鵜呑みにしないように。
私は責任取りません。

などと言いつつ、手にしているのはJRの時刻表。
恥ずかしながらこの私、出張で新幹線・飛行機は度々利用するものの、申請書に目的地を書き込んで女の子に出すと、30分後にはチケットを手にしている、という有様でして、時刻表を見ても、何がナンだかわかりません(泣)。が、とりあえず、後ろの方のピンクのページにひっそりと書かれていたのは…

乗車券-->東京-新神戸間 9,350円 往復18,700円
(・・・だったかな~・・・9,000円ちょっとだったような気がするな~・・・自信なし)

さらにページをめくっていくと…。
なに? 『片道600キロ以上なら往復で10%割引』? 東京-新神戸間って…たりないじゃん!(怒)
しかし、私は大宮市民。大宮-東京間を足すと片道600キロオーバーです。すなわち、

乗車券-->大宮-新神戸間 9,350円 往復 [割引] 16,840円

おお! この方が断然よいではないか!
遠征常連サポーターなら当然知っているこの事実に辿りつくまでに、2時間を要する。ふ~…手ごわいぜ!(笑)
そう言えば、東京都内に住んでる方が、同じ理由で西明石までの乗車券を買うとか言ってましたけど…。

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新神戸となると、手段は勿論新幹線。安楽手段の代表ですな。
(ひ…飛行機の方が楽? そんなもん、最初っから考えてね~よ・・・)
こいつは、特急券のページに5,240円と書いてあります。…が、そのページの隅に小さく書かれている『自由席の場合は510円引き』という文字を、オイラは見逃さなかった!

なるほど、JRはこうやって、俺のような無知な人間から、自由席を日陰扱いするような表現で搾取しているんだな。
勿論、スタジアムでだって自由席派の私ですから、

新幹線特急券-->大宮-新神戸間 4,730円 往復9,460円

と、こうなるわけですが。

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それにしても、余裕で新幹線を使うほど裕福な私じゃありません。これではマイルドセブン・ライトを2日に1箱に減らすぐらいの手段では、到底太刀打ちできませんがな。

そこで、在来線のチェックに移ります。

行き先は、新神戸ではなく三ノ宮あたりになりそうですが、往復割引との関係は、新神戸と同じ。従って、乗車券の金額も変わりません。
問題は、どれだけの時間がかかるのか、適当な電車があるのか、です。
で、またも時刻表とにらめっこです。すると、『寝台急行富士』とか『寝台特急サンライズ』とか、なんかそれっぽい列車を発見しました。

急行の場合は急行券、特急の場合は特急券が必要です。こいつも例によって自由席が日陰者扱いですが、

在来線急行券-->大宮-三ノ宮間 1,260円 往復2,520円
在来線特急券-->大宮-三ノ宮間 2,830円 往復5,660円

だと。それにプラス、寝台車の場合は寝台券まで必要。ふむふむ。

B寝台券-->6,300円 往復12,600円

た、高っか~~~~! too expensive!
たかだか高さ70センチの寝床に貴賓席並の値段!
私がメチャクチャな誤解をしていなければ、新幹線より高い!
寝床のグレードが上がると1万円コースになり、さらに個室だとまた別のチャージがかかる!
そんなに金を払ってまで、正しい姿勢で寝なくてもヨイです、私は。って言うか、どんな条件だって、眠くなりゃ眠れるでしょーに・・・。

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この時点で寝台の事は綺麗サッパリ忘れた私でしたが、時刻表マニアの気持ちがわからんでもないな~…などど思いつつ、さらにページを手繰って行くと、『大垣行き快速・ムーンライトながら』の文字が。

快速? なるほど、乗車券以外のチャージは不要、と。これはいい!
で、気合を入れてWebであちこち調べていくと、この『ムーンライトながら』、基本的に指定席で、リクライニングもするらしい。寝るには充分。(いわゆる夜行列車ですから、当然ですね)

んじゃあ、所要時間は?

東京23:43→大垣0651(ここまでが『ムーンライトながら』)
大垣07:02→三ノ宮1002(何線か忘れた・・・)

いいじゃんいいじゃん! バッチリじゃん!
大垣で朝飯を食う時間まであるぜ!

ちなみに帰りは、乗り換え最小でも

三ノ宮1826→大垣2129
大垣2308→東京0442

ですから、(15時キックオフで)延長戦になっても全然OKです。乗り換えが面倒でなければ、神戸で晩飯を食うというのもアリ。(金がないので、どっちみち神戸牛なんか食えんが…)

指定席券は、出発1ヶ月前の午前10時発売開始。10月30日の試合に行くためには、10月29日が出発日になりますから、9月29日に指定席券が発売になるわけですな…って、あわわわわ!

コミケの前日には、上京するアニメファン(?)で5分で指定席が完売するらしいですが、万が一指定席が取れなくても、コンパートメント(←私には何の事か全然わからない)を取るとか、ほぼ同じ時刻に走る救済列車(…という言い方を通はするらしい。自由席で、かつシートバックが垂直だそうな。結構キツいかも?)に乗るとか、いろいろ手立てはありそうですが…。

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おっと忘れちゃいけないのが、JRからスタジアムまでの足代。
神戸市営地下鉄というのに乗るらしいのですが、こいつが

[新幹線利用時] 市営地下鉄新神戸~運動公園 360円 往復720円
[在来線利用時] 市営地下鉄三宮~運動公園 330円 往復660円

てな感じです。で、運動公園駅を降りると、右に行けば(あの場内アナウンスとセーラー服のボールボーイで有名な)グリーンスタジアム神戸、左に行けば神戸ユニバ、らしいです。

ふぃ~・・・。気分は西村京太郎だぜ(笑)。

まとめましょう。

[ 新 幹 線 利 用 ] 全交通費=27,020円(家から往復10時間)
[ムーンライトながら利用] 全交通費=17,500円(家から往復24時間)

………うぅぅぅぅぅむ。
1万円で快適さが手に入る。
14時間と痛む体で1万円が浮く。

俺の取るべき道はどっちだ!
安さへの追求を続けるべきなのか!!
ど~する! 苦悩する貧乏人!!!(って言うか、俺)

『………市原臨海でグランパスを応援しようか…』という考えが、頭の中を一瞬、よぎった。

(次回に続く)


日本一役に立たない遠征ツアーガイド はじめてのえんせい2
頭使え!編


自虐的お笑い80%お役立ち20%---
ぐらいの軽い気持ちでアップしたこの『はじめてのえんせい』ですが、驚いた事に20通近いメールを頂いています。お得情報あり、体験談あり、励ましあり・・・。みんな貧乏なのね?(笑)

いやいや、こんな事を書くと感謝していないように思われてしまう(大汗)・・・。
ありがとうございます。情報は参考にさせて頂いてます。ネタにもさせて頂きます。

皆様の親切が身に染みる秋でございますなぁ・・・。

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さて、今回は、いちおう『頭使え!』ってお題です。
前回のテーマが『誰でも思い付く初心者向け』なら、今回は、もう一歩踏み込んだ中級者向けです。
(↑自分で言うな)

おっと・・・その前にまず、前回の訂正を。『ムーンライトながら』利用の場合は、往復18,520円というのが正しいです。恥ずかしながら、指定席券510円を加算しておりませんでした。
なお、体験者によると、乗り味は概ね好評、ただしうるさいかも、というのがほぼ共通した感想のようです。

また、米原から三ノ宮までは「新快速」というのがあるようです。(乗車券以外は不要)
さらに、帰りはJR神戸線を使って夜景を楽しむというオプションも魅力的です。

そんなわけで、非常に心がぐらつく『ムーンライトながら』経由の遠征ではあるのですが、こいつを堂々と打ち破ってくれそうなのが、言わずと知れた貧乏ツアーの代名詞『高速バス』でございます。さすがに大宮発着というのは見つからなかったんですが、東京や池袋から大阪・神戸への直通は各社が1日1往復させておりまして、無視できない存在になっております。

[JRバス]
東京駅←往復割引16,840円→神戸三ノ宮+地下鉄往復660円=17,500円

なんとっ! JRバスの運賃は電車の乗車券と同じ金額(つまり指定席券の分だけ安い)ですが、電車より早く神戸に到着します。高速で大事故でもない限りは、たぶん・・・2時間ぐらいは。(東京発は22:40)

これで満足してはいけません。さらにサーチエンジンを走らせていくと・・・

[阪急高速バス]
池袋駅←往復割引15,190円→梅田+大阪←JR往復780円→三ノ宮+地下鉄往復660円=16,630円

なるほど~。先日の大阪遠征の際に、高速バスの客の7割がレッズサポだった・・・というのは、こういう訳なんですな。納得です。
電車で眠れる私なら、バスでも問題ないはず。毛布やスリッパは用意されているし、もちろんトイレもあるし、禁煙というハナシもありますが、眠っちまえばタバコは吸えないので、喫煙者でもある私ですが、これもさほどの問題とはなりません。

『ムーンライトながら』vs『高速バス』の勝負は、所用時間・金額とも高速バスの快勝です。

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じゃあ、今度は新幹線(往復27,020円・10時間)を勝負の土俵にあげてみましょうか。

最初にご紹介するのは、読者の方からの情報です。チケットショップの活用が前提なので、そういうのがメンドくさくない、という方のための方法かと。それに、このとおりの手順/金額で行ける保証はありませんです、ハイ。あくまでも、体験談という事で・・・。

>まず、新幹線のビジネス券をチケット屋で買う。
このビジネス券、東京-大阪間で、安いとこだと12000円で手に入るんだとか。しかも指定席が取れて(もちろん差額プラスなし)、そいつに乗り遅れても自由席に乗れる、と。
なんだか、夢のような話です。わくわくどきどき・・・

>次に、最寄り駅から「塚口」までの切符を買う。
ビジネス券のポイントは、「東京都区内」「大阪市内」の乗車券がセットになっていることのようです。よって、大阪市内の最終駅である塚口から先(三ノ宮まで)の分は、別途購入が必要ですよ、という事になります。
ちなみに三ノ宮-塚口間は片道480円。

東京都内と自宅の間は定期を持っているので必要なしっ、と。
で、以上を全部足すと・・・

ビジネス券利用 25,620円

がびーん! 指定席でこのお値段! 時間もそれほど変わらない!
頭と体をキチンと使えば、それに見合った結果は得られる、という事ですね。素晴らしい!

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速さ勝負もしてみましょうか。
(前回、飛行機を『最初っから考えてね~よ』と書いたのは、前言撤回します・・・)

あ、お断りしておきますが、少なくともサッカーの試合で遠征するためには心情的に絶対に使いたくない会社の事は、とりあえず無視してます。いくら貧乏人でも、魂までは売りません(断言)。

東京(羽田)-大阪(関空/伊丹) 通常期 16,250円

・・・というのは建て前の金額で、実際には『得売り』だの『早売り』だのがあります。
『得売り』は、搭乗日2ヶ月前からの予約で、予約日を含め4日以内の購入が必要となります。
『早売り』は、搭乗日の2カ月前より(『早売り21』なら)21日前(3週間前の同曜日)までに予約し、予約日を含め6日以内に航空券を購入する必要があります。

なんて、知ったかぶりしてみました(笑)。

実際に使えそうなのは・・・

羽田→関空 JL111(06:30-07:45) 38%割引 10,000円
関空→羽田 JL120(21:30-22:45) 38%割引 10,000円

また、空港まで、あるいは空港から先の足も必要です。

新宿←モノレール経由→羽田 往復1,320円 (なんで新宿かっつーと、そこまでの定期を持ってるから)
関空←リムジンバス経由往復2,600円→大阪←JR往復780円→三ノ宮+地下鉄往復660円=4,040円

です。空港からのルートはいろいろありますが、一番安い(かつ、決して遅くない)ルートを選んでいるはずです。
で、こいつらを合算すると、

飛行機利用 25,360円

ほらほら! ちょっと調べただけで、新幹線より安くなっただよ! 航空業界の苦悩がわかります(笑)。
やっぱ頭は使うもんですな~・・・。

所用時間の方も、こちらの方が少しは短縮できるでしょう。(飛行機は、チェックイン/アウトに結構時間がかかるので、思ったほどの短縮効果はないんですよね・・・)

今回までのまとめです。

[快適勝負]
新幹線        往復27,020円(10時間)手間暇かからず
新幹線(ビジネス券) 往復25,620円(11時間)足を使ってチケットショップを探す
飛行機(得売り)   往復25,360円( 9時間)座席数に限りあり
[貧乏勝負]
ムーンライトながら  往復18,520円(24時間)疲労、競争率高し
高速バス       往復16,630円(20時間)疲労

………うぅぅぅぅぅむ。
どう見ても、俺に合ってるのは高速バスのような気がする。

調べれば調べただけのパターンがあるぞ!
未電化単線地域で育った俺には頭がクラクラだ!!
でも、もう後には引けないぞ!!!

『………まだ調べ残した事がある…』 そっと呟いてみた。

(さらに続く)


日本一役に立たない遠征ツアーガイド はじめてのえんせい3
車出すかぁ!?編


なんかすごい事になってます、この企画。

東京~新大阪9,900円ドリンク付き『こだま』の旅がオススメ(値段と時間のバランスがグー)
『じゃらん』にお得なフリーツアーが載ってます(確かに載っておりました)
羽田までは京急が安い(普段の習性で、モノレールという先入観念あり)
大阪~神戸はJRじゃなくって私鉄でしょ(阪神とか近鉄とか想像もしませんでした)
関空は万博遠征向けだ(伊丹と関空という2つの空港がある事すら最近まで知らなかった)
出張パックは出張じゃなくても使えますよ(宿泊込みならこれがよさそう)
大宮からの直通バスもあるぞい(気がつかなかったですねぇ~、これは)
もっと勉強せい(・・・はい)
お待ちしてます(笑)
等々、親切な助言から無責任な煽りまで(笑)、実にいろ~んな情報を頂いています。
遠征サポーターの数だけ遠征手段がある、ってカンジですね。

しかーーーーし!

公共交通機関は、そのサービスの対価として金を取られるので、その部分も節約したい。
となると、俎上に上がるのは、必然的に『マイカー』となります。

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神戸まで行くのには、当然ですが高速道路を利用する事になります。

…ちょっと考えてみて下さいよ。電車には電車賃、バスにはバス代がかかります。車の場合は、車を買う時点で既に百万円単位でお金を払っているのに、なんで高速道路に金を払わなきゃイカンのだ!?
足代も、維持管理費も、道路使用料も、車の所有&使用にかかる税金も、ぜ~んぶ俺が自分で払うんかい!?

と、この時とばかりにダダをこねてみる私ではあります。(受益者負担という言葉くらいは知ってます、念のため)

閑話休題。
私の家は東北道岩槻インターのすぐそばなので、ここから考えてみましょう。

まず、東北自動車道の終点・川口までが450円。15分もあればOKです。

次に、そのまま首都低速…ではなく首都高速。
都内を抜けるルートはいくつか考えられますが、そのへんは渋滞情報版を見ながら臨機応変に対応するとして、そのまま東名高速に乗る事になります。
料金は700円。2車線+2車線=2車線という斬新な構造のおかげで、どんなに渋滞していても…700円。
まあ、1時間もあれば抜けられるとは思いますが。

別ルートとして、東京外環自動車道、ってのもない事はないですが、わざわざいったん高速を下りて環8を走るのは間抜けのような気がします。料金的にはセーブできますが、それを言い出すと、お前なんで高速使うんじゃい、国道1号線を走らんかいぃ、という事になってしまう…(笑)。

ここから一気に名阪自動車道の西宮を目指す事になります。
これがなんと11,150円。ポルシェやベンツの人は、料金所で万札を2枚出すのでしょうか?
庶民の私は、万札1枚と、千円札1枚と、小銭150円分を、別れを惜しむかのようにそっと手のひらで慈しんだ後に、払う事になります。
距離、536キロ。机上計算では5時間で行けそうな気もしますが、途中には箱根越えもあり、大型トラックも多く、経験者によると『大阪でも5時間はキツい』との事です。だいたい、免許証が何枚あっても足りない。
…という問題ではなく、命あってのサポーターライフなので、無謀な事は考えず、途中で休憩をはさみながらという事になると、8時間ぐらいは考えておいた方がいいのでしょうね。(高速バスだって8時間かかります)

ここから先は全く不案内なので、完全に予想(と言うか適当)。

阪神高速神戸線というのに接続しているようなので、これに乗って生田川まで行く事になるようです。こいつは200円。この生田川、阪神高速の公式サイトを見ると、私が大嫌いな『右から降りる』構造のようにも見えます。
…ヤだなぁ。

で、一般道に下りてなにげに北上すると、おそらく『山麓バイパス』なる見目麗しい看板が見えてくるはずなので、こいつに乗ります。肝心の降りるところは…忘れました(笑)。
まあ、カーナビなんつー便利なものが付いていない私の車ですが、どーにかなるでしょう。
これはMAXでも500円…かな?

スタジアム付近に来れば、あとは車を停めるだけ。駐車場はあります。ヴィッセル神戸の公式サイトによると、1日1台500円というのが随所に散らばっているようです。まあ、この日にオリックスの試合があったりすると別なんでしょうけど、駐車場所についてはさしたる心配はいらない、と断言してしまいましょう。

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ふ~い……

ここまで何キロ? 660キロぉ?
(自宅から、仲間を大宮駅でピックして、てな仮定です)

たぶん、10時間ぐらいかかるような気がします。あくまでも、『絶対に無理はしない』前提でね。と言うより、順調に距離を稼げる交通状況だとしても、10時間はかけたほうがいいと思います。
(どっかのSAで爆睡体制に入ってしまうと、もっとかかるけど…)

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おおっとぉ!
ガス代を忘れてたぜ!

私の車(97年型レガシィ250T-B←旧型です)は、買い物の足にのみ使っていると、エアコンなしの季節でもリッター7キロぐらいです。排気量2.5リッター+フルタイム4WD+AT+それなりに混んだ道路という組み合わせでは、メチャメチャ悪いというわけでもありません。(でも絶対値は決してよくないですね…)
ま、流れのよい高速で足を伸ばせばリッター10キロの大台に乗らない事もないですが、大人4人のフルロードともなると、また話は別。燃料消費量とアクセル開度はほぼ比例関係にありますので、流れに乗るためには、たぶん、燃費はそれなりに悪化するような気がします。

しかもハイオクです。家の近くではリッター100円で入れていますが、よその地域ではどんなもんなんでしょうねぇ。埼玉は、ガソリンが安い地域と言っていいと思うのですが。

余談ですが、ハイオクって、ガソリンのCMや車のカタログでは『プレミアムガソリン』って表現されてますよねぇ。でも、『プレミアム満タンっ!』って実際に言う方はいらっしゃるのでしょうか?
なんか、すっげーこっぱずかしいような気がしますが…気のせい?

そんなこんな(どんなだ?)を考慮して、
燃費リッター7キロ / ガソリンリッター120円
と仮定して燃料代を求めると、おおよそ11,300円かかる事になります。

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以上を全て加算すると…

高速道路代[往復]26,000円 + 燃料代[往復]22,600円 + 駐車場代500円 = 49,100円
(所要時間20時間程度)

…神戸までサッカー観に行くのに、足代だけで5万円かけたらアホですな。

ちうわけで、相乗りが大前提となるわけです。
2人なら25,000円 → 運転手負担24,100円
3人なら17,000円 → 運転手負担15,100円
4人なら13,000円 → 運転手負担10,100円
5人なら10,000円 → 運転手負担 9,100円

あ、こいつは私自身が車を出し、運転手を勤めさせて頂く前提ですので、それぞれの差額は私が『ご苦労様料』として徴収してます(笑)。現実問題として、レガシィに5人は乗りたくない!(よね、やっぱ)ので、神戸に行って帰ってくるには1万円程度で、という事になります。

を~安いやんけ。所用時間がほぼ同じ高速バスの16,630円と比べてもダントツに安い。

ちなみに、燃費リッター15キロ/ガソリンリッター100円(小排気量で時速80キロ巡航ならこのぐらいの数字を叩き出せそう)なんてシチュエーションですと、総額が35,000円程度に収まり、3人集まれば12,000円/人(運転手負担9,000円)。
これだと助手席はナビ、後席の1人は横になって眠る事も出来ます。(←安全上、お奨めしません)

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と、ここまで計算をしたものの、カミさんは、この計画には理解を示してくれません。

  『なんかあったらどーするよ』

そりゃそうだ。
前回までの計算で最も安上がりな高速バスとの差額はたったの6,000円。この差額と引き換えに

  『事故って同乗者を死傷させるリスクを負う』
  『誰かに運転を代わってもらうことによって、そのリスクを他者に負担させる』

ってな事を考えると、気が進まないのも確かです。あ、もちろん年齢無制限・搭傷アリで任意保険は入ってますよ。そういう金銭リスクではなくて、他者に対する道義的リスク、とでも言えばご理解頂けるでしょうか。

ま~、事故の可能性を前提にすると、車の存在そのものが成り立たなくなりますが、他に手段があって、その手段が金額的に納得の行くものであれば、そっちを選んだ方がいいのかもしれませんね。

しかし最大の問題は、のんびりでっかいど~ほっかいど~出身のイナカモンが、生き馬の目を抜く関西交通弱肉強食ルールの中で運転できるんかい!っつー事です。(切実)

………でも、サンルーフからフラッグを出して走り回りたい、という暴走族のようなプランも捨て難い(笑)。

[今回の調査の結論]


・・・って、調べているだけじゃ埒があかないぞ!
早くしないとユニバのチケットが売り切れだ!!
じゃなくってお得プランが売り切れだ!!!

『………もう決めなきゃ…』 気がつくと、寝汗をかいていた。

(結果は、何らかの形でご報告致します)


はじめてのえんせい報告編

10/30 ヴィッセル神戸 vs 浦和レッズ(神戸ユニバ)

試合前夜、母親に怒られる二人の子供と、一人の大きな子供の姿があった。

子供A おとうさん、あした、おしごとぉ?
大きな子供 うーん・・・別のお仕事だけど。
子供A べつのおしごとということは?
大きな子供 ・・・・・・・・・で・でん・で・でん!でん!
子供A うら-わレッズ!!
子供B うら-われっず!!
大きな子供 で・でん・で・でん!でん!
子供A うら-わレッズ!!
子供B うら-われっず!!
大きな子供 で・でん・で・でん!でん!
子供A うら-わ・・・
子供B うら-わ・・・
母親 もう夜なんだから騒がない! 寝なさい!
子供A はーい・・・
子供B はーい・・・
大きな子供 はーい・・・

それもそうだ。明日の朝は早い。
8時7分東京発の新幹線に席を確保するためには、5時起きだ・・・。

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そう、新幹線なのです。
決して安くはない新幹線。読者の方からの情報を参考に色々調べたのにもかかわらず、なぜ新幹線を選んだかと言うと・・・とある親切な知人から、『旅行券を使ってくれぃ』という申し出を受けたわけです。

サポーターという、いわば自己責任の世界で、こういう申し出を受けるのには勇気が要ります。が、反面、ラッキー!ですし(笑)、これで、サポーターとしてアウエイの試合に少しでも力になれれば・・・と思い、その旅行券とやらをありがたく使わせて頂いたのでした。

皆様の情報は、次の機会に有効に活用させて頂きます。ありがとうございました。

--------

そんなわけで・・・
試合当日の朝6時過ぎ。子供たちは、まだ眠っています。が、こんなところを息子に見られたら大変です。自分も連れてけー!新幹線に乗せろー!サッカー見せろー!ギャー・・・となるのは目に見えている。朝っぱらからそんな騒ぎは勘弁ですから、そーっと出発です。
もっとも、タオルマフラーをリュックに結わえ付け、レプリカの上にシャツをはおっただけの格好ですから、見る人が見れば一発で遠征サポだという事はわかるわけで・・・。事実、朝の高崎線車内では、レディアの携帯ストラップを付けたサラリーマン氏に『よろしくお願いします・・・!』と言われてしまいました。

この日は朝から結構ツイてたんですよね。東武野田線・高崎線・京浜東北線と、全て待ち時間なしのドンピシャ。いずれの電車でも座る事ができたし。お目当ての新幹線の自由席は余裕で確保できたし。
東京駅のトイレでは、ペーパーがないという弱った状況に陥りましたが、これも『試合にウンを残しておきなさい』という神の思し召しと思えば、ぜ~んぜん納得です。

もっとも、結局は米原あたりでウンを吐き出してしまったわけで、思い返すと、これが悪かったのかなぁ(涙)。

--------

それにしても、朝の東京駅は、まるで浦和駅のようではありました。待ち合わせの赤い集団がいて、どの車両にも数人の赤い人がいます。後援会が使った8時45分発は、たぶんホームまで真っ赤っかだったのではないでしょうか。いわゆる一つの民族大移動ですな。

途中、窓の外に『サッカーのまち・磐田』という看板が見えました。
・・・そういえば、磐田もアウエイでの動員力があるけど、あれは磐田の人が押しかけていくのだろうか、それとも、例えば大阪の試合では関西在住の人が中心なんだろうか。たぶん、浦和のサポーターとは行動パターンが違うんだろうな・・・などと車中で考えたのであります。

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そうこうしているうちに、新幹線は新神戸駅のホームに滑り込みました。
で、地下鉄に乗りかえての第一印象・・・

なんか、神戸って、ホノボノしてないかぁ~?

なんか、気張らないと言うか肩肘張らないと言うか都会ズレしてないと言うか・・・。女子高生がみんな違う顔をしていたからかなぁ(笑)。とにかく、雰囲気的には好感度大!です。

ところで、途中の駅で降りた(たぶん)地元の方が、降り際に『あっ!おばちゃんだ!』と言い残していきました。同行の姉(しっかし家庭をほっぽらかして神戸に遠征する姉弟・・・病気だぜ、こりゃ)と二人で『まさかねぇ・・・』と言い合っていると、隣の車両に赤い影が・・・! おばちゃんがいた!

その後、おばちゃんは再三我々の前にいきなり姿を現してくれましたが、それにしても、サッカーファンではなさそうな神戸市民の方にまで知れ渡っているおばちゃんって、いったい・・・(汗)。

※おばちゃんを知らない人は・・・知らないままの方がいいでしょう(笑)

ホノボノ感は、試合中も強く感じました。
レッズサポーターが青筋を立てているその前の通路を、地元の子連れの方や初老の夫婦や小学生3人組が、ふら~りと通り過ぎていきます。試合中に、です。点でも入ったら大騒ぎのゴール裏、巻き込まれたら大変な事になりそうな気もしますが、普段のユニバは殺気だった雰囲気とは無縁なんでしょうね。

でも、レッズサポーターが静寂を破って一斉にコールを始めたその瞬間、私の目の前の通路を歩いていた品の良さそうな紳士が、『うぉっ!なんやこいつら!』と言わんばかりに顎をガクンと落としていたのには笑いました。

--------

さて、今回の遠征には、もう一つの重要なテーマ(笑)がありました。それは、とあるネット上の掲示板で教えて頂いたそばめしを食す事!です。

レッズサポが出した 関西なんかに負けへんで! という横断幕にひとしきり笑った後、初めて訪れるユニバの構造を把握するのに手間取りつつバックスタンドにたどり着くと、そこに『そばめし』の文字を発見しました。が、ひとつの山は既に消え去り、もう一つの山には4個しか残っていない。私の前に並んでいる人が注文する。『そばめし2個や』

おいおいおいおいちょっと待てよ!
お前、今、関西弁しゃべっただろ!?
地元の人間は食わんでよろしい!
ビジターを優先せんかい!
俺はそばめしを食うのを楽しみにしてたんだぞ!

・・・・・・・・・・・・

まずい。他の列の人にそばめしを注文されたら終わりだ。
早くしろ早く。早くお釣を出さんかい。早く早く早く。
ヤバイ、隣の列が次の人になった。ここでそばめしを注文されたら終わりだ。
どうするどうするどうする?

そ、そばめし2個下さいっ!

ダセっ。声が裏返っちまった。

・・・・・・・・・・・・

・・・げっ、沈黙だ。売店のおばちゃん、怪訝な顔してる。
『なんやコイツ、もうちょっと待たんかい。まだお釣も出し終わってないやんか、ボケぇ』とか思ってるんだろうなぁ。
まあいい。神戸まで来て遠慮しても始まらない。旅の恥はかき捨てだ(笑)。

そばめしを?

2個。
だから2個だって言ってんだろ。
別に1個でもいいよ1個でも。
ダメとか言うなよ。

はーい、2個で千円でーす。ありがとうございまーす。

ほい、千円。
よっしゃぁーーーーーーーっ!

・・・ほっ。それにしてもこのそばめし、謎多き存在であり、また密かなブームでもあるようです。
『やきそばと、そばめしっていうのがあるんだけど、どんなのかわかんないんだけど、どっちにする?』だとか、『スイマセン・・・なんかもう売り切れちゃったみたいで・・・スイマセン』などという会話が、レッズサポーターの間では交わされていました。

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個人的に最も好きな『好きにならずにいられない』でスタートした、試合でのサポートを何も描写しないのも不自然ですな。

いつもの事なのですが、試合前はまったく負ける気がせず(能天気とも言う)、1点取られてもまったく怯ず、立ち上がり、頭上に手をかざし、腹の底から大声を張り上げ、飛び跳ねていたわけです。
まあ、そのために『はじめてのえんせい』を決行したわけですから、特にどうという事のほどでもありません。

けど、2点目を取られて・・・。

一瞬消えかかった周囲の歌声が、次の瞬間、湧き起こりました。悲しみと怒りと絶望と・・・しかし信頼と希望と愛情もが確かにブレンドされ、再び力強く発されるその声を耳にして、私は不覚にも涙を流してしまいました。こんなにも愚直な愛情表現をするレッズサポーターが、この時ほど愛おしいと感じた事は、かつてない事でした。

いっときの感傷? アウエイの心理?
そんな風にテレ隠しするのは簡単です。しかし、私は自分に正直でいたい。
レッズがレッズであればあるほど、私もまた、痛いほどにレッズなのです・・・。

結果的に自分を再確認する事になった私は、試合後も平静でした。試合の結果と自分の気持ちは別物です。うなだれる選手への罵声も飛んでいましたが、私の気持ちは『次も一緒にがんばろう!』です。

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この日は、ネット上で知り合った方々との初対面の日でもありました。

いいトシこいてゴール裏でこぶしを振り上げるタイプの私ですが、普段のスタジアムで一緒になるのは、家族や、ごく限られた友人だけ。
そう、私って結構シャイなんです(笑)。ネット上では雄弁なのに・・・。

でも、この日はとてもリラックスできて、短い対面時間でしたが、とても楽しいひとときを過ごさせてもらう事ができました。リラックスし過ぎて、すんげー失礼な事を言ったような気もする・・・(汗)。

『では、また!』
挨拶を済ませた私は、さっぱりと帰途に着きました。
袖なしのシャツに半袖のレプリカ。ですが、体も心も、不思議と寒さを感じません。俺はレッズだ。試合結果など関係なく、誇りを持って堂々と赤い正装で帰るのがよかろう。

そうそう。今回の遠征で、腹の立った事をひとつ報告しておかねばなるまい。
帰りの新神戸駅構内にて、 試合に負けたんだから、これもマケてくんない? という、俺様の心の叫びに対して、 ははっ とアシらったお前! そう、KIOSKのお前だ! ちゃんとツッコまんかいボケーーーー!

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本日のビンボ臭い話
神戸に行って、食べものの話題が『そばめし』オンリーってのを聞けば、わかるでしょ。
それに、なんたって、神戸まで水筒持参で行ったんだから(笑)。

本日の貧乏記録
交通費・・・大宮~新神戸間の往復割引乗車券+新幹線特急券+地下鉄-旅行券2万円分 6,960円
チケット代・・・交通費が浮いたので2人分 2,000円
飲み食い代・・・同上で 4,860円
お土産代・・・そうは言ってもカミさんにも迷惑掛けてるしぃ 2,400円




たかが1/30 されど1/30

11/17 浦和レッズ vs JEFユナイテッド市原(駒場)

重い。空気が重い。

平日だというのに開門前から長蛇の列ができあがっている駒場スタジアム周辺の雰囲気は、今までとは明らかに違っていました。
会社を サボって きちんと休暇申請をして、午前10時頃に東入場口に並んだ私の気持ちも、同じ。
それは、私自身の駒場参戦が実に11ヶ月ぶりだからなのか、それとも、熱い駒場の中でもよりいっそう熱い東側(いわゆるホーム側)ではじめて戦おうとしているからなのか・・・。

平日でこんな列ができるのはいつ以来だろうね・・・。
そんな会話も聞こえてきます。

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お昼過ぎ、携帯に電話が。数日前から、バトル道場の陰で地味な鞘当てをお互いのサイトで展開していたAZZURRAの管理人、JEFサポーターのDAI氏です。
応援するクラブが互いに死闘を繰り広げている中で、こういう関係は本当に貴重です。そうは思いませんか?
相手クラブは敵ですが、相手クラブのサポーターを敵と言い切る感覚は私には持てません。ましてや、状況的に、お互いの苦悩はよくわかっているはず。敵サポに対して戦友のような感覚を覚える人がいたからといって、それを責める事などできましょうか・・・。

とは言え、この試合の結果がどうあれ、試合後に顔を合わせるのは無理というもの。早速のご対面です。
1時間も話したでしょうか。最後は握手で別れ、私は並びの列に、DAI氏は浦和駅へ・・・。

午後4時半、ようやく開門。ゴール裏の自由席=いわゆる雛壇を目指していた私と姉(今度は姉弟して会社休んでやがる)でしたが、場所をキープできず。結局、10番ゲートと11番ゲートの中間あたりの立ち見席の階段が定位置となりました。駒場をご存知の方なら、ホーム側のトイレの上のいちばんバックスタンド寄り、『エコ計画』看板の上あたりと言えばおわかり頂けるでしょうか。

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キックオフが近づくにつれて、あたりの空気は鉛のように重さを増していきます。
それは緊張感であり、プレッシャーであり、不安。
周囲は優勝争いそっちのけで決戦ムードを煽りますが、レッズにとっては『勝ってやっと横一線。負けたら・・・』という位置付けのゲーム。いかに戦闘モードに入ろうとしても、その『不安』は常に頭をよぎります。

それでも、徐々に気分は高揚していきます。
駒場には珍しく(初めて?)スタメン発表前から応援が開始され、盛大なフラッグパフォーマンスが繰り広げられます。2階席から降りてきたデカ旗が視界を妨げます。コールや歌は、かつて聞いた事のないような怒号、いわば雷のような激しさで表現されます。そして、一斉に向けられた報道カメラ・・・。

・・・私には、発煙筒を非難する資格などないのです。あれで私の心にも火が着いてしまったから・・・。

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神戸戦までの縦ハネが『つま先を地面に付けたままの縦ハネもどき』だとしたら、この日の自分は『両足が地面から浮く真性縦ハネ』とでも言いましょうか。

一瞬、我に返ります。
普段はスーツを着て通勤電車に乗って会社勤めをしている私。
何かに取り憑かれた様に跳ね、歌い、叫ぶ私。

『この期に及んで何を考えているのか! これがいちばん伝わりやすいサポートじゃないか!』
次の瞬間、違和感は消え、ただのウルトラオヤジに戻っていきます・・・。

--------

自分に残っているのは、自分のサポートに対する満足感と、次の試合の事と、疲労。
安堵感も、喜びも、ほとんど感じる事はありませんでした。

北浦和駅への道すがらは、足を運ぶのがやっと。
精神的にも、肉体的にも、つらい苦行のような『たかが1/30』。
こんなギリギリの戦いを、あと3回しなけりゃいけないなんて・・・。

気が遠くなりそうでした。

本日のビンボ臭い話
お弁当持参。いくら戦闘モードでも、お弁当は子供のお弁当箱なのだ♪

本日の貧乏記録
チケット代・・・ 2,000円
飲み食い代・・・おやつ(笑)とカップラーメンで 638円




満腹感にはまだ早い!

11/20 浦和レッズ vs ベルマーレ平塚(駒場)

軽い。空気が軽い。(笑)

そりゃそうだよな。あの市原戦のテンションを、中2日で再現できるはずもないです。

しかし、いくらテンションが低いとは言っても、私自身は椅子に座ってゆるゆると応援するつもりなど毛頭なし。
休日の東側の並びがどういう状況なのか知らない私は、有り難い事にカミさんが早起きして作ってくれたおにぎり4個のうち1個を早くもパクついて、これまた有り難い事にカミさんが運転する車に乗って、朝5時半(まじ?・・・)には駒場着。暗い。寒い。そりゃそうだ。季節は晩秋から初冬へと移り行く最中です・・・。

--------

フルボリュームでのラジオ体操に悩まされつつ、ウトウトしていた朝7時。カミさんからの電話で目が冴えてしまった私は、平日なら朝食の時間帯という事もあってか軽い空腹感を覚え、早くも2個目のおにぎりに手を出す。

朝7時半。『無料でトン汁をご用意していま~す。よろしかったらどうぞ~』の声。
サポーター有志か、後援会か、それともスポンサー様のご好意か。こんな事が行われているとは知らなかったが、寒い中のトン汁とは有り難い。さっそく頂く。トン汁をすすり込みながら、3個目のおにぎりを食べる。

すっかり食欲魔人と化した私は、おやつの時間に最後のおにぎりを平らげてしまいました。こんな事でいいのか?・・・と一瞬自問するが、食いたいものはしょうがない(笑)。

--------

午後1時半、開場。当然のように、この日の手荷物検査は厳しい。
・・・と言っても、入場者全員に対して厳格に、というわけではなく、特に列の進みが遅いという事もなく、間もなくスタンドへ。今回は回り道せず、一気に立ち見席を目指しましたが、やっぱりスペースはなし。やむなく階段に場所を確保しましたが、そこは市原戦での場所よりさらに1ブロックだけゴール裏寄りの位置。隣は、ウルトラ君たちのブロックです。

それにしても、立ち見席って前後の間隔が妙に広いんですよねぇ。前後2列に詰め込んでも安全上の問題があるとは思えないのですが、アウエイ側の立ち見席で経験した事のあるシミスポによる場所詰めは、なし。おかげで階段にも通路にも人が溢れています。1階席後方の通路なんて、ピッチがほとんど見えないはずです。
あれ、なんとかならないもんでしょうかね。なんか理由とか、暗黙のルールでもあるんですかね。
(と、ここに書いてもしょうがない)

なんでこんな事を言うかというと、半畳ほどの狭い場所に2~3人いるわけで、心ゆくまで跳ねれないから(笑)。
ウルトラ君たちは、手がぶつかって骨折したりする事もあるらしいですが、ウルトラゾーンを一歩離れると、そこにはオジサンオバサンもいるし(っつーか、俺もオジサンか)、子連れが階段を歩く事もあるし(恐いもの知らずだよな。自分の安全は自己責任だが子供の安全は親の責任。俺にはできないですね)、そういうものに対する気配りくらいはかろうじて残している私ではあります。

--------

で、今回は食う話ばかりで申し訳ないんですけど、場所を確保して間もなく、同行の姉が『おなか減ったからなんか買ってきて。並んでくれたお礼におごるから』というので、『ヲイヲイ俺はまだ腹へってねーぞ』と思いつつも、お約束のベストイレベンとカップラーメンを食す。しかし、腹へってないのに、何でラーメンまで食うかね、俺は。

おかげで、お腹パンパンの状態で試合に臨む事になってしまった。油断するなと言いつつ、お腹いっぱいで試合に臨むあたり、油断だらけです。試合が終わる頃には、運動したおかげでいくらかこなれたのですが(笑)。

まあ、物理的に満腹なのはいいのですが、精神的に満腹感を得るような状況ではないわけで、次はもうちょっと考えないと。等々力でのゲームは感謝祭とかでお祭り気分がいっぱいのような気もするけど、レッズサポーター的には『お祭りぶっ壊す』ぐらいの気持ちで望みたいですな。(あくまでも気持ちよ)

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帰り道。歩行者誘導のおねーさんをからかったりしつつ歩いていると、咽の渇きをおぼえました。
すると・・・・・・おっ! コーラの500ミリリットル缶が120円! ラッキー!

しかし、1日中食ってばかりの私に、これは多かった。試合前に飲まなくてよかった。これでは、飛び跳ねたり瞬間やコールの時に『・・・げっふ』となるのは目に見えている。
パ・パン・パ・パン・パン 『うら~わ・・・げっふ』
これがホントの気が抜けた応援とかなんとか言いながら帰途につく私の足は、市原戦よりもずいぶんと軽いものでした。

本日のビンボ臭い話
おごってやると言われると、体が欲していないカップラーメンまで買ってしまう私・・・

本日の貧乏記録
チケット代・・・ 2,000円
飲み食い代・・・帰り道の缶コーラ 120円




俺たちゃ遊びに来たんじゃねぇ!

11/23 ヴェルディ川崎 vs 浦和レッズ(等々力)

じりりりりり・・・・ん。
じりりりりり・・・・ん。
じりりりりり・・・・ん。

目覚し時計に目をやると、朝4時だった。外は真っ暗だ。眠い。眠すぎる。

じりりりりり・・・・ん。
じりりりりり・・・・ん。
じりりりりり・・・・ん。

いやいや、うだうだしてる場合じゃない。だいいち、このまま目覚し時計を鳴らしていては、家族が起きてしまう。
さあ、布団から出なきゃ・・・。

--------

『げん、ほら。起きてゥ』
『げん、ほら。起きて!』
『げん、ほら。起きろ!』

いかんいかんいかん!
目覚し時計に目をやると、4時20分になっている。カミさんの声に飛び起きた私は、ようやく気がついた。
『今日は川崎戦だ!』

つーわけで、眠い目をこすりつつ布団から出た私が家を出たのは、なんだかんだで5時過ぎ。やはり、外は暗い。しかし、眠いにもかかわらず、それほど寒くは感じない。
が、それはともかく、勤労感謝の日、すなわち家族が俺様を敬い奉るべき日に、なんでこんな時間に歩いているのだ。これでは家族から尊敬など受けるわけがない。ただのサッカー馬鹿だ。しかしまあ、俺様が稼いだ給料だ。少ない小遣いからチケット代を出しているのだ。だから、やっぱり、これでいいのだ。

↑眠いので、考える事も何やら支離滅裂である(笑)。
東武野田線の朝二の電車を捕まえ、大宮で埼京線に乗り換え、間もなくして、私は爆睡体勢に入った。

--------

あまりの眠さにボケボケになっていた私は、渋谷で山手線から東横線に乗り換える際に、なぜか駅から出てしまうという情けなさ。それでもなんとか眠らずに、武蔵小杉に到着した。時計は7時を指していた。
駅から等々力競技場までは歩き。初めての等々力だが、多分こっちの方だろう、といった感じで適当に歩く。
それにしても、勤労感謝の日、すなわち家族が俺様を敬い奉るべき日に、なんでこんな時間に・・・。

↑眠いので、考える事がくどい(笑)。
まあ、なんとかスタジアムにたどり着く事ができた。

--------

この日は、ヴェルディ川崎30周年記念大感謝祭だかなんだかで、イベントはあるわ屋台は出るわ。そんな事は百も承知のレッズサポーターの並びの列からは、荷物を積んだ車が通るたびに『おでん置いてけ~!』『どーせ俺たちが全部食っちゃうんだからよ~!』などと声が飛ぶ。

失礼ながら、満員とは程遠い状況が続いている等々力。慣れていないのか、何度も列詰めが行われる。それも、列の後方を詰めてから前方を詰め、さらに後方が・・・という手際の悪さである。そのたびに、列から『詰めるために並んでんじゃね~ぞ』という声が上がる。

・・・などと書くと、あぁ、やっぱりレッズサポはタチが悪い、と思われそうだが、もちろんこれは冗談交じりである。

開門直前。
レッズサポーターのコールリーダー的な存在である、URAWA BOYS の面々が到着する。JEFサポーターは浦和駅から黄色いハッピを着て駒場にやって来たが、こちらは柄の悪そうなウルトラなニイちゃんが集団である。スピーカーを持ち、ゲート旗を掲げ、工事現場でよく見かける赤いカラーコーンを背負い、どう見ても焼けこげた緑の旗や足場用の鉄パイプとくりゃ・・・

・・・どうみても物騒である。物騒ではあるが、開門前にスタジアムの外で一緒になってグレートエスケープを歌い、『We are REDS!』と連呼する私たちも私たちである。『見た目フツーのやつ』も、サッカーに対する盛り上がり方は、同じようなものなのだ。試合の時でも、『見た目フツーのやつ』が『見た目コワソーなやつ』と一緒になって立って大声を張り上げているのだから・・・。
良識派が見たら目を疑うような場面かもしれないが、無秩序に暴れまわるわけでもない。相手チームのサポーターを威嚇するわけでもない。実も蓋もない言い方をすれば、内輪で盛り上がっているだけである。

だいたい、レッズサポには祭りなど関係ないのである。戦いに来たのである。まあ、つまらんDJで盛り上げを図ったりするよりは、よっぽど『正統派サッカー的お祭り気分』ではあるのだが。
それに、感謝祭を盛り上げるために、入場の際には『ポンチョ!ポンチョ!』とワメイタし(入場者には緑のポンチョプレゼントだった)、お楽しみ抽選会のハガキや配られたスナック菓子もあらかたレッズサポがもらってあげたし、アツアツの豚マンやおでんも食った。DJブースに向かって『優華出せや~』などと声もかけてあげた。
これだけ祭りに協力すれば、川崎の営業担当者も御満悦だろう。

・・・やはりタチが悪い。

--------

試合は、疲れるの一言だった。
7日間で3試合。しかも延長。声は出なくなり、飛び跳ねる際のジャンプ力は落ちてくる。
それでも、終盤に追いつかれての勝ち点1に落胆はしていないし、怒りも焦りもなかった。
いや、正確には、みんな、心の中にあるモヤモヤを押え込んでいるのだ。

ただひとつ、問題があるとすれば、それは私の体調だろう。
人間、三十代も半ばになると、色々と問題も出てくるのだよ(涙)。

--------

夜8時。帰宅。
カミさんの第一声は、『ご苦労様!』だった。
ちっ! 会社から帰ってきた時にはそんな事言わないくせに、試合から帰ってきた時は『ご苦労様!』かい。なんか、言う事が反対なんじゃないの・・・?

まあ、いいか。
カミさんにしてみたら、ゴール裏で立って大声で応援はしたいものの、この状況で子供をゴール裏に連れて行くわけにもいかず、彼女なりに歯がゆい思いをしているのだ。

そう考えてみたら、レッズサポーターの夫婦にとって、これほど勤労感謝の日にふさわしい言葉はないのかもしれない。

本日のビンボ臭い話
1,500円のスタンディングじゃなくて、2,000円の2階席だぞ! どーだっ!(笑)

本日の貧乏記録
チケット代・・・2階席で 2,000円
交通費・・・新宿~武蔵小杉往復 680円
飲み食い代・・・豚マン2個&帰り道の午後の紅茶 736円




天国から奈落の底へ・・・・・・・

(まえがき)
いまだショックから醒めやらない状況ではありますが、あえて記録を記す事によって、心の整理を付けたいと思います。
身も心も疲れ果てた『ファイナル・ファイブ』の結末です・・・。

11/27 浦和レッズ vs サンフレッチェ広島(駒場)

試合前日。夜8時半。

駒場スタジアムの周りには、すでに沢山のテントが出ている。駐車場に停められた車のほとんどには、レッズの小旗やバンダナやマスコットが付いている。もちろん、俺の車も例外ではない。

あちこちのテントのラジオから、サポートソングが聞こえてくる。
買い出しのカップルが、それを聞きながら歌を口ずさんでいる。

特別の事じゃない。いつもの駒場だ。
それを確認して、帰途に就く。

試合当日。朝4時起床。

残り5試合になってから、試合の日はいつもこんなものだ。
駒場に到着したのは5時前。眠い。そして何よりも、寒い。

冷たいビニールシートの上でうとうとしたところで、ラジオ体操の音で目が覚める。

♪新しい朝が来た 希望の朝だ

人の気も知らないで、能天気な歌だよな・・・と、これはもちろん私の八つ当たりである。

7時頃、この5試合を一緒に戦った姉が合流。8時には列の移動が始まる。やはり、最終戦という事もあって、人の流れはいつもより激しいようだ。

9時、10時、11時・・・。時計の針が進むと共に、より一層の寒さを感じる。晩秋ではなく初冬の張り詰めたような空気のせいか、それとも、過緊張のせいか・・・。

--------

12時、開門。入場するまでには30分を要した。
何の疑問も躊躇もなく、平塚戦の時と同じ場所に ~それは階段なのだが~ スペースを確保する。

欠伸が止まらない。トイレが近い。震えが止まらない。
不安と言うより、恐怖に近い。
きっと、市原と福岡のサポーターも、同じような重苦しい緊張感を味わっているのだろう。そう思うと、いくらか楽になった。

--------

午後3時前。応援が始まる。ごくごく普通に応援が始まる。バックスタンドのパフォーマンスは市原戦以来の恒例だが、こと立ち見席については、特別な事はない。

聞いた事のないようなウォリアー。全開のグレート・エスケープ。怒鳴る。跳ねる。早くも目眩がする。
ふと左を見ると、声の出ていない人はいない。跳ねている人間も多い。バックスタンドで座っている人も、両手を振りかざしてコールに参加している。

やっぱり特別だった。

--------

苦しかった。いつの間にか、びっしょりと汗をかいていた。
そして、90分が終わった。

間抜けな事に、俺は市原と福岡の試合結果を知らなかった。
市原の90分勝利と福岡の敗戦を、俺は全く疑っていなかった。しかし、場内から失望の雰囲気を感じ取る事はできなかった。誰も帰途に就こうとはしない。

もしかしたら、まだ望みはあるのだろうか・・・と思った。
実際には、ピッチの上で繰り広げられていたのは、望みのない戦いだった。
しかし、応援が止む事はなかった。きっとだめなんだろうな・・・と思いながらも、とにかく目先の試合に勝利したかった。あれこれ考えている場合じゃなかった。

--------

Vゴール!
本能的に、ガッツポーズが出た。残留争いの事を思い出した。一瞬、天にも昇るような気持ちになった。

福田がしゃがみこんだ。選手は背中を丸めていた。
ようやく事情が飲み込めた。劇的なVゴール勝利の瞬間に、地獄に叩き落とされたようだった。

それでも、俺は心の中で現実に抗おうとしていた。
もしかしたら、選手たちは精根尽き果てて、喜ぶ気力も失せているのかもしれない。
しかし、うな垂れる選手に『下を向くなー!』という声がかけられるのを聞いて、自分の浅はかさを呪った。

不思議な事に、こんな結果になっても、失望とか怒りはなかった。
周囲のほとんどのサポーターが、同じように思っていたはずだ。

We are Reds! We are Reds! We are Reds!

コールを始めたら、涙腺が壊れた。3回コールしたところで、声が出なくなった。

--------

それから冷静さを取り戻した。気が付くと、体中が痛んだ。疲れた。座りたい。でも、座らなかった。
選手の場内一周も終わり、後片付けが始まるピッチを見つめていると、不安になった。

そして、辛すぎる11日間が終わって、少しだけホッとした。
休みたい・・・と、心から思った。

--------

(あとがき)
いかん、書いてて涙ぐんでしまった(笑)。やっぱり、あれから24時間しか経っていないから、ナマナマし過ぎる。一方、うちのカミさんも、フッ切れた風を装いつつ、不意に涙を流すという精神状態に陥っております。
誰か、この情けない夫婦を一括してやって下せぇ(笑)。

本日のビンボ臭い話
降格のショックを感じつつ、『くっそー、定期忘れちまったぜ・・・』と冷静に怒ったのは私です・・・。

本日の貧乏記録
チケット代・・・ 2,000円
交通費・・・定期を忘れたので 310円
飲み食い代・・・パン2個とカップヌードルという粗食に耐える 596円
薬品(酢酸ヒドロコルチゾン配合)・・・ラスト4試合で俺の体に巣食った腫瘍に打ち克つために(涙) 1,980円

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降格にあたって

浦和ライフ ] TB:- | CM:- | 編集  1999/11/27(土)  12:00
(GEN)
娘が産まれたのが'93年。それより半年早く始まったJリーグ。
そうか。考えてみれば、レッズの歴史も、たかだかその程度なのだ。6歳の子供が、親の期待に完璧に応え得るだろうか。いや、そんな事はない。
でも、惜しみなく無償の愛情を注ぎ、しかし甘やかす事なく、そして多くの友人に囲まれていれば、いつかは報われたと感じる時が来るだろう。正直言って、ショックは、ある。しかし、家族への愛情は、変わる事がない。浦和レッズのサポーターである事の誇りには、微塵の揺らぎもない。
今日、駒場で流した涙は、悲しみの涙ではなく、愛情の涙だ。今までよりもいっそう愛してるぜ、レッズ。

(Kinu)
浦和レッズというチームがなくなったわけではありません。レッズのサッカーが観られなくなったのでもないのです。
J2に落ちたら、1年後、またJ1に這い上がってくれば良いのです。J1だろうが、J2だろうが、レッズはレッズなのだから、私は応援し続けたい。
・・・浦和レッズが好きだから。
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代表戦の次は・・・

浦和ライフ ] TB:- | CM:- | 編集  1999/11/07(日)  12:00
筋書き通りのドラマだった。約束された勝利だった。初めて聞くトルシエ・コール。オーバーアクションで応えるトルシエ。いい光景だった。

でも・・・当たり前のように勝利に酔い、喜び、歌うニッポンサポーターを見て、なぜだか羨ましくなった。満場の国立の中で、自分だけが浮いているような気分になった。もちろん、原因は分かっている。その気持ちを振り払うように、帰り際、同行したJEFサポの友人に『17日は負けねぇぞーっ!』と宣言した。すると、近くにいたレッズサポらしき人が呼応した。なんだ、みんな同じなんだ。そう思うと、違和感は消えた。
そんなサポーターが、大勢いるはずだ。浦和にも、市原にも。ここにも、あそこにも。
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勝つだけ

浦和ライフ ] TB:- | CM:- | 編集  1999/11/03(水)  12:00
(Kinu@元気で~っす! 生きてま~っす!)
今の浦和には、"負け"という言葉はありません。ただ"勝つ"だけです。
市原に、浦和の底力を見せつけようではありませんか。市原に、浦和サポーターの底力を見せつけようではありませんか。
最後に笑うのは、レッズです。
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威風堂々

浦和ライフ ] TB:- | CM:- | 編集  1999/11/01(月)  12:00
疲労感の残る体と心で、ちょっと、考えた。
我々は、選手に対して『戦う姿勢を見せろ』だの、『もっと気持ちを前に出せ』だのと言うわけだが、サポーターとしての自分を振り返ってみた時に、果してそんな事を選手に言う資格があるのだろうか?・・・と。
いや、『資格』などという言葉は適当ではないかもしれない。自らをサポーターと称する時、そこには良く言えばプライドが、悪く言えば自己満足がある。いずれにしても、サポートというのは極めて私的な行為であり、自分の価値観で他人の行動を規定する事などに全く意味はないのだから、私が資格の有無を問うのは、私自身に対してだけである。
選手に要求をする前に、私は自分に要求したい。

ピンチに悲鳴を上げて危機感を増幅するな。

ミスに溜息を漏らして脱力感を再生産するな。

スタジアムでは毅然とした態度であれ。悠然とした態度であれ。

どっしりと構えたオヤジ・サポであれ。


そう、『威風堂々』。私は、そんなサポーターでありたい。こんな時だからこそ。
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