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上海遠征記

[赤]戦闘記録 ] TB:- | CM:- | 編集  2007/04/30(月)  12:00
人生で最初の(そしてたぶん最後の?)サポーターとしての海外遠征。あくまでもサポートが目的なので、その過程云々はオマケに過ぎず、「勝ち点1」という結果だけが事実。

とカッコよく言い切ってしまうと実も蓋もないのでw、老後にニヤニヤと思い返すことができるように、ここに上海遠征を書き記しておこう。


出発前日まで

1月末。試合まで3ヶ月近くあるこの時期に、ツアーを選ぶ。
出張続きの日々で溜め込んだマイルがあるのに、なんで高くつくツアーかというと、新婚旅行以来15年以上も海外経験がない、中国語も麻雀用語以外は全く喋れない、そもそも田舎モノなので単独行は無理・・・等々の理由である。
料金ははっきり言って割高。あとになればもっと安い対抗ツアーが出てくるのはわかっていたが、チケット争奪戦などから想像するに、安いツアーが出てきたときに争奪戦となることは明らか。そうなると仕事持ちの身としては争奪戦に勝てないということもわかり切っていたので、あとあと後悔することのないように、とにかく足を押さえる、そういう判断だ。
手付け3万、足確保、である。

が、結果的には、このツアーは最終的にはキャンセル。3月に入って出てきた3万ほど安いツアーが余裕で確保できたからである。
最初のツアーの手付金3万は戻ってきた。新しいツアーは手付けを入れて残金を入れて・・・都合4回も銀行に足を運んでしまった。入金確認とかがないので果たして申し込みが受理されているかどうかかなり不安だった(だったら旅行規約だか何だかを読めって話なんだが、そういう面倒なことはしない)が、出発の10日前には旅行の栞が送られてきて、決まりきった出張は別にして旅慣れしていない俺は、ヤレヤレ・・・。

残る唯一の懸案であったゲーフラの棒(園芸棒なんて機内に持ち込めないし、預けるのも面倒で面倒で絶対にヤダ)はリュックに入る塩ビパイプをジョイントで繋ぐ目論見だったのだが、東大宮のドイトに売っている中では最も細い外径13mmのパイプでは旗の袋に収まらず・・・。
と、ここまでは過去のコラムに書いてきた話である。で、結局ゲーフラ棒はどうしたかというと、袋を再びミシン掛けしてくれとはカミさんには言えず、しょうがないので手持ちの赤いガムテに加え、カミさんに白いガムテを買ってきてもらい、それを持参することにする。これが24日の朝の状態。夜にはいちおう持ち物準備なんかして、1時頃就寝。


試合当日・試合前

朝5時起床、6時前に家を出て、2時間半かけて七里→柏→我孫子→成田と乗り換えて空港へと向かう。荷物はリュック1つに 着替え(パンツ・靴下・Tシャツx2)/マフラー/レプリカ(念のため)/旗/30cm13φの塩ビパイプx10/塩ビジョイントx8/赤ガムテ/白ガムテ/ツアー書類一式が入った封筒/パスポート と、まあこんな感じ。あとはカメラ用の携帯、suica、財布に1万5千円(少なっ!)、ホールズとガムがポケットの中。グッズは一切身につけず。いつもと違うといえば、普段はしない腕時計をしたことぐらいか。と言っても実は心拍計なんだが・・・w
柏駅のトイレでハンカチ忘れに気が付き、ついでに洗面道具忘れにも気が付いたが、手はジーパンで拭けばよいし、ホテルに歯ブラシぐらいあるだろうし、なくても死ぬわけじゃないw

などとやってるうちに8時30分ごろ成田第2ターミナル着。ひとしきり迷って、ツアーのカウンターに辿り着く。ツアーはお馴染み 阪急交通社・赤い稲妻大作戦 の1号車。

中国東方航空という聞いたことのない会社のMU272便(オンボロ)で11時くらいに出発。機内の寒さと乾燥とスッチの素っ気なさっぷりは予想通り。全く言葉が通じないなら別だが、中国人スッチとも中途半端に日本語が通じるので日本語でのコミュニケーションを期待すると、「ハァ?」とか言われて裏切られる。

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一眠りして起きた頃に出てきた機内食は、ご飯とお寿司と蕎麦と大福というカーボローディングなセット。カップは結局使わず。わけわかんねぇ。

たぶん14時過ぎくらいに上海浦東空港着。日本との時差は1時間だが、自分自身の時計を合わせなかった都合上、以降も日本時間で話を進める。

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写真は「外国人通道」・・・入国管理だかなんだか。空港の雰囲気は関空チック。
税関を抜けたところで、どう見ても会社の人がいてビビる。自動車業界なので、たぶん上海モーターショー関連と思われるが・・・敢えて目をそらす俺であったw

ツアーの人が1人税関から出てこず、空港からの出発が遅れに遅れる。結局バスが空港を出たのは15時30分くらいだっただろうか。1時間以上足止めを食らったわけだ。

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バス出発待ちの間にチケットが配られる。
事前情報では2,3,4ゲートの100元席ということだったが、配給されたのは5ゲートの50元席。でも気にしない。チケットには昔風のスタンプや彫印が押されていて雰囲気満点。結局はポケットの中でクチャクチャになってしまうのだが・・・。

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バスは真新しいハイウェイを進む。周囲は何もかも人工的。黄砂なのかスモッグか、晴れているのに空はくすんでいる。
そのうち高層ビルが見えてくるが、こんな風景は序の口に過ぎないことがだんだんとわかってくる。携帯では全く雰囲気を伝えられないので写真は割愛するが、とにかく古いものをガンガン壊して、新しい高層ビルをガンガン建てまくっている。
もっとも、ハイウェイの高架下を棲家にしている人や、摩天楼街でリヤカーを引く人もいる。50年前と50年後が同居している?

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軽いカルチャーショックを感じつつ、ようやく源深体育場に到着。
キックオフ30分前にスタジアム外でツアーの記念写真を撮っているんだから「お前ら暢気だな!」と言われそうだが、実はこの時点ではチケもぎりの人がいない。旗関係は事前申告なんて話もあったから、ペットボトルを尻ポッケにねじ込む以外に準備することもないのだ。

結局、荷物チェックもなく、もぎりのオッサンに「どうもーっす」と声をかけつつ無事に入場。

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チケットにスタンプされている「北区5台」という表示に従い5ゲートから入場。スタンドの向こうに広がる風景にしばし唖然。
スタジアムはコンパクト・急傾斜・屋根つきで、俺的には好印象。それにしても上海のサポ少ねぇ・・・。16時キックオフじゃ無理もないよな。

我に帰ってゲーフラの準備を開始。パイプをジョイントで繋ぎガムテで補強し棒を作る。その棒に旗をガムテでくっつける。白い部分は白いガムテで、赤い部分は赤いガムテで。

ここまで準備して5ゲートを辞す。
本体のいる4ゲートではチケットチェックをしていて、5ゲート席とはチケットの色が違うため一瞬躊躇したが、係員がどう見ても嫌々仕事しているので「お疲れっす!」と労をねぎらったら「どうぞどうぞ」と招き入れてくれた。

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埼スタでやるのと同じように、当たり前のように、階段に立つ。
荷物を空いている席に投げ捨てたら、さあウォーリアーだ。
平常心OK。喉の調子も絶好調だぞ!


試合後

試合で感じたことは後回しにして、ここは淡々と書き進めよう。

ツアーの悲しさ、試合開始直後にさっさとスタジアムを出て、無謀な秩序に支配されるトラフィックの中をツアー向けの晩メシに向かう。スコアレスドローに微妙な雰囲気も、同行の方に青島ビールをご馳走になり一気に饒舌になる俺^^

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闇の濃さと反比例するように、市内は華やかさを増していく。ああ、本当に性能の良いカメラがあればいいのにと思う。上海のきらめきは、こんな写真では全く伝えられない。浦江や市庁舎の周辺は圧巻だ。

宿泊は3つ星の「上海良安大飯店」。中国の3つ星は地雷という話もあるが、東横インに慣れた俺には全く問題なしの快適さ。お湯は豊富に出るしドライヤーも歯ブラシも拡大鏡もある。ないのはウォシュレットのみ。なぜか部屋はダブルだった。

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冷蔵庫に入っていた、このペプシはいったいなんだろうww

人民元を全く持っていない(!)し下町を一人で歩く度胸も元気もないので、風呂に入ってテレビをザッピングする。ドラゴンボールとか、声が全然かわいくねぇw

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目に留まったのが「女人30」とかいう相談番組。旦那が家に金を入れないとか言ってるらしいw

上海体育電視台というチャンネルでUEFAの方のチャンピオンズリーグをやっていたのでなんとなく見ていたら、スポーツニュースで上海申花対浦和紅宝石の試合のダイジェストが始まった。
それがひととおり終ったところで、今度は浦和のサポーターが取り上げられていた。

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「ところで、この試合では日本から来た浦和紅宝石の球迷たちが熱狂的な応援を繰り広げ、体育場を訪れた上海人民を驚かせていました」 (想像)

試合の中継では浦和のサポーターが映されることはほとんどなかったが、このコーナーでは、このとおり。

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「チームカラーの赤・白・黒に身を包んだ浦和紅宝石の球迷たちは、メインスタンドの一角をぎっしりと埋め尽くし、統制の取れた手振りと大声で選手たちを鼓舞していました」 (想像)

テレビに映ることのなかったサポーティングの様子は、いつものように浦動 が素晴らしい。俺のゲーフラもバッチリ(^^)

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明けて翌朝、6時起き。ホテルの部屋の窓から外を望む。
隙間なくビルが立ち並ぶ様は、壮観。

が、すべてが超近代的というわけではない。川の手前側が下町なのはお分かり頂けるだろうか。
高層ビルに代表される都市の顔は東京より先を進んでいると感じさせる上海だが、それ以外の場所は戦前戦後といった言葉を想起させるような有様、もしくはそういった古い家屋が取り壊されて更地になっているという状況である。

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近くに寄って見ると、こんな感じ。が、これなどは立派な家のほうだろう。失礼な言い方だが、掘っ立て小屋というかバラックというか、冬などは寒さを果たして凌げるのだろうか・・・という建物も多い。
古い家並みや下町は、とにかく無造作に物干し竿が突き出し、無遠慮に洗濯物が吊り下げられている。それは公衆の面前だろうが公共の建物の塀だろうがお構いなし、のようにも見える。真新しく幾何学的なデザインの集合住宅の窓から洗濯物が突き出ている様は、ミスマッチの極みだ。

などと偉そうなことを書いてしまったが、俺は上海をバスの窓越しに見ただけに過ぎない。
上海の「生きた感じ」というか、下町と都市の中間、アクティブな部分は、以下のブログがよさそうな感じだ。(ていうかシドニー戦の時も感じたけど、現地でのことを書く人ってあんまりいないんだねぇ)
小田急沿線レッズサポ God Bar 別館 事務局だより The Republic of Urawa

そんなこんなで、再び上海浦東国際空港に到着。あとはお土産を買ってササーッと帰るだけである。
帰りの飛行機は中国東方航空の・・・何便だったかは忘れたが、26日の13時過ぎに成田に戻ってきた。

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スッチの王珊珊(わんしゃんしゃん)ちゃんがめっちゃくちゃ可愛かったこと、機内食で千島汁(w)が出たこと、到着時に機内にセイリングが流されて微妙に嫌がらせっぽかったことなどが特筆すべき事項か。
そう言えば、「家に帰るまでがアウェイ」と言うが、帰りの東武野田線が何の前触れもなく江戸川台で運転中止となるなど、「アウェイの洗礼」は最後まで続いた。

16時過ぎ、無事帰宅。

感じたこと

初めての海外アウェイでもう少し入れ込むのかと思っていたが、全く普通だったのは自分でも意外だった。
GW直前の週なかに2日間休むということでワクワクしようがなかったというのが本当のところかもしれないが、国内の移動と大して変わらないし、行った先の人の顔は一緒だし、赤い人は2千人も3千人もいてアウェイ感はないし、厳戒体制という感じもない。そもそも現地に着いてから試合開始まで「待ち時間」がなかったので、過剰に緊張する時間もなかった。

自分としては、今の自分にできるサポートを普通にできたと思う。これを、普通に試合に臨めたから普段どおりの力を出せたと自己解釈していいのか、それともアジアのアウェー、もっと特別な何かを発揮させなければいけなかった、普通どおりじゃ勝てないと反省すべきなのか、それはよくわからない。
俺は、これまでも大一番で過剰な入れ込みをしてきて、その多くは声も出ず体力も途中で切れ、要は失敗してきた。いいサポートができたナーと思い出すことができる鳥栖戦、2度目のナビ決などは、思い返すと心穏やかだった。そういえば、悟空だって、スーパーサイヤ人に慣れた方がいい戦いができると言っているよなw
そんなわけで(どんなわけだ)、俺的には何も恥じることがないサポートが初の海外でもできたと思う。(他の人のことは知らないし、評価する資格もない)

そういう思いで帰ってきたので、「勝てなくてゴメン」という論調には違和感がある。行った奴らは「俺らが頑張ったから勝ち点1獲れたんだ!」と堂々と表明していいのだ。それとも、中には「やり残し感バリバリ」の人もいるのだろうか・・・?
しかし、都市としての上海のあのメチャクチャな摩天楼っぷりを思うと、県庁パインズ伊勢丹くらいで打ち止めの浦和が、よく勝ち点1を獲って帰ってきたと思うんだがなー。(←半分ほど真面目に思ってます)

ああ、またなんかの拍子に上海遠征のことを思うんだろうが、今はこれぐらいにしておこう。

◆     ◆     ◆

【おまけ】
ボツ画像3題

いってきます
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勝ち点3獲って来ました
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負けちゃってスミマセン
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2004年 浦和レッズ We Love You...

[赤]戦闘記録 ] TB:- | CM:- | 編集  2004/11/28(日)  22:00
中年サラリーマンにも元気をくれる、それがサッカー

#1 03/13 横浜×浦和(横浜国際)

サラリーマン諸氏の皆さん、お元気ですか? ボクは、不元気です(ぉぃ)。
いや、正確には不元気「でした」かな。試合から帰ってきて、体はホントに疲れてるんだけど、心はさっぱりすっきり。サッカーって、元気をくれるよねぇ。楽しいよねぇ。

忙しいせいか背中が張っちゃって、立ったり座ったりとか、あと朝起きる時とか、もう大変。開幕を迎えた土曜日も、当たり前のように休日出社。なんとか時間をやりくりして(というと聞こえはいいが・・・)新宿を出たのがお昼前。背中は痛いし、疲れて眠いし、でも、渋谷で東横線に乗り換えたあたりから「赤い人」が増えてきて、開幕ならではの感覚が蘇ってきます。菊名・新横浜・スタジアムへの道中のコンビニもレッズサポだらけで、ペンペン草も残っていないというか、食い物が割子蕎麦とか、そんなんしかない(笑)。・・・どこもサッカーを観に行く人だらけで、こういうのがまた新鮮。
なんでこんなあたりまえの事に単純に嬉しくなるのか・・・記憶を紐解くと、横浜に電車で行くっていうこと自体が、小野の初ゴールを目撃した98年のフリューゲルス戦以来、なんと6年ぶり。じゃあその間の5年間はどうしていたかというと、「横浜ホームが国立だった」「平日なので行けなかった」「レッズがJ2だった」「カミさんの実家から行った」「自転車で行った」という具合。
んでスタジアムに到着すると、姉とカミさんに確保してもらっていた場所が、2階席のオーロラビジョン下の前から3列目・・・。速攻でサングラスをケースに入れましたよ、私は。実際、帰ってきたら体中に青アザだらけだったよ・・・。

しかし、やっぱりいいね。
開幕のお祭り気分。ワル乗り。ガチンコ開始の高揚感。体がぶつかり合うようなサポート。
未完成のものを見つめる楽しさ。ピンチに搾り出す声。一瞬の静寂と歓喜。
とりとめのないサッカー談義。ビール。そして爆睡(笑)。
日々の嫌な事なんか、一瞬たりとも考えないで済む。そういう時間をもたらしてくれるスタジアム。

救われるね。













ただし、ロケットマンは
(゚д゚)激しくハァ?
としか思わなかったがな。


幸福な日曜日

#2 03/21 浦和×C大阪(埼玉スタジアム)

昨日のコラムで

9時まで寝て、ごろごろして、自転車に乗って、サポートして、ハイタッチして、"We are Diamonds"を歌って、風呂に入って、ビールを飲んで、ホロ酔いでテレビ埼玉を見て・・・途切れる事なく幸福な時間が持続する日曜日。

なんて事を書いたんだけど、まぁ、このまんまだな。特に何も付け足すべき事がない(笑)。が、それではホームページ的に終わってしまうので、もうちっと詳しく書こうか。

前日の土曜日は、例によって休日出勤。よって、必然的に、日曜日は朝寝坊。9時に起きたら(本当はもっと寝れたんだが、トイレに起きてしまって・・・)カミさんと息子は既にサッカーの練習で、いない。というわけで、パジャマ姿のまま、娘とゴロゴロだらだら。パンをつまみつつ、娘と交代で「どうぶつの森」で遊ぶ。

お昼ぐらいにインスタントラーメンを作って食う。ちなみに俺は小学生の頃からラーメンとカレーライスが大好きである。前日は、恵比寿の山頭火でラーメンを食った。カレーライスの日は、それだけで幸福度が倍増する。

某掲示板でちょっと遊んで、1時前にようやく服を着始める。その頃、帰ってきたカミさんが「まだいたの!?」と驚くが、なーに、急ぐ必要などどこにもない。

それからおもむろに自転車を引っ張り出して、タイヤに空気を入れ、バイクジャージの背中にスタンスミスを詰め込んで、ゲート旗を背負う。それだけで、ほぼ30分。が、この「これから走り始める」という時間が、なんとも楽しいのだ。

1時半に出発。見沼代用水沿いのサイクリングロードを、汗をかかないように回転数を上げずに、まっっっったりと走る。桜並木を見上げてみた限りでは、サイクリングロードがピンク色に染まるのはまだ先の話。とはいえ、民家の庭先には、開花の早い枝もちらほら見える。この時点で脳内物質がドバドバ出てきて、走りながら昼寝しそうになる。

2時前に到着。SPDシューズをかちゃかちゃ言わせながら北門へ。そこで奇妙な生き物に出会う。娘によると「コバトン」(?)というらしい。ちなみに、チケットは持っていなかったが、ハナから売り切れるとは思っていない。余裕で当日券を買う。並びもパス。だって椅子なんていらないもん。埼スタ開催万歳。一応椅子を探すが、さっさとコンコースに引っ込み、靴を履き替え、地べたに座る。もちろん、ビニールシートなんてものは持ってきていない。

試合開始30分前にスタンドに入り、209ゲート上の階段に直行。結局、席を確保した時より前の位置になる。埼スタ開催万歳。

試合中、まったりした時間帯に、再び眠くなる。これもある意味、幸福感(笑)。

それから、ゴールで落胆すること2回。目が覚める。喜ぶこと4回。決定機の数、数え切れず。前後左右と握手、ハイタッチ、ハグ。脳内物質がよだれになって溢れ出る感じ。試合後も「がんばるJ」で笑う。が、グダグダになってきたので、さっさと撤収。

駐輪場で、再びシューズを代え、ゲート旗を背負う。道路は人と車でいっぱいで、しょうがないので押して歩く。そのうち暗くなってきたので帰りものんびりと走る。夕闇。濃紺の空と金星。美しすぎる。

6時半に家に到着。そのまま風呂場に直行。「ういーーーーーーーーーーーーーっ」と唸る。

風呂から出てきてバスタオル姿のままで缶ビールを呷る。ここでも「ういーーーーーーーーーーーーーっ」と唸る。アルコールがまわって来たところで、テレビ埼玉は長谷部のゴールを映し出している。

録画中継終了。そのまま「ういーーーーーーーーーーーーーっ」と唸りながら、寝た(笑)。


と、ここまで書いて思ったが、こんなんで幸福感を味わえるとは、俺の感受性が強いのか、普段の生活が不幸なのか。
まぁ、一応、ここでは前者という事にしておこう・・・・・・。


わ か ら な い

#3 04/18 浦和×大分(駒場スタジアム)

忙しい中で、なんとか日曜日の休みは確保できている。5月になったらそれも怪しいが。
だから、どんなに疲れていても、日曜日のホームゲームには行く。参戦が少ないから、シーズンを「流れ」で感じ取る事はできないけど、その分、新鮮な気持ちでサポートをしたいと思う。
もちろんそれは俺の勝手な想いであって、「レッズサポーター」とひと括りで呼ばれる2万人の集合体とは全く無関係である。

だから、今日のような試合では尚更、集合体ではなく、個としての自分の事しか書けない。

『足りないものは気持ち』
よくわからない。足りないのは、シーズン前からわかっていた「代表拘束」「適切な戦術や選手起用」と、アクシデントとしての「故障」だと思っているから。

『浦和のプライド』
わからない。豊田光穂氏の著作を読んだ時にも感じた違和感だが、フットボールクラブとしての浦和のプライドを共有する事はできても、少なくとも「街」としての浦和のプライドは、永遠にわからない。俺は浦和人じゃないから。

『日本平に行ってないヤツはわかんないだろうけど』
全くわからない。行ってないから。

今日の駒場は自分には受け入れられない。


カタルシス

#4 05/22 浦和×東京V(味の素スタジアム)

溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて・・・・・・・・・・・・・・・・・・爆発!
俺が好きなのは、そういう試合だったりする。
物凄くわからない例えをするが、延々と演奏される「トーキングドラム」のあとの「太陽と戦慄」と言うか(謎)。

勿論、一方的なお祭り試合も楽しいし、華麗なパス回しも悪くはない。でもそれは、俺にとっては「メインスタンドで酒でも飲みながら観るサッカー」の理想形であって、いわゆるクルヴァでは自分と周囲の年齢層のギャップに戸惑いつつも、そういう楽しみ方はまだまだ随分先の話だと自分では思っている。

1点差になる。押し込まれる。ピンチが続く。浦和の選手が自陣ゴール前に張り付く。コールを続ける。今、ここで守りきらなければ明日はない、ぐらいの気持ちでコールを続ける。次の瞬間に歓喜が訪れる事を盲目的に信じてコールを続ける。
プレーが切れ、スタジアムの空気が一変する。
スペースへのドリブル。美しい軌跡のクロス。瞬間的に、願望が予感に、予感が確信に変わっていく。
そしてボールがゴールに向かう。ボールの向かう先の延長線上に自分がいる。ゴールキーパーの手は届かない事がわかっている。ゴールネットを揺さぶるまでのコンマ何秒で、ご飯3杯いけちゃうぐらいの幸福感を頭のてっぺんからつま先まで味わう。
解放のための全ての要素が数秒間に凝縮されるこの瞬間。それまでの、溜めに溜めた数十分は、いやいや、精神的にも肉体的にも辛い仕事の日々すら、この一瞬のためのオカズだったのだ。

ゴールきたーーーーーーー!
かくして、俺は開放を味わうためにスタジアムに行き、その開放を味わうための仕込みとして、辛い日々を是とするのである。


「参加」と「払拭」

#5 08/29 浦和×磐田(埼玉スタジアム)

今年ようやく5試合目。これでも去年よりは早いペースなのだが、気がつけば、スタジアムに来るのは3ヶ月ぶりだ。
これは情けない。何が情けないって、仕事が忙しくて参戦できないのが情けないのではなくって、セカンドステージで1試合も参戦しないまま、もし(←仮定でしか書けないあたりが弱気)レッズがリーグ戦を獲ろうものなら、俺は優勝の喜びを分かち合えないではないか。それは嫌だ。嫌過ぎる。30なにがしかの勝ち点のうち、ほんの3でも1いいから「俺が獲った。俺が参加した」と言いたいじゃないですか、仮にもサポーターを名乗る人間としては!

だから、この日の休みが確定した時点で、俺は出張先からカミさんにチケットを確保してもらったのだ。もう、最初っから勝ち点を獲る前提なので、雨が降っても、その気持ちは全く変わらない。つーか、変わるはずもない。

ところで、恥ずかしながら、自分はいままで磐田戦の勝ちゲームを体験した事がない。イメージにあるのは「吉野が削られて延長負け」「井原がやっちゃって」「満員の埼スタで」・・・負け犬のような記憶ばかりなのだ。
が、この試合では、その負の記憶ともオサラバできそうだ。2点リードしながら前半ロスタイムに失点し、さらに磐田が1人退場した後に追い付かれ、後半ロスタイムにようやく決勝点・・・その事実だけ見れば、レッズは「ギリギリ勝った」のかもしれない。でも、90分間を通じて、「いつかやられるんじゃないか」といった感覚は、ついぞ襲ってこなかった。見方は色々あるのだろうけど、俺にとって今日の磐田は「普通に上手いけど別に強くない」チームで、レッズは普通に勝った。そんな感じなのだ。

この輝かしいステージに、自分も勝ち点3を刻む事で参加できた。磐田に対する負い目も払拭できた。
あぁ、なんと実り多き雨の1日だったことだろうか。まぁ、これも長谷部が決めたからこんな事を言えるんだろうけどネ(笑)。


感動がない・・・・・・

#6 09/18 浦和×新潟(埼玉スタジアム)

噂の新潟サポーターを一目見ようと思っていたのだが、出張に出る前は全然チケットが売れていなかった。だから、もし出張が予定より早く終わるようなら、それからでも余裕でチケットを買えると思って高を括っていたのだが、札幌から帰ってきたら自由席が完売・・・しょうがないので、家族はローソンでバックアッパーのSC席を買った。俺は他所で自由席を確保しようと何件か当たったが、入手できず・・・・・・そのうちにSC席も完売・・・・・・。
まぁ、なんだ。仕事中心の生活をしていると、サッカー観戦に関しては、上手く行かない事が多い。

しょうがないのでメインアッパーのSA席というのをとりあえず買って、いつもと同じように北側から入り、いつもと同じようにチケットをもぎってもらい、階段を登っていくと、チケットには「504入口」とあるのに、なぜか3階までしか行けない。で、係員に「5階はどうやって行くの?」と訊いたら、「アッパーは全然別の入口です。このチケットでは、ロアーにはこれないはずですよ・・・」だとさ。
俺は突破とかダッシュとかしたつもりはないんだがな・・・・・・。まぁ、もぎりの人がチョットだけ怠慢だったのかな。
しょうがない。もうチケットはもぎられちゃったし、いったん入ったら退出はできないってのがお約束だから、ここはゴール裏の階段で我慢してあげよう。

3,500円のゴール裏なんて聞いた事ないけどな。

でもね、試合はね、何て言うか、こう、感動がないんだよね。普通に強いんだもん。新潟相手に4-1で勝って、別にこみ上げてくる嬉しさっていうのがないんだもん。山瀬が怪我しちゃうしさ・・・。
参戦に飢えているくせに贅沢だよね、4-1の勝利で「物足りない」なんて。カップ戦を一つ獲っただけのチームで、リーグ戦は2位になった事すらないのに。たかだか5試合で首位にいるっていうだけなのに。
磐田のサポーターなんて、こういう感覚を何年も持っていたわけでしょう? そりゃ打たれ弱くもなるよな。

こんな事じゃイカン>俺


負け戦

#7 09/23 浦和×FC東京(味の素スタジアム)

札幌出張中の週中に行われる試合。
もともと参戦予定はなかったんだが、山瀬が離脱し、出場停止選手も出始め、「格下」と単純に切って捨てるには難敵との5試合。ギドのご尊父の件もあり、いてもたってもいられなくなって衝動的に「買える中で一番安いチケット」を買ったものの・・・
これは、俺の中では負け戦だった。レッズが、じゃなくて、自分が。

スケジュール調整の賜物で、出張先の札幌からは(雷雨で羽田上空で1時間ばかり余分に飛ばされたけど)前夜のうちに戻ってくる事ができた。そんなわけで、試合当日に自宅にピンポンダッシュしてスタジアムに飛び込むような事はしなくてもよかったのだが、それでも、クルヴァの傍は、正直、キツかったのだ。
疲労が原因なのかどうか知らないが、体のあちこちが意味不明の痛みをあげているような状況で、まったくの運動不足で、中4日で・・・すっかり寒冷地仕様に戻ってしまった体に対して、試合前の小雨とクルヴァの汗がかもし出す熱気は蒸し暑いを通り越して気持ち悪く、おまけに空腹と水分不足で、脱水だか低血糖状態だかわからんが、自転車乗り的に言うところのハンガーノックみたいになってしまって、唄い跳ねながら目の前が真っ暗になる事2~3回。
自分の体調もしっかり管理できない腑抜けが階段に陣取ったところで、満足なパフォーマンスを発揮できるはずもない。

トシのせいだとは絶対に言わないけどな。




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ところでさ、試合日は特急も飛田給に停まるんじゃないの?


駒場のテラスのエネルギー

#8 09/26 浦和×G大阪(駒場スタジアム)

チケなしで試合当日を迎えた駒場での試合。駒場のリーグ戦に来るのは何年ぶりだろうなんて話していたんだが、あの静観の大分戦に来てるじゃん・・・激しく記憶喪失。やっぱトシのせいかよ!?
お陰様で西側のチームの方からチケットを譲って頂いて(見てないかもしんないけど、この場を借りて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました)、開門まで西側のサブグラウンドで雨宿りしていたら、ひょんな事からトントン拍子に東側のクルヴァ、しかも階段じゃなくって手摺付きの場所に・・・あぁ、今日は、本当に周りの人に色々と助けて頂いた。
これを「あたりまえ」と思わないようにしないとネ・・・と改めて思う湯浅なのです。(違)

それにしても、駒場の立見席・・・あえて「テラス」なんてスカした言い方をするけれども、やっぱりこう、何て言うか、あの狭くて小汚い場所でしか味わう事の出来ない「濃縮感」がたまらないよね! 試合後にコールリーダー氏も言っていたけど、エネルギー! 周りのパワーが自分にも相乗効果を与えてくれると言うか・・・。
それにほら、いつもの様に階段の段差を踏み外して落下・・・というのを気にしないで良いから、実にこう、気持ちよ~く跳ねる事ができる。ゲート旗を立て掛けておく事も出来るので、手拍子もOK。いつもは、どうしても手拍子をしたい時(特にあれ、なんて言ったっけ、ラバネロ? ハバネロ?)は、旗をTシャツの下から中に入れてやってるんですけど・・・(わかる?)
その分、太ももや背中の張りがいつもより酷いんですけど・・・。どのぐらい酷いかというと、ピップエレキバンの磁石が棒磁石だったらいいのになーと思うぐらい(使った事のある人だけにわかる表現なり)。

勝てば1週間気持ちいい、負けても次の試合がより待ち遠しくなる。
やっぱりねぇ、無理をしてでも現場ですよ現場。


長い長い1週間

#9 10/02 浦和×市原(国立競技場) → #10 10/11 浦和×名古屋(瑞穂陸上競技場)

■10月2日

今年の俺の仕事は、全国各地(つっても、担当性なので「一部」だが)にシステムを入れて回ることで、10月第1週は、上期に導入したシステムの半期決算対応ありーの、および10月導入もありーので、要はピークを迎えるわけだ、うん。
それでまぁ、真摯なヤツなら9月最終週に旭川に顔を出して10月の頭から札幌に張り付いて・・・となるんだろうが、このところ妙にふっ切れてしまった俺は、そんな事には目もくれず、まずは国立である。
しかしながら、試合の翌日には札幌にいなければならない。そんなわけで、俺のとった行動パターンは「国立から札幌直行」である。

これが、実は口で言うほど簡単ではない。まさかスーツにネクタイでサポートはできないから私服で行くわけで、そうすると出張の荷物が増える。その私服も、「残暑厳しい昼間の国立ゴール裏」と「深夜の札幌」の両方に対応できなければならない(=そんな服装はない)。靴は・・・革靴では跳ねられない(いや、跳ねられるんだが、靴も足も酷い事になる。特に国立は前席が靴に当たる・・・)ので、まぁ、大人し目にやるしかない。
この試合のゴール裏を撮影した写真には、ほとんど俺のゲート旗は写っていない。なぜなら、かなりバック寄りに場所を構えたからだ。前列の3人組の女の子は「We」「♥」「浦和」とそれぞれ書いたダンボールを持っていた。あんまりジロジロ見るのもこっちが気恥ずかしくて、よく覚えていないのだが、もしかしたらダンボールにキラキラ光る縁取りなんかがしてあったかもしんない。
まぁ、そういう場所だ(笑)。

試合を堪能し、ゲート旗を瑞穂に同行する仲間に託し(いや、いくらなんでも旗を持って出張はしないって!)、新宿駅のロッカーで荷物を取り出し、羽田・千歳経由で札幌市内に入ってきた時、電車の窓から見える「石屋製菓はコンサドーレ札幌を応援しています」と書かれた電光掲示板には「8゜C」と表示されておりました・・・。


■10月3日 札幌で仕事

■10月4日 札幌で仕事

■10月5日 札幌で仕事、深夜帰宅

■10月6日 水戸で仕事(日帰り)

■10月7日 和歌山に移動

■10月8日 和歌山で仕事

さぁ明日はナビスコ準決勝だ! 和歌山から直接瑞穂に乗り込むぞーーーーオルアァァァァァ!

という目論見空しく、試合の順延が発表されていた。この日のうちに和歌山での仕事の予定は終えていたので、台風に備えて夜の便で帰ろうかとも思ったけど、結局は誘惑に負けて和歌山で食ったり飲んだりオネーチャンとトークしたりして過ごした。


■10月9日 早朝の便で台風から逃げるように帰宅。

■10月10日 ぐったりのびのびー。

■10月11日

      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \指ノゝ∩ < ナビ取り合戦、いくぞゴルァ!!    ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (´Д`;)
                                      _____∧_____
                                     ( 8番館ってどこだゴルァ・・・ )
                                       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


というわけで、仕切り直しとなったお陰で、行きからバスツアーに参加する事ができた。乗車場所として指定された「さいたま新都心8番館」だが、新都心駅の改札を出たところでみんなが待っててくれたので助かった(笑)。
今回はなんと、カミさんに子供2人を連れて、家族での遠征である。子供もそれなりに大きくなって、ようやく、人様にそれほど迷惑をかける事無く(いや、色々と周囲の方には気を使って頂いた事と思います・・・ありがとうござんす・・・)家族でこういうイベントに参加できるようになったっていう事です・・・(感慨)。

瑞穂に到着。我々は堂々とメインスタンド側の入り口から入ったんですが、もしかして、またしてもやってはいけない事をやってしまったんでしょうか?(笑)

で、場所はゴール真裏から徐々に移動し、最終的には力水をかぶるような場所に位置どり。コールというより怒号、ゴールの瞬間に振り上げた拳がパンチになったり抱き合いながら足を踏んづけたり眼鏡を落としたり頭から血を流しているヤツがいたりゲート旗の棒を前の人の頭に刺したり(笑)・・・とまぁ、アウェイですから半端じゃなくて、当然ながら、子供たちは別の場所。
最近ゴール裏に来る機会のなかったカミさんをこの環境に放り込んでみましたが・・・
あー、そこの○○○○○のオッサン、俺の女房の前で「声出してけゴルアァァァァァァァァァ!」って怒鳴るのやめてくれ。
可憐な俺の妻が肩を震わせて怯えているじゃないか(嘘)

試合が3-0になったところで、向かいのゴール裏から「アレオー」が聞こえてきました。ずーっと続いています。1年前の自分たちの事を思い出して感慨深くなりましたが、後半30分に歌うのをやめやがったので「ケッ」と思い・・・まぁ相手の事はさておいて。
実は私、札幌も仙台も新潟も大阪も福岡も大分も(それどころか鹿島も!)行ったことありません。基本的にヌルいんです、私は。思い出すのは、J2時代に山形で勝ったこと位ですかね・・・。
早い話が、J1で遠征初勝利なんですよ。
凄いんですよ、嬉しいんですよ、
イーーーーー
ヤッフォーーーーーーーーーイ!

こんな思いができるなら、俺はどんな辛い出張にも耐えられる!(;´Д⊂)


疲れるガチンコ勝負

#11 10/17 浦和×横浜(埼玉スタジアム)

この秋の埼スタの3試合は、家族全員の分のチケットを確保してある。そしてそれは、「お父さんが家族の席を確保しなければならない」という事を意味する。まぁ、南側なら開門後の到着でも3人分の空席ぐらいは見つかるわけだが・・・。
特に(この日のように)午前中に子供のサッカーの試合があったりすると、それが観戦の絶対条件となる。横浜との大一番、売れ行き好調な前売りチケット、午後2時という早い時間帯の試合・・・これだけの条件が揃うと、いかに普段は「開門後到着→階段直行」の俺でも、早く行かざるを得ない。となると、ゲート旗を担いで自転車で・・・というわけにも行かない。

そんなわけで、いつ以来か思い出せないぐらいに久し振りにシートや折り畳み椅子をリュックの中に詰め込んで、カミさんの運転する車で埼スタに到着したのが7時20分頃。並びについたら「当日抽選は7時半までです」・・・・・・はぁ、当日抽選というのはこんな時間だったんですか。俺はいったい何年スタジアムに通っているのか(笑)。
しかし、俺のクジ運も酷いもので、当日抽選締め切りの7時半の時点では後ろから10人目ぐらいだったのだが、クジを引いたら「980番」(!)で、結局、後ろから20人目ぐらいだった。まぁ、もともと抽選なんてものをアテにして来たわけではないので、全く問題ないんだが。(自慢じゃないが、我が家が抽選に参加したのは去年のナビ決だけだ)

・・・それにしても、並びの間、照り付ける日差しはメチャクチャ強かった。実際には並びの列にはいないでスタジアム周辺をプラプラしていたんだが、全身黒だったせいもあってか、とにかく暑かった(家に帰ってきて鏡を見たら、顔にサングラスの跡がはっきりくっきりだった)。
それでも、ゴール裏の一番バックスタンド寄りの3人席をきっちりと確保する事ができて、お父さんとしての仕事は、これで終わり。あと3回やるんか。はぁ。

次は俺の仕事というわけで、いつものように209ゲート脇の階段に。
試合の印象は、とにかくガチンコでガチガチの試合だということ。進路妨害みたいなプレーが双方とも多く、主審の柏原(氏ね)が神経質なジャッジを繰り返す。この調子でいったら、いったい何枚のカードが飛び出るかと思ったが・・・観ていて疲れる試合だった。東京戦でいったん自滅のようなカタチで底を打ったチーム状態はここ数試合で再び上向きだったわけだが、やはりそんな景気のいい試合ばかりなわけがない。
これからは、こういう試合が増えてくるだろう。だけど、俺たちは、泣きそうになりながらも結束して戦った'99年の経験がある。ぶっちゃけ、敗戦の経験なんてものを優勝争いに直接的に生かせるとは思ってはいないが、いざという時の「結束」でプレッシャーをものともせず突き進んで行くだけの強さが、今のレッズサポーターには備わっているはずだ。

だから、疲れる試合、痺れる試合、ドンと来ーーい!


いつまでも終わって欲しくない・・・長い幸福な1日

#12 10/23 浦和×鹿島(鹿島スタジアム)

この試合は、あちこちのサイトでテキストや写真がアップされるだろう。そして、『鹿島をへこませた日』として、多くの人の記憶に残る日になることだろう。鹿島に初参戦の俺がこんなにいい思いをしていいんだろうか・・・そんな事すら感じられる、長い、そして幸福な1日だった。

 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |  藻前ら   |
 |______|
  || ∧ ∧  ||
  \(`Д´) /
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |  頼んだyp  |
 |______|
  || ∧ ∧  ||
  \(`Д´) /
バスを見送る2人組の図
さて、今回は例の3,000人バスツアーで参戦したわけだが、ツアーに申し込んで数日たってから、カミさんがとんでもない事を言ってきた。
「23日は参観日だから」
遅い、遅すぎるよ。もう予定入れちゃったよ。つーわけで、家庭人としてはあるまじき行為だと思いつつ、カミさんに埼スタまで送ってもらい(その車中で「鹿島いいな・・・・・・」と言われたーーー!)、朝8時、ゲーフラ2人組に見送られて埼スタ前を出発した。添乗員は、芸能界に入らず20代後半を迎えた和香サマといった風情のおねぇさん(特に車番は秘す)で、お父さんはもうホクホクである・・・が、そこから都内を抜けるまでは大渋滞で正直長かった。なにしろ隣を流れる江戸川だか中川だかの船よりも遅いのだ。それでなくても出張で移動続きで背中や腰がパンパンに張っているのに、バスの狭い座席は辛かった。
おまけに膀胱も満タンで・・・PAのトイレが真っ赤な長蛇の列で占拠されているのを見たとき、俺と運転手のオッサンがトレーラーの陰に向かって一緒に進んでいった事は2人だけの秘密だ!

(寝ていたので中略)

スタジアムまで気勢を上げながら行進していったんだが、スタジアム内から鹿島ファンと思しき男が何か吼えていらっしゃる。そのうち、何やら紙パックのようなものを投げつけてきた。ショボい、ショボすぎる。子供の喧嘩じゃあるまいし。
いや、でも俺らもやっちゃだめよ。あと、石はダメよ。
まぁ、殺伐度をアップするための薄味調味料って感じだったわけだが、入場してモツ煮を食ってるうちに、殺伐度は一気に下がってしまった。何しろモツ煮込みを売ってる女の子が激しく可愛くて、お父さんはもうハァハァハァハァ・・・(以下自粛)

(モツ煮込みにやられていたので中略)

試合開始30分ほど前だったか、ゴール裏に入った。真正面に見えるグダグダ英語の断幕・・・目を疑った。まぁ他所さんの事だから文句をつける筋合いはないんだが、選手入場前に幕を出したがる習性といい、理解に苦しむことばかりだ。
それでまぁ、去年の国立の意趣返しの意味も含めて、スタンド全体をデカ旗で覆うことを意図したんだろうが、彼らの企ては我々の殺伐度と結束の度合いを高めただけで・・・・・・・・・・・・
俺らのバック・メインの奴らの肝の据わり具合、素晴らし過ぎた。
ていうか、あのタイミングで旗をにょろにょろ出してきたって、そりゃあなた、断固拒否ですわな。( ´,_ゝ`)プッ・・( ´,_ゝ`)プッ・・( ´,_ゝ`)プッ・・

(試合中は記憶がないので中略)

正直、俺たちはお行儀がいいとは口が避けても言えないので、試合後の鹿島ゴール裏諸氏のピッチ乱入に対するコメントは別にない。別にないんだが、アウェイサポの抵抗に遭ってホームなのにデカ旗は満足に出せない、サポートの音量は(TVで確認する限りだが)ボロ負け、試合も負け・・・あちこちにアップされているように試合前後のスタジアム外でも好き放題やられっ放し・・・それはやっぱり鹿島サポーターにはショックだっただろうと容易に想像はつくわけで、それだけに、
俺は逝っちゃいそうになるぐらい気分が良かったです。
それでまぁ、椅子から転げ落ちそうになって前の人に抱きついて難を逃れて「落ち着け!」言われたり、帰り間際にホーム側に向かって「バーーーーーカ!」言って仲間に「それは大人気ない!」言われたりしますた。

許してくれ。所詮俺は労働者。日頃の鬱憤をサッカーで晴らしているという図式は、否定のしようもない。
たぶん、優勝に立ち会ったりしたら、骨の1本や2本は折るような気がします。

帰り道。和香サマ似のおねぇさんにちょっとしたサービスを受けて(しつこいようだが、車番は秘す)ご満悦の俺は、家に帰ってビールを煽って、この1週間の出張+バスツアーによる4,400kmの移動疲れもあって、風呂も入らずに眠りに落ちてしまった。
たぶん俺の寝顔は、長く幸福な1日を夢で反芻し、歯ぐき剥き出しでニヤニヤとさぞかし気色悪かったことだろう(笑)。


体力勝負の3連戦<その1>

#13 10/30 浦和×C大阪(長居スタジアム)

前回の戦闘記録に【♪アントラ~ズは無敵だぜ~】は歌わないの?(・∀・)ニヤニヤと書かなかった事を激しく後悔しているのだが、それに手を加える間もなく1週間。またもアウェイである。
今回は初の飛行機。初の伊丹。初の長居。飛行機は出張のマイレージでゲットした無料航空券、関西に飛行機で行く事はよくあるがいつもは関空を使うので伊丹は初めて、関西遠征は降格した年の神戸以来だ。

初物尽くしだが、最初に「?」だったのは、ゲート旗をどのように運ぶか、であった。まぁこんなのは案ずるより生むが易しだったのだが、普通に預ければよい。プラケースに収納してくれるという事前情報があったが、今回は行きも帰りも「俺様のゲート旗用に誂えたかのようなサイズ」のダンボール箱。うーん便利。ただし、同じ便にレッズサポが同乗している場合は、見かけが同じなので非常にわかりにくい。帰りの便で間違えそうになってしまった。
伊丹から長居への移動は、千里中央での乗換えがあるものの、特に間違えるような事はない。ないんだが、北大阪急行(だっけ?)に乗り換えた瞬間に「関西弁度」が著しくアップする。北海道出身の俺には、関西弁は苦手。小さな子供までが関西弁・・・怖いよぉ・・・ゲート旗を抱えて、俺は一人で雨に打たれた子猫のようにガクガクブルブル震えていた。(嘘)
スタジアムに着くと見知った顔だらけなので、正直、安心した。(本当)

サポート位置は、いつもの埼スタのように、階段。BS-iの、レッズサポーターを映す最初のカットで画面の上端にゲート旗が写るような、そんな場所だ。
この「階段でサポート」というのが実は俺的にはいちばん安心?するんだが、かなり傾斜がきつく、ステップも小さめなので、おっとっと・・・の墜落未遂を3度ほどやってしまった。かろうじてゲート旗の棒で体を支えて事なきを得たんだが・・・まぁ、前節の鹿島のように椅子の背もたれから落ちて他人に体を支えてもらったわけではないんだけど。鹿島で椅子にぶつけて両足のふくらはぎがメチャクチャ青タン状態なんだが、今回は五体とも無事である。
いずれにせよ、大阪まで来て不完全燃焼という事がなかったのはよかった。終盤のPOUの時に、カメラを持った場違いなオッサンが迷い込んできたのには笑ったが・・・一気に声量が上がり旗振りが激しくなったのは、イジメだったな(笑)。

それにしても、スタジアムから長居駅への帰りのアクセスの良さは素晴らしかった。距離云々はともかく、試合が終わってから駅までの流れが非常にスムーズなのだ。夜・雨のダブルパンチだったが、駅の入り口の階段手前で30秒ほど滞っただけで、あとは切符売り場も改札も全く混乱がなく電車に乗り込む事ができた。何しろ雨は激しかったし、帰りの飛行機の時間は決まっていたしで、これには非常に助かった。

帰りの飛行機はスペシャルシートの席を確保。さらに羽田から大宮まではリムジンバスを使った。オッサン的には少しでも体力の消耗を避けたかったのだが、ビールを煽って離陸直後に眠ってしまい、着陸直前に目が覚めたら、微妙に

の兆候が表れていたのは秘密である。1週間で3試合もあるというのに、最初の試合からこれでは・・・。

最後に一言だけ付け加えたい。
確かにチームカラーはピンクなんだが、「ピンクグッズを掲げよう」とか言うのは教育上如何なものかと思うぞ>セレッソ


体力勝負の3連戦<その3>

#15 11/06 浦和×清水(埼玉スタジアム)

サッカー選手ってのは体力お化けかなァと思う事がある。8日間で3試合。俺ら平民は、ひとところにとどまって跳ねてるだけでも疲労が溜まっていくというのに、彼らときたらずーっと走りっぱなしなのである。

サッカー評論をよしとしない、あくまでもサポーター視点でありたいと思っているこのサイトで、なぜ選手の頑張り云々なんて話を書くかといえば、これまでは良くも悪くもサポーター主導だったような傾向があった浦和が、確実に「サポーターが力を与え、クラブとチームがサポーターに喜びを与える」という相乗効果をもたらすような関係になってきたと思うからだ。
この日の参戦者の多くは、それこそ「今日は俺たちで勝たせるぞ」という意気込みで臨んでいたはずだが、それにしても心の中に幾許かの不安を抱えていた事は否めないはずだ。だからこそ、それをサポートへのモチベーションに転化したり「子供を見守る親の気持ち」にも似た感情になるわけだが・・・。

優勝争いの最中、ナビスコ決勝であれだけチケット不足が騒がれていたのに、この日の埼スタには空席が目立った。スタメン発表後、混雑した階段をかき分けて下りていく人たちも、もしかすると普段はあまり現場で観戦をせず、初めてのゴール裏で(この場所はヤバイ)と感じた人たちかもしれない。
結果的に、209ゲート階段に集まった集団は、ナビスコで味わったような周囲のサポートへの違和感・焦燥感・飢餓感を感じることもなく、不安と信頼感と愛情と闘争心がごちゃまぜになったパフォーマンスをし、不安を確信に変えるだけのパフォーマンスを選手が見せてくれたことによって、大団円の近づきを実感する事となった。
かくして、東京風に言えば「クラブ史上、もっとも大事な1週間」は、その選手の頑張りによって、ひとつの失望と、それを補って余りある大きな希望を得て終わった。コールリーダーは「俺たちが勝たせたんだよ!」と言っていたが、自分たちの中に僅かに巣くっていた不安を取り除いてくれたのは、間違いなく選手たちの超人的な頑張りだった。

慣れたいつもの階段。やっぱりここは「ホーム」だ。不安なく跳ねる事ができる。その分、肉体的な疲労も溜まる。
しかし、試合後の心地よい疲労感は、何物にも代えがたい充実感と同義である。


完結 階段のドラマ

#16 11/20 浦和×名古屋(駒場スタジアム)

なんつーかさ、参戦記録とかさ、書く気にならねーよな。何を書いても陳腐になっちゃいそうだしな。
そんで、試合後の「力」の周辺とか、雰囲気を写真で伝えようと思っても、その肝心の写真は全部パアだしよ、携帯のバカ(笑)。
とにかく、13試合中10試合に現場で立ち会うことができたっつーだけで、今の仕事の状況と考え合わせると、もう自分的にはお腹いっぱいだ。「一緒に戦って勝ち得た」って自分を褒めてもいいかな、なんてね。

そんなわけで、あまり文章の構成とかウケとか関係なく、事実と、自分が思った事のみを淡々と書こう。

この試合で陣取ったのは、俺的通称「思い出の階段」、東側エコ計画看板裏の階段である。駒場での優勝のチャンスに色んな想いを巡らせたサポーターは多かっただろうが、それは俺も同じ。この試合だけは何が何でもこの場所でやりたかったのだ。なぜなら、この試合も、そしてこの試合も、この場所だったからだ。
5年前は福田のゴールによる一瞬の歓喜の後に、深い深い絶望が襲ってきた。
4年前は土橋のシュートがスローモーションのようにゴール枠に飛んでいくのが見えた。幸せな駒場だった。
そんな体験を、本当の意味での「過去の思い出」にしてしまうためには、やっぱり同じ場所でなければダメなのだ。

でも、この4~5年で、客層は本当に変わったと思う。子連れが多く、女性の声も多く響く東側。紙吹雪に見とれ、ウォリアーに溜息を吐く、応援を見にきたお客様。ただただ祈るだけの客。1点取って大喜びする客。
だいたい、ギドのチャントが歌えないんだぜ!?
でも、これが現実。新しいサポーターがいて(俺だって96年からだから、決して古いほうじゃないと思ってるんだけどね)、聖地駒場の東側でさえ、あの薄汚い迫力が消えつつあるのかな・・・なんて、これは中年オヤジの迷い言かね。

自分には「降格してもサポーターとしての魂は揺るがなかった」っていう自負があって、むしろ降格してから(=30代後半になってから)自分がどんどん先鋭化していくというか、まぁクルヴァのウルトラの奴らと比べたら自分なんか屁みたいなもんなんだけど、そうすると子供を抱えた父親として、家族と、あるいはカミさんと一緒にヤるっていう機会も本当に少なくなって・・・どこが「めおとサポ」?ってなもんですよね。
だけどさ、駒場の東側に小学生を連れて行けないヨ、俺は! そこでカミさんに子供の面倒を見させるなんて、絶対ダメだよ。駒場の東側は、そういうところじゃないんだよね、自分にとっては。俺は古いんだよな、きっと・・・。
そういう意味じゃ、子供もそれなりに大きくなって、家で留守番をさせて(初めてですよ!)、カミさん用に金券屋を駆けずり回って、それでこの試合をカミさんと一緒に階段でできたっていうのは、とても嬉しい事なわけで・・・。

それでも、カミさんとのペアTシャツは恥ずかしいわけだが(笑)。

それで話を戻すと、そういう過去の苦楽とか、そういう染みの付いたしがらみのない人が増えているのは、実はイイ事なんだよね。「楽しみに来る」っていうのが本当の姿なんだよね。俺たちの想いっていうのは、過去の負の遺産みたいな意味は確かにあるわけだからさ。だからね、ホントは俺なんかの居場所がないくらいのスタジアムの方がいいのかもしんない。

さて、あと2試合+2試合。これで、今季の戦いは2週間のオプショナルツアー付きとなった。正直、キツイ。キツイけど、頑張る。仕事も、サポートも。

とか書いて、冒頭で書いた事とはチョット違う、一部、これは偽善だな、と思ったので正直に書く。
こんな中年の中性脂肪値ヤバめの白髪オヤジより跳べない(跳ばない)ヤツ、非常にかっこ悪い。人に席とって貰って東側に来てジュース飲みにきて跳べない(跳ばない)ヤツは・・・

俺 に そ の 手 摺 り を 譲 れ ( 笑 )

うわー、俺、すっげーやなヤツだな。ウソウソ、ゴール裏の現役を引退するまでは、俺は階段でいいよ!
幾多のドラマを目撃した階段、俺、大好き!


養生のススメ

#18 11/28 浦和×広島(埼玉スタジアム)

名古屋戦で「完結」とか書きましたが、更新をサボった日立台も、この試合も、ワシは相変わらず階段に立ち続けております。

いつもよりチョイ早目の10時にスタジアム到着。いつもの209ゲート上階段に辿り着いたのは11時半。最終戦という事もあってか、階段の出足も結構早めです。んで子供の手を引きつつヒィヒィ言って登って行ったら、いつもは下段の見知った面々が上段に。ご好意に甘えて息子を席に入れて、カミさんも付き添いで席に入れさせて頂いて、俺は、やっぱり階段。
いや、俺が階段かどうかっていうのは全然どうでもよくて、そんな事より、巻き添えを食って階段にはみ出てしまった某氏、スマン.....しかも試合前に肩なぞ揉んで頂き.....。

そんなわけで気持ちよく試合に入ったんだが、しかし俺自身は前半は全然ダメだった。乾燥のせいか、はたまた柏戦でひいた風邪の後遺症か、すぐに息が詰まって咳き込んじゃって・・・。

こんな事ではCSは戦えない。
仕事はそこそこでいいから
キチンと体調管理しなさい>俺

特製Tシャツ作成

[赤]戦闘記録 ] TB:- | CM:- | 編集  2004/11/14(日)  12:00
コジマとユニクロでこんなものを買ってきた。
20041114_1.jpg
コジマで猫だか虎だかの着ぐるみに至近距離で手を振られてしまった。慌てて目を逸らしてしまったヨ。笑い死にするかと思った。相手も仕事とはいえ、中年夫婦に手を振るなっちゅーんじゃ。カミさんと二人で、どう対応すればいいっちゅーんじゃ。まだまだ俺も修行が足りん。


11月7日のコラムで予告したとおり、今日はオリジナルのTシャツ作成に勤しんでいる。「その1」で掲載したのはアイロンプリント用のシートと無地のTシャツである。

ゲート旗を作ったときのベースデザインはPower Pointで作成したものなんだが、横長原稿の縦方向にデザインしたものだから、それをA4用紙いっぱいの大きさで印刷するのには、ちょっとした工夫がいる。
今回はPPTのオブジェクトをグループ化し、いったんペイントに貼り付けて縦横を回転させ、そいつを再びPPTに持って行って台紙サイズいっぱいに広げる・・・という手順を踏む予定。なんでそんな面倒な事をするかというと、オリジナルのデータの文字部分はテキストなので、そのままオブジェクトを拡大させると文字の大きさのバランスが崩れるからなのだ・・・。
20041114_2.jpg
試合後に愛用しているバンテリンが写っているあたりが激しく情けない。


天皇杯を見たりしながらのんびりと作業してます。それにしても、いやぁ、朝コジマに行った時には、草津の小島さんの勇姿を拝めるとは思っていなかったヨ。小島「さん」なんつっても、ペトロやピクシーや田口先生なんかと同じで、俺と同級生なんだけどね。
胡麻塩にも磨きがかかってましたがね。いや素晴らしい。オヤジの星。
20041114_3.jpg
さて、作業のほうですが。
印刷サイズはどんなもんだろう。うちのプリンターはA4がマックスなんだが、色んなサイズで打ち出して検討中。試し刷りだけでインクがなくなったりしないよな・・・。


ほいほい。印刷中です。ちゃんと裏返しに印刷ですよ奥さん!
20041114_4.jpg
・・・・・・・・・・・・・・・あっ!
デザインの下にうちのURLでも入れようと思ってたんだが、忘れた。
まぁ宣材じゃないんでいいか。キニシナイ!(´3`)

あとはこれを乾かしてアイロンプリントするだけなんだが、気になる事が二つ。

取説に「新聞紙を敷いてアイロンをかけろ」と書いてある。
ウチにはもう新聞紙はないんだが・・・(笑)
つーか、そもそもカミさんは今日アイロンをかけるのだろうか?


こっから先はカミさんの出番。
20041114_5.jpg
メシの準備を後回しにして、アイロンで激しく熱圧着中。アイロン台は使ってはいけない。


20041114_6.jpg
で、で、できたーーーーーーーーーーーーーーーーー!のか?


できますた━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━!!
20041114_7.jpg
ゲート旗と全く同じだとアレなんで、"URAWA REDS"の文字を追加しました。
これはカミさん用で、文字の部分が赤に黒シャドウ。俺用のは、その配色が逆です。ペアルックだよオイ!(笑)

出来上がってから気がついたんだが、手洗いダメ、お湯洗いダメ、柔軟剤ダメ、漂白剤ダメ、要は他の物と一緒に洗っちゃダメっつー、甚だしく面倒なもののようです、これは。カミさん泣かせだな・・・。

んで、でけたーでけたーと言って喜んでいたら、息子が「俺も欲しい!俺にも作って!」とうるさいぞ・・・。たぶん、作ってあげないと泣く。
最終戦は家族全員で行くので、それまでには作ってあげなきゃだな・・・。

以上、一人あたまの予算660円でできる暇つぶしでしたー。

2003年 時間がないなら一緒にやっちまえ!(無謀)

[赤]戦闘記録 ] TB:- | CM:- | 編集  2003/12/14(日)  22:00
体力的にも精神的にもなかなか気力が湧いてこない、そんな忙しい毎日。いや、例え気持ちがあったって、そもそも余暇に時間が割けない日々。名目上は10連休となっているゴールデンウイークもボランティア出勤が続いている私です・・・。

そこで、発想の転換! 時間の有効活用! 体がついていくのであれば、時間のある時に、やりたい事は一緒にやっちまえ!

というわけで、今年は何試合参戦できるかわかりませんが、レッズ戦+αの話題になる可能性がなきにしもあらず・・・。


浦和レッズ・・・じ、自転車部ぅ?

4/29 浦和×東京V(国立競技場)

仕事の合間を縫ってようやく実現した今季初参戦は、何しろ3-0からひっくり返された直後の試合という事もあって、「この非常事態に俺が行かずにどうするよ!」という、レッズサポにありがちな電波ゆんゆん状態で臨んだ私ではあります。

さて、今回は、去年のナビスコ決勝に続いて「埼玉から国立へ自転車で行く」という、一粒で二度美味しい、ハタから見ると実にキティじみた行為に及んだわけですが、それに食いついてきた方がいらっしゃいまして・・・。「自転車部でもつくろっかな」と冗談で口走ったら、それに釣られてしまって正常な判断力を失ってしまった(笑)方が約1名いた、というわけです。
その無謀な方とは・・・某サイトの管理人の妻、では長いのでここでは「明美嬢(仮名)」とでもしておきますが、自転車は買っちまうわトレーニングは始めちまうわ「楽勝」宣言はするわヘルメットにグローブにレーパン(そう、ピチピチむちむち股間ふかふかの、あのキモウイやつ)は買い揃えるわで、「じゃあ、ご一緒しましょうか」と言わざるを得ない状況に追い込まれた(←冗談よ)俺は、何日か前から、ルート設定やら帰りの足の算段やらをし、距離は30キロ強、12時半にさいたま市北区役所前を出発、3時くらいには現地着・・・という段取りを整えました。
結論からすれば、この読みは大甘だったわけですが。

試合当日。

朝から強風。(自転車は中止にしようか・・・)という考えが頭をよぎりますが、去年のナビスコの時も強い向かい風で、それでも全然余裕だったという事もあって、ま、いいか、と。
この判断の甘さが、のちのち明美嬢を悩ませることになってしまうのです嗚呼スイマセンスイマセン・・・。

後悔はこれぐらいにして。

予定通り合流。出発前に記念撮影なんかしたりして初々しいねぇ~。「あたし一人のところも撮れ」とノリノリの明美嬢。
しかーし!
私は明美嬢の自転車を見て、苦戦の予感を抱いていました・・・。明美嬢のMTBは、買ったまんまのゴツゴツ極太ブロックタイヤ(無断直リン)だったのです・・・。わたしゃMTBってものに乗った事がないんで実感としてはわからんのですが、舗装路を走るということに関しては、たぶんママチャリより大変だろうという事はなんとなく想像が付きます・・・。
んーむ、事前に「タイヤはスリックに替えてある?」と一声かけてあげられなかった私の至らなさったら嗚呼スイマセンスイマセン・・・。

で、まあ、なんとなく走り出したわけですが、事前に検討したルートは大まかに言って以下の2つ。

中山道をひたすら南下して、適当なところで外苑東通りに抜ける
遠回りだが、荒川サイクリングロードをまったり流して、戸田橋か江北橋あたりで適当なところで一般道に下りて(以下同上)
明美嬢の希望により、選択したのは荒川ルートです。
大宮市内をいったん西に向かい、プリントアウトしておいた地図を17号バイパス手前で落とすというアクシデントが発生したものの、とりあえず荒川に到着。この時点で明美嬢、私とのペースの違い、そして向かい風の強さに泣きが入りますが、一休みして、改めてサイクリングロードに乗り込みます・・・

・・・が・・・周囲に何もさえぎるものがないサイクリングロード、超絶な向かい風が真正面から吹き付けてきます。こりゃキツイですよ! 本来であれば、体のデカイ私が前を引いてあげればいいんですが、明美嬢が初心者なら、私だって初心者に毛の生えた程度(断言)。このコンビでは隊列を組むのも危険でそれもままならず、時速10キロ以上15キロ以下という、ほとんどヨレヨレの死の行軍状態で進みます。
あ、なんか向こうの方に竜巻みたいなものが見えるんですけど・・・(泣)。
最短ルートの中山道を走っていれば、距離も短いし、向かい風も幾分は弱かったはず・・・そっちのルートに縄を付けて引っ張ってでも導いてあげられなかった意志薄弱な俺です嗚呼スイマセンスイマセン(以下略)。

渋滞の秋ヶ瀬公園を過ぎ・・・。
吹きっさらしの秋ヶ瀬橋を渡って荒川右岸に移動し・・・。
サイクリングロードは堤防内に移動しますが風は弱まらず・・・。
サイクリングロードは再び堤防上へ・・・
そして、事件は朝霞水門と幸魂大橋の間の工事現場、タマちゃんが現れた地点から数百メートル下流で起こります。

私が道を間違えてしまい、養鶏場の実に香ばしい自然のかほりに包まれて、行き止まり。
これはもう、本当にスイマセン(ぺこり)
正しいルートに復帰するために明美嬢のMTBを先にブロックの護岸壁から下ろしてあげて、いやほら、やっぱ、力仕事っぽい事は一応ホスト的には、ね。んで、それから自分の自転車もおもむろに下ろして、前を見たら、あら先に行っちゃったのね。もしかして怒った?(涙)

そんなこんなで、2時過ぎに戸田橋に到着し、ようやく中山道に。ここまでのペースを考えると3時到着は到底無理となり、目標を3時半に修正します。私の心の中で。

さて、一般道に入って明美嬢を悩ませたのが、都内のあちこちにある上り坂。特に志村坂下から志村坂上までと、巣鴨から護国寺までの間。
坂、信号、坂、歩道、信号・・・風でへとへとになった体には、ストップ&ゴーと坂はメチャクチャ効きます。私自身、それでなくとも仕事で過労気味なのに加えて、20キロ以上の距離を乗るのが昨年の大晦日以来ですから、これは結構きました、ハイ。志村坂ではロードにぶち抜かれましたが、これは明美嬢を思いやってペースを落としていたからではなく、私の実力(涙)。歩道の段差を乗り越えるたびに携帯ポンプを落っことしてしまい、逆に足を引っ張る始末嗚呼(以下略)。
ところがですね、明美嬢はと言えば、淡々と、しかし着実に走ってくるんですこれが。私なら途中で「10分休憩~!」とかやっちゃうんですが、重いブロックタイヤにも向かい風にも坂にもメゲず、表情を変えるわけでもなく、なんだかんだ走り続ける明美嬢。淡々々々々々々々・・・・・・。

この淡々ぶり、恐るべし!

明美嬢的には、気を使ってしまって休憩は言い出せないってのはあったんでしょうし、ワタシ的にも世話を焼きすぎたらかえって気を使わせるだろうなというのもあり(って、なんか美しいぞ俺たち!)…その結果としての「淡々」かと。
いやもちろん明美嬢のキャラクター自体が「淡々」なのは疑う余地がないんだが。

メーターのセンサーがズレちまった事もあって、走った距離も残りの距離もさっぱりわからなくなり、途中ではキックオフを完全に諦めましたが、それでも最後の努力(という名の信号無視。良い子はマネしないでね!)・・・そしてついに国立に到着した時、場内からは「まもなくキックオフです!」というアナウンスが聞こえていました。

・・・間にあったぁ~・・・

と思ったら。

ゴール裏に突入する前に身だしなみを整える明美嬢。ゲートの向こうからは「威風堂々」。それでもまぁ、お席までお連れするのがホストの義務だろうとゲート前で待っていたら・・・
ピピピピピ・・・(←携帯の音)
「あ、もう席に来ちゃいました」
「あっそうですか」
私だけが、試合開始に間に合いませんでした。むごいです(笑)。

試合?
エネルギー補給のためにウイダーinゼリーを吸っていたらゴールが決まって喜びそこねました。
休みもなく跳ねたら、太ももの裏がつりました。

勝ったからいいのだ!


こどもの日

5/5 浦和×清水(埼玉スタジアム)

このところ運動不足・・・というか、そもそも「外に行こう! 体を動かそう!」というアクティブな気持ちが薄れまくりの私。
ここはひとつ早起きして、いや、早起きとまではいかなくとも、せめて翌日からの出社に体を合わせるために、平日と同じ6時半に起きて7時半には家を出ようと決心してベッドに入った前夜の私でしたが、試合当日、眼が覚めたらもう8時半でした。いえね、気持ちよかったんですよ。「15万円の臨時収入」の夢を見ましてね。もう夢の中でそれが嬉しくて、起きてたまるか!みたいな。

なんだかんだで家を出たのは9時半。自転車もマターリモードで、結局、スタジアムに着いたのは10時。
開門までの待ち時間は自転車を乗り回して時間を潰そうかとも思っていましたが、これも、暑いからヤメ(笑)。

「発想の転換」も「時間の有効活用」も全然できてないと思います。
第2回目にして、「看板に偽りあり」です。

以上

あっ、でもでも帰りは速かったっすよー。渋滞が過ぎてからの約8キロで信号に2回つかまって16分ちょいですから。追い風で、40キロぐらいでトロトロ走る車に引いてもらうと、結構ついて行けるもんなんですよね。いい子はまねしちゃいけませんけど。
そういえば、駐輪場に停まってる自転車の中に、ビンディングペダルのが何台かあったなー。黄色いロードと、黒だったかな?のFCR-1。替えの靴を持ってきてるんかなー。FCR-1は片面SPDだったなぁ。今度会う機会があったら使い心地を聞いてみたいもんだなぁ。

スポーツバイクに乗らない人にはチンプンカンプンな話はこれまで。

業務連絡。次回は横浜国際での試合が「近場の日曜日」って事で参戦できそうなんですが、前日が仕事の場合は、その日の仕事場(たぶん大森)からそのまま横浜(のカミさんの実家)入りしますので、その場合は自転車では行きません。
職場にレーパン・ヘルメットで行く度胸がないもんで。

さて、今日はこどもの日ですから、当然、家族でスタジアムへ・・・。

「当然」と書きましたけど、4人家族になってからのゴールデンウイークの参戦は、それほど多くないんですね。しかも勝利となると・・・

2002年・・・仕事疲れと「ナビスコだから」という理由で、家でゴロゴロしながらテレビを見てました。
2001年・・・国立で鹿島戦・磐田戦に連敗。磐田戦では、その年の「ファミリーjoinデイズ」企画で、試合前に息子と一緒に国立のトラック一周とシャレこみましたが、試合は惨敗。
2000年・・・俺一人、駒場で大分戦。
1999年・・・なぜかわからないが、試合に行った記録も記憶もない。
1998年・・・国立で柏戦。確かペトロが退場したにもかかわらず、大柴のハットトリックで勝った試合ですな。
1997年・・・神戸だったので、大人しく家にいました。
つーわけで、ゴールデンウイークの子供たちに勝ちゲームを見せてあげる事ができたのは、実に5年ぶり。と言っても、5年前の子供たちといえば、上の娘でもまだ幼稚園。下の息子に至ってはオムツしてましたから(笑)。「こどもの日」という事で言えば、これはもう正真正銘の初めてでして。
喜ぶ子供の顔を見るのは、やはり良いものです。

あとは、子供がもう少し大きくなって、留守番をしてくれるとか、親とは違う場所でも大丈夫って感じになると、カミさんももう少しゴール裏にこれるんだけどなぁ。だって、全然「めおとサポーター奮戦記」じゃないんだもん(笑)。


60km + 2時間 = 超充実の日曜日

5/25 横浜×浦和(横浜国際総合競技場)

今回の横浜戦は、土曜日のうちに自転車で横浜入りするというのが当初の予定でした。が、金曜日に予定されていた取引先との打ち合わせが「資料が準備ができません」っつー先方のクソったれな理由によって土曜日に延期に。別に新宿経由だろうが何だろうが大して違いはないのですが、新宿のオフィスで取引先との打ち合わせをやるっつーのに自転車乗りの格好で行くのは、「ボスの目」的に激しくマズイだろうと判断。着替えを背負って走るのもイヤなので、土曜日に自転車で横浜に乗り込むのはヤメにしました。
まぁ、結果的には打ち合わせはお昼で終わったんですが、先方の営業が、会議での重苦しい雰囲気を打ち消そうとでも思ったのか「お昼をご一緒しませんか?」とか言ってきて、食事が出てくるまでにビールをグラス3杯くらい飲んで、出てきた食事には食前酒がついていて、要は「真っ昼間からベロベロ」状態だったんで、仮に自転車で来ていても、自転車なんか乗れる状態じゃなかったんですけどね。

ところで、最近、仕事の方ではモチベーション下がりまくりの私。朝は起きられずに(つーか、ここ3年ぐらいの疲労が一気に出てきたつー感じ?)重役出勤するという、不良社員っぷりであります。自転車の方も、どうも億劫癖がついてしまっていてねぇ。以前は「自転車に乗る」→「痩せて体調も良くなる」→「自転車が軽くなる」という好循環だったんですが、このところは「疲労かつ運動不足」→「太る」→「自転車で余計に疲れる」の悪循環・・・
ところが、今回はどういうわけか「自転車で行く!」というモチベーションが持続。頭を切り替えて、「だったら試合当日に自転車で行けばいいじゃん!」となりました。途中でトラブったりすると、試合を見れなくなってしまう危険性もあるのですが・・・。
どうしちゃったの、俺ってば!? よっ! このヤル気ムンムン男!

つーわけで、仕事の日は6時半に起きるのすらままならないのに、なぜかスッキリと5時半に眼が覚めた私。
もっとゆっくり出発しても試合には充分に間に合うんですが、昨年の大晦日に試した「荒川→東京湾岸まったりサイクリングルート」だとスタジアムまで約100kmの道程となり、それではさすがにサポートに差し支えます。で、「中山道→山手通り→中原街道→綱島街道」という最短ルートだと、休日でも朝9時くらいになると道が混んで満足に走れなくなってしまうので、その前に都内を抜けてしまおうという計画であります。

朝飯を無理やり詰め込み、6時半に出発。7時前に中山道戸田橋(荒川)を通過し都内に進入。山手通りに入って8時過ぎに渋谷通過。工事だらけの山手通りは最悪ですが、この時間帯だと車は30km/h~40km/hくらいで流れているので、それについていくと、同じようなスピードで走る事ができます。これを「引いてもらう」というんですが、車の後ろってのは負圧になっていて空気抵抗が少ないから楽に走れるんです。気が付いたら軽トラックを追い越し車線から抜こうとしていたりするわけですが、良い子のみんなは絶対に真似しちゃイケマセン。
9時前には中原街道丸子橋(多摩川)を渡って綱島街道に入り、あとは一本道。9時20分にスタジアムのゲートブリッジに辿り着きました。自宅から61.6km(だったはずだが、家に帰ってきてメーターを見たら記録がクリアされてるぅ~・・・)を2時間50分。
いくら信号待ちがあるとは言え、人に言えない遅さです。(って、言っちゃったけど)

試合は、「家族4人+カミさんの母親+ワシの姉」という組み合わせ。娘と息子を母親に預ける形で、カミさんも久し振りにゴール裏です。
試合開始直前に「ヤル気のあるヤツは前に来て!」っていう呼びかけがあったんですが、私の場合はヤル気はあっても体がついていかない・・・つーか、この日スタジアムに詰め掛けた39,483人の中で、試合前にもっとも疲労していたのは私かもしれません(笑)。
それでも、ちゃーんとサボらずに声も出したし跳ねもしましたヨ(えへん)。
それにしても、終了間際の時間稼ぎも最高でしたが、それより何より試合終了直後に横浜の選手が精根尽き果てたように突っ伏していた姿は最高に・・・うひひひひ。

しかしまぁ、あと1ヶ月で38歳のわが身を冷静になって振り返ってみると、自分が思っている以上に「実は体力がある」のか、あるいは
「タダの阿呆」かですな。


駒場のついでに仕事 仕事の帰りに駒場

10/08 浦和×清水(駒場スタジアム)

ご・ぶ・さ・た・でーーーーーす!

公式戦はやっと今年4試合目。福田の引退試合を含めても5試合目。駒場は去年の天皇杯以来。いや実に久し振りなのであります。
忙しさを極めていた仕事の方では、(予定より1年半遅れで)やっとこさシステムを立ち上げた事もあって、体はともかく精神的には一息ついた状態。と、途端にレッズの事が気になりだして・・・。
こりゃ、たとえ決勝に進んでも、たとえチケットが取れちゃったとしても、んで優勝なんかしちゃったりしても、
ここで行かなきゃ絶対に後悔する・・・!
てなレッズサポ特有の精神状態に陥ったのが、試合前日の夜10時。
ですから、10月7日の夜に『「スーツでクルヴァの階段」じゃあ・・・やっぱだめか?(笑)』なんてふざけたコラムを書いた時点では、もうダメ。レッズサポ魂が久々に全開。行く気ムンムンのムレムレ。
それでも「行けたら行こう・・・」ぐらいだったのが、翌朝の出掛けに「はっ」と気が付いて、カミさんに玄関から「マフラァ持ってこぉぉぉぉいっ!」と叫んだ時点で、参戦決定。(カミさん、俺のマフラーを間違えないでくれ・・・)

出社して、隣のビルのローソンでチケットを買って、出張旅費の精算をして、あとはクルージングモードに入って、昼頃には駒場モードに入ってしまい、仕事は完全に付属品扱い。夕方4時には「ハイ、サヨナラ」。

つーか、この1年、サービス残業・サービス休出を繰り返していたんだから、2時間早く上がったからってクビにはならんだろう。労働基準監督署に訴える前に管理職になってしまったので、永遠に帰ってこない残業代だがなー(毒)

とか考えながら5時半に駒場について、しかしまぁ平日とは言えスーツでクルヴァはやっぱり浮きまくり。一応、赤いストライプのシャツと赤いネクタイと黒のスーツで、できうる限りの正装なんだが。
が、同輩もちらほら。それに、試合が始まっちゃえば、スーツだろうがなんだろうが、声を出したモン勝ちなのだ。いつの間にか知らんコールが増えたがなー。

それにしても、久し振りだと体がツラいなぁ。勝ったからいいけど、負けてたら今頃、屍ですわ。腰が痛くて痛くて・・・楽しい痛さだわ。
しかしねぇ、俺みたいに久し振りの人間なら、体も痛くなるわな。今日の俺が審判をやったら、○原程度のジャッジしかできねーだろーな。つか、柏○って、二束のわらじ履いてて、本業のサラリーマンが忙しくて疲れてるとかじゃないんだろ? プロなんだろ? スペシャルなんだろ?
お前は俺以下だな(暴言)


パワーは溜めとけ、とは言うものの・・・

10/26 浦和×柏(埼玉スタジアム)

日曜日の試合ってのは、いいね。
土曜日だと出張先から戻って来れなかったり、平日の疲れが取れなかったりってのがあるんだけど、日曜日は、イイ!
しかも今回は土曜日にゆっくり休めたので・・・厳密には子供たちの参観日だったんだが、その帰りにカミさんとデート気分で近所のインドカレー屋に行ったりして、まあ、そんな事はどうでもいいか。とにかく休みだったわけで、体力的には楽だわ。

朝起きたら晴天。メシを食って・・・家族はコスモス祭りとやらに行っちまった。
オイラは着替えて、ロードバイクで20分。心拍数が高まって汗をかきだした頃に埼スタに到着。11時過ぎに列に加わったが、その並びの列は短い。せっかくの好天。なんだかちょっともったいない。
そんなわけで、荷物を置いてから再びスタジアムの近辺をロードバイクでぶらり散策。でも、帰りの事を考えて少々厚着だったので、再び列に戻った時には俺一人、汗がダラダラダラダラ・・・・・・・・・。
汗かきデブオヤジみたいで、キモゥイ・・・

それにしても、秋の日差し、真っ直ぐで気持ちいい。久しぶりに、コンコースに避難せず、日に当たりながらボーイズマッチからしっかり観てしまった。

ナビスコ前のクルヴァのスタンスは、並びだの何だのに体力を使うぐらいなら、それをサポートにまわそう、と。仰るとおりでございます。しかし、
選手まで「ナビスコ前だから体力を使わないようにしよう」ではイカンと思うわけで。

ま、ホント浦和っつーのは微妙なチームだよな。
試合後の集会が寒かったこと寒かったこと・・・。これで首位奪取とかしてたら気勢も上がったってもんだけどねぇ。
(おとっつあぁん、それは言わない約束でしょ)


浦和レッズ We Love You ... 愛が実った日

11/03 浦和×鹿島(国立競技場)

ゲート旗の作成についてはこちら

さて、試合については、特に話をする事もないだろう。
ただ、一つ言いたいのは、試合そのものは「タイトルって簡単に獲れるんだね」と思わせるような内容であったけれども、そこに至るまでには、多くの人の知恵と努力があった、という事だ。

国立のガムテープ・そこに張られた張り紙・東京戦での告知・柏戦後の話し合い・空前の規模の事前抽選。
試合当日、明治公園で、そこがあたかも駒場のサブグラウンドであるかのように落ち着いて過ごせた事。
中立地ではまさかと思わせた、指定席を含めた壮大な仕込み。
そして、スタジアムの起爆剤としての存在。
それらの努力の総体として、サポーターに落ち着きと集中力をもたらした彼らを、俺はリスペクトする。
やれ6時に来れないから地方サポ切り捨てだの、インターネットを見れないからダメだの、そんなものは・・・。
先発入場の際に、それを見守りながら拍手で送り、あるいは列の後方を守り、あるいは誘導ロープを持ち、粛々と事を進めていってくれた『サポーター有志一同』という存在を、俺はリスペクトする。

誰が何と言おうと、断じて俺はリスペクトする。


やはり「勝利祈願弾丸自転車ツアー」が足りなかったか?

11/15 清水×浦和(日本平)

目の前の仕事が一息ついて、サイト更新にサポートにと俄然ペースが上がってきた自分。出張との絡みがどうとかこうとか騒ぐフリをしてみたが、はやる心は抑えられず、結局は内部の打合せをすっ飛ばして清水まで行ってきた。
今回の足は、こちらのサイトで企画したツアーであります。

朝6時の集合に間に合うためには、自宅を5時10分に出て、5時28分の電車に乗らなければなりません。ところが、4時30分に寝坊せずに起きられた時点で安心してしまい、実際に家を出たのが5時13分。しかも家を出て30メートルほど行った所で
忘れ物キターーーーーーーー!!!
マンションのエレベーターで昇って降りて再出発した時には5時17分。そこから走ったり早歩きしたり・・・全身黒尽くめに、背中のゲート旗が凶器にでも見えるのか、すれ違う人に怪しいものを見る目つきで見られる(笑)。それにしても、あぁ、こんな時に普通の靴で乗れて、普通に駐輪場に停めておける自転車があれば!
それでもなんとか間に合いそうなカンジで、駅に向かいつつ呼吸を整えていたら、踏み切りの警報機の音が! 電車が来る! 早い! 早すぎる!
頭の中に「?」マークを散りばめつつ、線路脇の路地を全速力で走る俺。ホームに滑り込む電車。改札をくぐる俺。運転士に向かって「発車するなーーーーー!」と強制アイコンタクト光線を発車し、ぎりぎりセーフ!
携帯の時計は5時26分。ダイヤが変わったのか? 駅探の間違いか? 俺の勘違いか? まさか東武の手抜き運行?
家に戻ってから時刻自動補正機能付きのビデオのタイマーやリビングの時計と比べてみたら
俺の時計2分遅れダッターーーーーーーー!!!
早朝の電車で一人汗だくになるもの、自業自得というものだ。

まぁ、間に合ったからヨイ。
行きのバスはひたすら寝た。たまに目を覚まして車窓の外に目をやると、レッズのステッカーを貼った車がたびたび追い越していく。

ところで、断っておくが、自宅から日本平までの距離は約200km(山越え山頂ゴール)。慣れた人なら自転車でも試合開始までにスタジアムに到着できる距離だが、あくまでも俺はバスで行った。断じて自転車ではない。
つーか、出張先で規則正しく昼飯を食い、夜遅くに晩飯(+酒)を食い、しかし疲れて自転車どころじゃない生活を送っていたおかげで、俺の体重はロードバイクに乗り始めた頃よりも増加してしまったのだ。顔もアゴも腹も尻も、もうパンパンなのだ。腹がつかえて前傾姿勢がツライのだ。最低。
だから、こんなところでサイト更新なんかやってる場合じゃないのだ。しかし、土曜日に遠征すると、日曜日に遠乗りするのが億劫なのもまた事実。
イカンなぁ~・・・。

試合の事は、書かない方がよいな。

一部には「負けのは、俺が勝利祈願をしながら自転車で来なかったから」という意見もあるようだが、なんなら
名古屋弾丸自転車ツアーでも募るかね? あぁ~ん?


敗者のプライド? 勝者のプライド?

11/22 名古屋×浦和(瑞穂)

昔は名古屋に遠征なんていうと一大決心だったはずなのだが、今の俺には名古屋は馴染み深い土地になった。だから、仕事の折り合いさえ付けば、名古屋まで行く事に何の躊躇もない。
もっとも、万年平社員でお小遣いに余裕がなければ、あるいは優勝争いをしていなければ遠征する事も正直なかったわけで、基本的には俺は「にわかアウェイ」である。

ま、こんな自意識過剰な事を書き連ねてもしょうがないので、本文に行こう。
今回は車による「弾丸」だ。えーと・・・・・・俺は後席で寝ていただけなので、推進燃料にもならない。
何もしていないので、書く事がない(笑)。

しかし、これで終わってはあんまりなので、一応、試合後の心境とやらを書いてみようと思う。

随分昔、というか'99年の事だと思うから、たった4年しか経過していないんだけど、当時の俺が出入りしていた掲示板で「残留争いと昇格争い、辛いのはどっち?」みたいな話になって、当時降格まっしぐらの状況だった俺は「残留争いに決まってるじゃないか」と答えた。曰く、「前者は【失う恐怖、失った時の落胆】で、後者は【勝利への希望、得られない落胆】だから、どう考えても前者の方がマイナスの感情が渦巻く、と。
が、降格と昇格と決勝敗退と優勝とひととおり味わって、どうやらそれは必ずしも正しくないのかな、とも思う。なぜなら・・・

俺はメチャクチャ悔しいのだ。俺はメチャクチャ落ち込んだのだ。試合後の落ち込みぶりは、自分で言うのも変だが、降格した広島戦より激しかった。
つーか、俺は泣いた。いい年こいたオヤジのくせに、だ。
旗を頭からかぶっても、サングラスをしても隠しきれないぐらい、ボロボロ泣いちまったんだよ俺は。

・・・たぶん、連れがいなければ、試合後30分はゴール裏でメソメソしていたに違いない。

一方的な展開となり、優勝の可能性が消えかかる中で歌う「Pride of URAWA」。
「忘れるな! 俺たちは浦和レッズなんだ!」という悲痛な叫び。

でも、それは「どうしようもなく弱い俺たちに残された最後のプライド」ではない。
「消えかかるプライドを皆で必死に確認しあう」というわけでもない。
あえて言うなら「勝利を知り、更なる勝利を渇望するが故の悔しさ」なのだろう。奴らの負けは俺の負け。奴らの悔しさは俺の悔しさ。逆に言えば、俺たちにプライドがあるように、選手のプライドも、以前とは比較にならないほどに高くなっているはずだ。
それが、勝ちを重ねていくということなんだろう。今の心境は、まさに【勝利への希望、得られない落胆】という図式だ。

今回は文章が全然まとまんないなぁ。なんか支離滅裂かも。唯一確実なのは、
帰りの車中を一人で暗くしちまったよ・・・・・・
ってことだな(苦笑)。


回復したプライド!

11/29 浦和×鹿島(埼玉スタジアム)

今年のこのページの企画的にはサッカー以外のネタを噛ませたい所ではあるのだが、あの雨では、ロードバイクでスタジアムに駆けつけるわけにも行かず、試合までの待ち時間をポカポカの楽しく過ごす術もなく、要は、ネタがない。
つーか、朝っぱらから雨がドバドバドバドバ降りやがって、並びの段階で既に靴下はビショビショで寒いのなんの。あの天気では腰を下ろすこともできないし、いつもに比べて前日抽選&当日抽選の人数が多かったらしく、「間もなく列が動きますのでその場所でお待ち下さ~い」とおフレが出てから1時間以上立ちっぱなし。つまり、朝8時半から、一度も休む事すら叶わなかったわけで、ネタなんてとてもとても。
途中、北側のトイレに行ったら【なんたら★ローゼス】とかってチーム名がカタカナで刺繍されたスカジャン君がウンコをしていたので、携帯から「おらっ!出てこい」のAA↓


             ドッカン
         m    ドッカン
  =====) ))         ☆
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (   )| |_____    ∧_∧   <  おらっ!出てこい
     「 ⌒ ̄ |   |    ||   (´Д` )    \___________
     |   /  ̄   |    |/    「    \
     |   | |    |    ||    ||   /\\
     |    | |    |    |  へ//|  |  | |
     |    | |    ロ|ロ   |/,へ \|  |  | |
     | ∧ | |    |    |/  \  / ( )
     | | | |〈    |    |     | |
     / / / / |  /  |    〈|     | |
    / /  / / |    |    ||      | |
   / / / / =-----=--------     | |

きぼんぬとかなんとかって2ちゃんに書き込もうかと思ったが、名前記入漏れでエラーが出て、もう一度書き込み直すのにはあまりに手がかじかんでおり・・・断念。そんなこんなで凍死したままフラフラと入場・・・したのはいいが、

子供たちのために雨に濡れない場所を確保しようとする⇒失敗
209番ゲート内側のいつもの位置を確保しようとする⇒失敗
とにかく座りたくてコンコースに一人分の場所を確保する⇒メシを買っている間にクソババァに侵される
ゲート旗の棒で確保してあった自分の場所⇒棒が倒れて、誰かの傘が置かれている

まったくもう、家族のために朝からがむばっているのに、なんで俺は自分の場所も確保できずに、濡れた床の上に直接座り込み、冷えたイレベンを食っているのだゴルルルルルルルルルルルアァ・・・。(←ザスパ草津のストリーミング実況風)

で、まぁ、蛇の後ろでオッサンはオッサンなりに跳ねていたんだが、初っ端からわけわからん試合展開になり、雨は激しくなり、全身ずぶ濡れとなり、腕を前に出すと袖口から「じょろじょろじょろじょろ」と水が流れ落ちるような状況で・・・・・・・・・・・・・

ま、ロスタイムの同点ゴールで全て吹き飛びましたけどね。

瑞穂では、選手が消えるまで涙しながら歌った「Pride of URAWA」。
今日は試合終了を告げるホイッスルが鳴り響いた後まで「Pride of URAWA」。

スコアとか、鹿島の優勝を阻止したとか、順位がどうとか、そういうものを超越した幸福感を味わった俺なのであります。


こんな終わり方かよオイ

12/14 浦和×湘南(駒場スタジアム)

今年のこのページの趣旨が「サッカーも、それ以外も、できる事なら一緒にやっちまえ」でありますからして、今年最後の駒場(今年最後の試合、ではない)は、ゲート旗を背負い、さらにバイクウエアの背中のポケットにスニーカーを無理やり詰め込み、当然の如くロードバイクに乗っての参戦であります。赤いキャップ・茶系のサングラス・赤黒のグローブ・黒のウインドブレーカーとワークパンツ・黒のソックス・グレーのシューズ・ストラップも含めて赤白黒のゲート旗・赤黒のマフラー・赤いバイク・・・嫌らしいほどにレッズカラー。田舎モンみたいですね(笑)。
それにしても背中の棒(にしか見えないよね、知らない人は)と腰の辺りの謎の膨らみ・・・怪しすぎます。マンションの住人の視線が痛いです。

しかし天気がよかったね。気持ちがいいので、遠回りだけど見沼代用水を南下。すれ違うロードバイクやMTB。やっぱり視線が痛い。浦和の駅周辺やスタジアムへの道すがらと違って、ゲート旗を裸で背負うと、やっぱり「なんだぁ?」っていう目で見られます。レプリカでも着ていれば、浦和周辺じゃなくても「あぁ」って納得されるんだろうけど。
もっとも、こっちはそういう事を全く気にしないし、何しろ気持ちいいモード全開ですから・・・どこ吹く風というヤツですね。それに、新見沼大橋を駒場方面に向かうと、ほぼ正面に雪を抱いた富士山の白い姿が、澄んだ空の中にほのかに浮かび上がっていて、それはもう綺麗な事この上なし。
約15km・40分のサイクリングを満喫して、駒場には12時20分頃に到着。靴を履き替えて、いつものエコ計画看板脇の階段に・・・

なんで隣にUBのリーダーがいるのよ?

あと太鼓君とか。的のマークついたスキンヘッドのお兄さんとか。漢字一文字の赤いキャップのあんちゃんとか。あらららら。移ってくる移ってくる。(笑)
バック寄りの直立不動な方々への直々の歌唱指導? ま、階段1段に4人がいたりとか、後方からゴリラの如き大声が降り注いでくるシチュエーションっつーのは、自分的には実にやりやすいのだが。でも怖がって別の場所に逃げちゃった人もいたみたいよ?

こんな事ができるのも天皇杯の緒戦ならではなんだろうが、



















試合がアレじゃね・・・_| ̄|○

「今年最後の駒場」だったはずが、「今年最後の試合」になっちまったよ・・・。「ではまた来年!」って・・・元気よくなんか言えねーよ・・・。

『We Love You』 ゲート旗作成記録

[赤]戦闘記録 ] TB:- | CM:- | 編集  2003/11/03(月)  22:00
『We Love You』

直訳すれば、『俺たちはお前の事を愛している』
気恥ずかしいほどにストレートな表現。大の大人が、普段、こんな事を言えるか?
俺たちには、その気持ちをぶつける相手がいる。その思いを伝える歌がある。それは、サポーターという人種にとっては、実はタイトル云々よりも幸福な事なのだと思う。
お気づきの方もいると思うが、だから今年の参戦記録にもこのフレーズを入れてある。仕事に忙しくてスタジアムに行けない日々が続いたからこそ、自分の中では、この言葉はとてもとても大事なのだ。

心の中だけではなく、相手にその思いを伝えたい。
それこそが、大一番を迎え、いいトシして(笑)遂にゲート旗の領域にまで踏み込んでしまった、その理由である。


というわけで、まずは2日間で延べ3,000人の「並びがなくなって暇になってしまった」人たちに向けてトップページで実況?した、ゲート旗作成過程を改めてご紹介しましょう。

最初は、伝えるメッセージと、伝えるためのデザインである。

実は、以前にもデザインを考えた事はあるんだけど、それは存在を主張するシンボルのような意味合いのデザインだったので、常にチームと行動を共にするウルトラではない俺には、全く不釣合い。従って、そのデザインは(一瞬、頭の中をよぎったが)ボツ。
で、シンプルなメッセージとする。となれば、フレーズはやはり(俺の中では)『We Love You』しかない。

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これは、出張先のホテルで手書きしてあったイメージイラスト。

gate_flag2.gif

不定期コラムで「作るぞ!」と宣言したのが31日の夜。その頃、データ上でデザイン作業に着手。細部のデザイン作業はパワーポイントを使用。ここで基本配色とデザインを決めつつ、この日は終了。

翌1日。不定期コラムを見た同じマンションの方から「もうできた?」などという無謀なツッコミを受け、後に引けなくなって(笑)、午前中から本格的なデザインに入る。
配色・フォント違いの候補作は24種類。ここから「遠くからでもはっきり見える」というカミさんのアドバイスにより、『Arial Black』というフォントを採用。

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こうして決まった最終デザインはプリントアウトして設計図とし、それぞれの文字を777ポイントという巨大なサイズでA4プリントし、文字のテンプレートとする。
設計図が赤ペンで修正されているのは、途中でサイズ変更があったため。

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『横断幕・ゲート旗専門店・ユザワヤ』(嘘)に足を運んだのが1日の昼過ぎ。

店内には、赤いアクリル絵の具を選ぶ人が他に2組、『ゲート旗作るんだよ、ゲート旗』と友達に説明する学ランの高校生などがちらほら。カミさんに生地のレクチャーを受けながら、なんたらブロードとかいう白い布・赤と黒のアクリル絵の具・大小2本の筆をまず購入。

帰りの足で園芸棒2本(左端)購入。しかし、園芸棒を2本掲げて握り具合を確かめるあたりは、傍から見ると間抜けな構図なんだろうな。

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なんだかんだで家に帰ってきたのは夕方。そこから、晩飯の仕度もそこそこに作業開始である。

布の採寸・裁断はカミさんのゾーン。
ちなみにサイズは、当初考えていたのが縦120cm×横100cm。しかし、これをビニールシートで再現してみるとバカでかい事が判明し、縦100cm×横85cmに変更。

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『切るぞーーー!』という掛け声と共に裁断された布のミシンがけ。

これもカミさんにお願いした。ミシンで文字まで書いてくれたら楽なのにな~・・・と考えたのは、カミさんには内緒。

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ここからが俺の作業だ。

まずは文字テンプレートを布に書き写す作業。
文字の配列がずれないように、作業台(お客さんが来ないと使われる事のないテーブル、とも言う)にガムテープで基準線を作り、それをベースにテンプレートを貼り、布を上にかぶせて書き写す。

鉛筆は息子の硬筆教室用のものを拝借。文鎮代わりに使ったのはタウンページと、これも息子の国語辞書(ドラえもんのイラスト付き)。

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下書作業完了。
この時点で、布という伸縮素材に対する呪詛の言葉を吐き疲れる。

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ついに色塗り開始。まずは赤を塗る。

が、布に色を塗るという行為も初めてなら、絵筆も図画工作の授業以来。
というわけで、とにかく「遅々として進まず」の一言。床に這いつくばっての作業は辛く、時として王様ゲームのようなポーズを強いられる。曲線のみの『O』なんて、最低だ。

戸惑ったのが、初めて使うアクリル絵の具の特性。乾いていない状態ではピンクっぽく、本当にこれが「プライマリーレッド」なのかと絵の具に向かって小一時間問い詰めたが、小一時間後には乾いて赤になっていた。

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赤い絵の具の部分は一通り終了。
思いもかけない肉体労働っぷりで、文字部分を書き込む気力は、もはやない。

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つーわけで、部屋に吊るして寝る。(画像の左端)

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2日朝。

前夜はそれなりに思えた塗り跡も、明るい日光の元で見ると色むらが激しい。というか、色が薄い。塗りが甘い部分はやっぱりピンクにしか見えない。

というわけで、まずは再度赤を塗る事にする。色むらを防ぐには、途中で絵の具が切れないように、最初から大量の絵の具と適量の水を加えてストックを作っておかなければならない。当たり前の話だが、ようやくこれに気づいて、色むらはかなり改善された。

娘からは「印刷したみたい」とのお褒めを頂く。

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色ムラをチェックするために、日の差すリビングに移動し作業再開。

遂に黒の絵の具で文字入れを開始。一気にそれっぽくなり、作成意欲も再び昂進。ご満悦。

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文字入れ完了。黒は二度塗りをした。

しかし、俺のイヤらしいところは、トップページの実況では一部分しか公開しないところだ。この写真のいやらしさ、いったいどうよ!?(笑)。

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黒の生乾きを待つ間に、棒の仕上げに取り掛かる。

使用したのは、ビニールパイプやスチールパイプとの比較検討の結果、前述のとおり、の変哲もない緑色の「節付き園芸棒」。これに白のテープを巻いたものの、汗ですべるのが気になって、ロードバイクのドロップハンドルに巻くコルク入りバーテープを巻くことにした。これの色違いは実際に自分のロードバイクに使っているので、感触的には馴染んでいる。握り心地上々。ご満悦。
ちなみに尖った先端は、サンドペーパーで丸めた。

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直射日光の当たるベランダで乾かす。相変わらず、デザインがバレないような構図(笑)。

しかし、日差しの下で再び赤のムラが気になりだし、この写真をアップした時点では3度目の色塗りを行っていたのだ。

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というわけで、三たび赤を塗って、再び外で乾かす。
ドラえもんの国語辞典、ここでも活躍中。

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重ね塗りに見切りをつけ、お片づけ・・・

というのはサイト更新上の話であって、実際には前日に使い既に収納されているミシンだの裁縫箱だのを再び引っ張り出してくるという、いわばこの写真はヤラセである。まぁ、記念撮影みたいなもんで・・・
お馬鹿な事をやって、出先から戻ってきたカミさんに呆れた顔をされる。

【布系】裁縫箱・裁縫鋏・ミシン
【下絵系】デザイン素案・設計図・文字テンプレート・赤ペン
【位置決め系】プラスチック30cm定規・竹100cm定規・ガムテープ
【重石系】ドラえもんの国語辞典・タウンページ・娘の文鎮
【下書き系】息子の鉛筆・消しゴム
【色塗り系】アクリル絵の具(赤のデカい奴×1、黒の小さい奴×2)・絵筆(平・丸)・小皿
【作業台系】お客さんが来ないと使われる事のないテーブル・古新聞
【棒系】コルクバーテープ・サンドペーパー

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そして試合前日の夜。
出番を待つばかりの自作ゲート旗・・・。


ジャジャーン

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遠目に見てもちゃんと文字が読める事は、読者の方からご提供頂いた画像で確認済であります!

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この試合に向けて、初めて旗を自作した俺のような人は、実はかなりの数に上るんじゃないだろうか。作業は大変だが、ちょっとでも興味のある人は、是非トライして欲しい。
思いを込めながら旗を作り上げていく過程は、それはそれで至福の時間だ。

そして、ナビスコ決勝が自作旗デビューだった人は、それをスペシャルな物にしてしまうんじゃなくて、次からもそれを持ってスタジアムに足を運んで欲しいものである。
(そういう俺は、駒場の階段にこの旗はデカ過ぎるので、埼スタ・国立・アウェイ用になってしまうかな・・・?)

なーに、棒が折れたら買いなおせばいいのさ!

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↑山瀬のゴールの後、気が付いたら・・・(笑)

2002年 時間と体力に限りあるサラリーマンと主婦の「エンジョイフットボール!」

[赤]戦闘記録 ] TB:- | CM:- | 編集  2002/11/24(日)  22:00
無為な時間を過ごす喜び

03/09 浦和×FC東京(埼玉スタジアム2002)

呆然とするしかなかった天皇杯準決勝での敗戦から2ヵ月強・・・。
相変わらずオフのニュースが満載だったレッズですが、珍しい事に今年は将来に期待を持たせるようなニュースが多く、開幕前の期待度は急上昇。しかし、私とカミさんの忙しさも一気にアップ。体力・気力は急激にダウン。
横浜での開幕戦は、<息子のサッカーの試合>と<社内試験のためのお勉強>で夫婦揃って欠席せざるを得ず、このホーム開幕戦が、我が家にとってのリーグ開幕です。もっとも私は、参戦が叶うかどうか前日まで見通しが立たず、ほとんど急遽参戦状態だったのですが。

私は朝8時過ぎに自転車で家を出発。10キロの道のりを20分。快調!
ここ1ヵ月ばかりは、休日出勤・家に仕事を持ちかえり・風邪・・・で、自転車に乗るのも1ヶ月ぶり。爽やかな春の空気の中で久しぶりに乗る自転車の味は格別。ところが、スタジアムに到着してみると、駒場で感じるホーム開幕のワクワク感が感じない。開幕戦の敗戦とか、埼スタでのナイターだとか、色々要素はあるのでしょうが・・・。
でも、日差しは暖かく。大量に飛んでいるはずの花粉が、風が強めな割には鼻を悩ませる事もなく。ブラブラ散歩にも飽き、何もせず何も考えずにボーッとしているうちに眠気が襲ってきて・・・あぁ、なんという贅沢。

一方のカミさんは、子供二人を連れて開場直後に到着。マンションの人と合流し、日頃のストレス発散とばかりに、他愛のないおしゃべりに花を咲かせたようです。
そのおしゃべりが試合への文句へと変わるには、さほどの時間は要さなかった模様・・・。

帰りの道中で選手個人への批判は封印した私たちでしたが、息子は
『○○はボールが来ないと全然動かないよね・・・』
なかなかに鋭い5歳児です。※○○の中には、お好きな名前をどうぞ


気持ちワクワク ハートドキドキ 頭クラクラ そのココロは・・・

04/07 浦和×広島(駒場スタジアム)

今回の試合は家族4人での駒場参戦で、バックスタンドの椅子席を確保する必要があったのですが、私もカミさんも大寝坊。もっとも、私は前日の自転車@荒川サイクリングロード疲れ、カミさんは職場の飲み会で午前様だったわけで、言い訳も何もあったもんじゃありません。雨上がりの駒場に到着したのは8時半頃。並び慣れた東側も、'98年の最終戦以来の西側の並びも、長蛇の列。それもそうです。開幕から1ヵ月以上たって、ようやく駒場での試合なんですから。
それにしても、前日は日焼けするような日差しだったのに、この日は肌寒くて・・・。花粉の季節は終わったはずなのに、くしゃみが止まらない。一方のカミさんも風邪気味で(だったら飲みに行くな)、マスクを付けた怪しいスタイルで、J2時代以来の駒場に到着です。

開門。久々に西側から入場してバックスタンドに回ってみると、そこは、あっという間に埋まっていました。いや、あちこちに隙間はあるんですが、家族がまとまってとなると難しい。駒場では自由席が不自由席だという事を改めて実感します。そこで、急遽西側立ち見席のいちばん端、まさにゴールの真裏に場所取りです。
ところが、不本意ながら・・・のこの場所が、試合が始まるとカミさんと子供たちにとっては最高の特等席となりました。なにしろ、エメルソンとトゥットというJ屈指の2トップの破壊力を、スタジアム内で最も近い位置で堪能したわけですから。そりゃーもう、頭もクラクラするってもんです。
一方、家族と離れて東側に移った私は、エメルソンの瞬間芸(前半の3点目)などは見えやしません(注:視力0.4、眼鏡なし)。まったくもって羨ましい。時折止まらなくなるくしゃみ・鼻水・涙のアレルギー三重苦に加えて、そのうち激しい喉の痛みも覚え出してしまい、違う意味で頭クラクラ・・・こりゃ花粉症じゃねーな。鬱。

それでも、開幕戦にも似た(つーか、開幕恒例のjoinノートが配られるとは思わなかった)高揚感と、超絶ストライカーの4ゴール。フットボールそのものが持つ魅力に、動悸は激しくなり、脳内麻薬をドバドバと分泌しまくった家族4人は大満足で駒場をあとにしたわけですが、その後がいけなかった。カミさんは咳が止まらず、帰りのシャトルバス(西口まで回るのは無駄無駄!)では貧血気味に。私は、とにかく喉が痛くて、頭も痛くて、ゲンナリ。
幸せな試合だったからよかったようなものの、これで負けてたら、駒場からタクシーで帰るところだった・・・カミさんとそんな話をしたのは、自宅の最寄り駅まで電車+徒歩20分で帰ろうという当初の予定を変更して、大宮から乗車したタクシーの車中でした。
帰宅して、祝杯をあげるでもなく、この日は終わり。熱を測ったら予想どおり発熱していた私は、さっさとベッドに入ったのでした。カミさんも、即爆睡・・・。


もっと熱くなれ! (おじさん疲れちゃうけど)

07/13 浦和×磐田(埼玉スタジアム2002)

ワールドカップが終わって半月。この半月という期間は、俺たちの「浦和中毒」を最高潮に高めるには実にうってつけの日数だった。
この日、埼スタに詰め掛けたのは約5万9千人。まさか埼スタで売り切れるなんて事は予想もしていなかったのだが、のんびりしていたカミさんと子供2人は自由席完売の煽りを受けメインアッパーの指定席。しかも「3席連番」がなく2席のみの購入。下の息子は母親の膝の上というシチュエーションだ。

指定席での観戦は、カミさんにとっては窮屈な時間だったようだ。当然だが、周りには立ち上がる人も歌う人もいない。限りなく磐田ゴール裏寄りだった事もあり、周囲には「ジュビロファン」(カミさんは「ジュビロサポ」と言わずに「ファン」と言っていた)も結構な人数がいたらしく、右隣には「ジュビロギャル風の、ユニフォームとかタオルとかバンダナとかでビシッと決めた若造りのおばさん」(これもカミさんの言葉である)がうるさいのに閉口したようだ。この若造りのオバサン、アウェイの地で周囲に全く気を使うことなく存分に喜びまくるのみならず、浦和に呪いの言葉を吐きまくっていたらしい。試合終了後、オバサンの前を通って帰る同じ列の人が「ちょっと前スイマセ~ン(にこ)」とか言いながら軽く蹴りを入れていたらしいが(それも一人や二人じゃないらしい)、俺ならそんな事はしない。しない、というのは蹴りを入れないという事ではなく、アウェイで、ホームのサポーターを挑発し、彼らの前で勝ち誇る事だ。このオバサンの行動は、平和で安全なスタジアムとか、そういう議論とはまったく別物だと思う。それとも、俺の思い上がりか?

ゴール裏は、リーグ戦再開を待ちわびたヤツらで一杯だった。久しぶりの試合で声も出ないし、暑くて跳ねる力も湧き出てこないし(跳ねたけど)、とにかくおじさんには大変な季節だけど、それ以上に、一体感を持って浦和をサポートする事の喜びの方が全然デカい。
俺たちは、もっともっと熱くなっていいのだ!

「応援する人が少ないから負けちゃうんだよ・・・」
息子は、指定席の周りの人たちがおとなしく観戦している事に強い不満を感じたようだ。
次節は国立。駒場より安全で、場所の確保も遥かに容易で、埼スタのような跳ね上げ式のシートでもない。ここはひとつ、5歳の彼をゴール裏に連れて行って、観戦ではなく「一緒にサポート」しようかと思っている。
レディアの絵付きの「可愛らしい」赤いTシャツなどではなく、大人と同じマフラーでも与えようか。


5歳児のサポーター根性

07/20 浦和×札幌(国立競技場)

磐田戦で「応援する人が少ないから負けちゃうんだよ・・・」と呟いた5歳の息子。この試合は、その息子の実質的なゴール裏デビュー戦である。

「実質的」というのは、過去にも国立でゴール裏に来た事はある。が、その頃は座ってぼーっとしてるだけだった(2歳なのであたりまえ)。最近は駒場の西側や埼スタのコーナー付近で、周囲の静けさにも構わず手拍子やコールに参加していたようなので、ならばゴール裏で本格的なサポートを体験させよう、という事だ。もちろん、雰囲気を体験するだけのゴール裏参戦をこの俺が許すはずもないので、試合前には「いいか、選手が一生懸命やってるんだから、俺たちも一生懸命やらなきゃダメなんだぞ」と吹き込んでおいた。引きずるような長さのタオルマフラーを一丁前に巻きつけた息子、やる気満々のポーズの中にも神妙な面持ちである。

それにしても、息子はラッキーだ。姉が確保してくれた場所がオーロラビジョン中央の後ろから2列目だったおかげで、ゴール裏デビュー戦にして、国立のスタンドからはみ出す大きさの、あのデカ旗持ちにも参加しやがった。こっちは「もし手を離しちゃったら一大事!」とかって緊張しているぐらいなのに(笑)。

今日は徹底的に親バカに徹するが、試合中の息子は実に大したものだった。
頭上で手を叩き、野太い大人の声に対抗するようにコールをがなりたて、歌が解らないなりに「レッズッ!」と叫び、跳ねた。前半終了時には、「今日はあんまり跳ねないねぇ」と、いささかもの足りなさげですらある。後半のアレ浦和→Pride of Urawaも、延長突入前も、延長でも、休まずにサポートを続けた。何度でも言うが、いや何とも大したヤツだ。初めてのサポートらしいサポートで、延長戦までやり抜くとは・・・!

相当疲れたのだろう。帰りの電車では、だっこで爆睡だった・・・。
俺は息子とビールで乾杯したい気分だったがね。


おチビが埼スタで跳ねるには・・・?

09/28 浦和×清水(埼玉スタジアム)

家族4人で参戦の予定だったんですが、前日から娘が体調を壊し(季節の変わり目で風邪を・・・)、息子と姉との3人体制での参戦となりました。
朝8時過ぎから一人で並びだしてから暫くは、生憎の冷たい雨は時折強く、吐く息は白い。なかなか試合へのワクワク感が高揚しなかったのですが、カミさんに送られてきた息子と合流した頃には雨もやみ、開門から試合開始までの長い時間も息子と適当にジャレたりして、まぁそれなりに楽しく・・・。

さて、息子と一緒に向かった先はゴール裏。息子に「座って見る? ゴール裏でやる?」と確認した上での、本人からのリクエストでもあります。となると、彼のような小さな子供は、必然的に椅子の上に立たなければならないわけで・・・。
ところで、埼スタの座席は折り畳み式。バックスタンドのように座って観戦するなら何も問題はないんですが(いや、実際には、カミさんがチャンスに腰を浮かして、次の瞬間に再び腰をかけようとしたら座席がなくって尻を打った事があるんですね~・・・)、跳ねようが跳ねまいが、その上に立つとなると、ちょっとした体重移動の加減で座席が跳ね上がって、背もたれと座席の間にはまってしまうというのが容易に想像できてしまいます。
そ・こ・で! お父さんは考えた!


【その1】
紐でもあれば、座席を固定できるだろう。座席の支柱と固定しよう。
そんなわけでカミさんにナイロンの紐を持って来てもらったんだけど・・・うまくいかず。
【その2】
改善策。が、これはさすがに同列の人に顰蹙を買う事が容易に想像できたので、トライする前にボツ。 【その3】
しょうがないから座席を足で押さえよう、と。
で、俺一人では何かの拍子に座席が跳ね上がってしまう恐れが大なので、フェイルセーフの発想(嘘)で、同じようにやれ、と姉にもリクエスト。
一応トライしてみたところ、確かに座席は安定したのだが・・・
あまりにも絵的に情けない事に0.3秒で気が付きボツ!

結果的には、フロアに立っても前は見えました(笑)。


正直、雨は勘弁してくれ

10/19 浦和×名古屋(埼玉スタジアム)

カミさんは小学校のバザーの手伝い。娘は熱を出して寝込み、このところゴール裏志向が強くなってきた息子は・・・そういえば、「行く~!」って騒がなかったなぁ。
そんなわけで、仕事の疲れ(終電→仕事関係の酒→終電)と寝不足(夜更かし→息子と寝たため※どうも気を使ってしまう→夜中にふくらはぎがつる)と筋肉痛(夜中に※以下略)の三重苦状態だったが、それでもなんとか8時過ぎには目覚めた。眠い。シャワーを浴び、コーヒーを飲み、1週間放っておくとペシャンコになってしまうタイヤに空気を入れ、なんだかんだで家を出たのは9時過ぎ。疲れた体にロードバイクはきつい。でも、途中のコンビニでレプリカを着たご婦人と挨拶を交わし、追い抜いていく車から赤いフラッグを振られ、自転車に乗っていくウキウキ感もあって、スタジアムに到着した頃にはすっかりご機嫌である。

並び列に加わって最初にやった事は・・・駐輪場で自転車にライト取付用のアタッチメントをハンドルにセットする事だった。ロードバイクにライトは付いていないが、なにしろ、試合が終わる6時には既に暗くなっているから、ライトは必須アイテム。試合終了後に暗い中で作業をするのもなんだから、暇な待ち時間を利用してやっちまおう、というわけだ。で、アタッチメントを取り付けて、試しにライトを取り付けてみようかな、とバッグの中をゴソゴソ・・・ゴソゴソ・・・ゴソゴソ・・・ねぇよ! そういえばリアの反射板も付いてねーよ! そういえばサドルバッグを取り付ける時に邪魔だから外したんだよ! 帰り道は無灯火で走るのかよ! うあぁぁぁぁぁ・・・鬱! 激しく鬱!! はげ鬱!!!

などと心の中で叫んでいてもしょうがないので、選手入場時のサポートパフォーマンスの下準備を手伝ってみたりして回復。

ところが、である。雨である。
いや、俺が濡れるのは、いい。そんな事じゃなくって、メカの細かな部分まで泥だらけになる、油が飛ぶ、しまいにゃ錆びる、自転車の大敵、雨である。安バイクとはいえ、濡れないように気をつけてきたのに・・・それでなくても、この前ハンドルに巻くバーテープを交換した時に、ハンドルの錆びがショックだったのに・・・。しとしとどころか本格降りだ・・・。ブレーキの効きが極端に悪化する雨の中を無灯火で走るなんて・・・鬱! 激し(以下略)

結局、カミさんに迎えに来てもらったのだが、スタジアム近くの某所までの約1キロ、「かしゅかしゅかしゅ・・・」と音を立てるばかりでママチャリ以下の制動能力(※全てのロードバイクがそうではない。安ブレーキだから)は正直、怖かった。

このページの更新が終わったら、自転車の整備である。


残ったものは悔しさだけ?
いや、そこには多くの人の努力と熱意がある!


11/04 ナビスコカップ決勝 浦和×鹿島(国立)

【チケット】

なんたって「決勝」である。勝てば「優勝」である。忙しさのあまり、2ndステージのチケット発売日をころりと忘れていた俺たちであるが、こればっかりは黙っているわけにはいかないのである。
ところが、チケットの発売日は娘の運動会。娘を泣かすわけにはいかない。そこで俺たちのチケットを確保してくれたのは、俺の姉だった。周りの奥様連中が携帯片手に「繋がんない~!」と騒いでいる最中に、姉から「ゲットしたぜ!」と連絡が。話を聞いてみると、なんと女単身でチケぴに徹夜で並んだと・・・。俺は電話口で「神! 神!」と連呼したさ(笑)。

【子供たち】

チケット確保の段階でこの騒ぎだから、試合当日には何が起きるかわからない。俺は、観戦派ではない、声と体で表現するサポーターの端くれとして、この大一番で子供のためにスタンドの片隅に行ってショボくやるつもりは毛頭ない。誤解されては困るが、だからと言って、俺の独りよがりなプライドを優先して子供の安全を軽視するつもりも勿論ない。いずれにせよ、家族のイベントとして捉えるには、あまりにもヘヴィな試合なのだ・・・。
サッカーにさほど興味を持たない娘は、カミさんの実家(つまりおじいちゃん・おばあちゃんち)に行くという。問題は息子。「絶対に行く!」と言い張る。正直、俺たちは迷った。カミさんは「連れて行こう」というが、何かが起きてからでは遅い。

最終的には、息子の熱意と、試合中は全力で声を張り上げ跳ねる彼の応援スタイルに敬意を表し、彼も一緒に戦う事にした。デカ旗手配のニイチャンに「将来はUBに・・・」とスカウトされるのは試合当日の事であるが、父親としては、悪の道には引きずり込まないで欲しい(笑)。

【試合前日】

次には並びの問題があった。
実は、俺は前々日(土曜日の休日出勤終了後)から徹夜体制に入る準備はしていた。日曜日も出勤の気配があったので、その場合は国立から出勤というわけだ。試合のある月曜日に確実に休むためには、色んな事を犠牲にする覚悟はあったわけだ。しかし、あれだけ多くのガムテによる順番確保が行われていながら(いや、だからこそ?)、様子見に国立に向かった姉によると、土曜の昼の時点では国立周辺は閑散としていたようだ。俺自身も夜7時頃に国立に向かったが、やはり静寂が支配していた。よって、この日は自宅に戻った。

日曜日。カミさんは荷物を持って、まずは横浜の実家へ娘を連れて行く。そこから国立に引き返してみると・・・やはり閑散。拍子抜けの体である。
一方、その頃俺は好天に我慢ができず、自転車で国立へ向かっていた。重い荷物と強い向かい風(なんでこの日に限って南風なのよ~!)に悩まされたが、無事到着。距離40キロは長距離のうちには入らないが、傍から見ると変態である。我が家と同じマンションに住む先発隊の方と合流した時には、ハッキリ言って引かれていたようだ(笑)。

【前夜祭】

夜の帳が落ちてからも相変わらず人気のない国立周辺ではあったが、代々木門側だけは様相が異なっていた。我々はマスコットに留守番をさせ、代々木門近くで鍋をご馳走になった。普段は250ミリ缶1本の俺だが、ロング缶が1本、2本と空いていく。
そのうち、明治公園のトイレに断幕が張られ、上半身裸・トラメガ・ゲロの付いたズボンを脱いで洗うヤツなどが次々に出没し、局地的に大いに盛り上がる。俺も飲み、歌う。最高である。

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【試合当日】

車の中でザコ寝した俺とカミさんだが、カミさんが早朝に荷物を持っていったん撤収。横浜から息子を連れて戻っていざ入場・・・
できね~よ!
まあ、詳しい事情は割愛させて頂くが、ここではカミさんが「神!」な活躍をして、最終的には12番ゲートと13番ゲートの中間に場所を確保する事はできた。
そして、試合とは全く関係のないタイミングの鹿島のデカ旗披露会があり、いつもと違う試合開始前の進行にとまどい、しかしそれを打ち破るようにUBによるアジがあり、「PRIDE of URAWA」の「P」の旗を持って声を張り上げ、試合が始まり・・・






記憶にございません。

【試合後】

試合前の息子の緊張度合いは笑えた。いや、笑っちゃいけないのだが。顔つきはいつもと違うし、全然喋らないし・・・。
そんな息子が、表彰式の時に、泣いていた。「いっしょうけんめいおうえんしたのに・・・ひぃ~ん・・・」

次があるさ!

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俺は怒っているのだ!

11/09 市原×浦和(国立)

何に対して怒っているのか、最初に書いておく。

応援しないでブーイングだけは精一杯なヤツの事をサポーターとは呼ばない(俺定義)

言っとくが、あくまでも「俺定義」である。俺の中だけの定義なので、別にそういう人の事を批判したり非難したりするつもりはない。近頃流行の「地蔵」なんてフレーズを使うつもりもない。つもりはないが、俺が勝手に腹を立てる権利は、ある。何しろ「俺定義」だからな。

ナビスコですっかり心身の調子を崩してしまった俺は、仕事の忙しさもあって、参戦するかどうかは試合当日に見極める事とした。
とは言っても、土曜日に出勤する際には、暖かく汗に強いウインタースポーツ用のインナーシャツ、ベンチコート、ニットの手袋と帽子、マフラー・・・要は冬場のサッカー観戦ウェアを完全装備して行ったわけで、やる気は満々。サポーターと同様に(いや、それ以上?)チームが疲弊している時こそ、俺が現場に行かなきゃ・・・という自惚れは、俺だけではなく、多くの浦和サポーターが持ち合わせているものだと思う。

新宿の職場を出て千駄ヶ谷門に辿り着き、チケット購入後も窓口前に居座り続けて隣の窓口の友人を待つ非常識なクソ野郎(黄色いマフラー着用)にイラつかせられながら、これまた非常識な値段の当日券を買い求め、さらに非常識な低さ(たかだか177センチの俺の身長より低いとはどういうわけだ?)に取り付けられた鉄棒ゲートに頭をぶつけたりしつつ、ゴール裏に到着したのは、試合前のアジ演説が始まった頃。
周囲は・・・UBのゾーンからやや離れているせいか大人し目ではあるが、ナビスコの時のような「どうして応援する気もないアナタのような人がここに来たの? つーか来れたの? つーかアナタ、レッズサポ?」という違和感はなく、市原の場内アナは寒さを倍化させるものの、これはアウェイだからしょうがない。
雰囲気としては、真冬を思わせる冷たい風が吹き付ける寒い夜にも関わらずスタジアムに集う、「いつもの浦和好きの集団」・・・である。

しかし、試合内容はともかくとして(ぉぃ)、俺的にはそれほど寒さは感じなかった。ゴール裏に駆け付けてすぐにベンチコートは脱ぎ捨てたのに、である。ナビスコ決勝の時のような妙な力みがないせいか、声も出る。
左前方の「食べ盛り高校生」風のガキは、目一杯飛び跳ね、声を出し続け、ハーフタイムにはパンを何個か口一杯に頬張って、後半にはまた全開のパフォーマンスを見せていた。後ろの通路からは3人組のデカイ声が迫ってくる。俺の前の女性は、一生懸命手を叩き、歌っている。俺もつられた。ピッチ上では相変わらずしょっぱいプレーが続いてはいたが、「ゴールが決まったら、最上段まで駆け上がっていって、柵にのぼってやろう。」そんなバカな事を考えつつ、声は途切れさせずに、俺なりのパフォーマンスを続けた。

愕然としたのは、試合も押し詰まった時間帯のことだ。
市原のゴールキーパーに向かって、大きなブーイングが浴びせられた。なんだ、まだまだこれだけの余力があったのか・・・?

試合後のブーイングはさらに盛大だった。

俺も気持ちはブーイングだったが・・・やめた。省みれば、俺のサポートだって全然たいしたものじゃない。


プォオ~ 風が語りかけます 寒い!寒すぎる!

11/24 FC東京×浦和(東京スタジアム)

そりゃそうでしょうよ。いくら屋根付きスタジアム効果でサポーターのボルテージが上がったって、毎度毎度の「ボクたちは守ることしか考えてません。万が一にもリスクは犯しません。あとは前の2人でよろしく」的なサッカーでは、「負けて悔しい」以前に「情けない」という気持ちが先行してしまう。えぇもうホントに情けないったらありゃしない。
僅か5週間前には、粘り強い攻守で首位に立っていたレッズ。3週間前にはカップ戦のファイナルを戦っていたレッズ。
しかし、往時の勢いはどこにも微塵にも感じられず、チームの進歩はピタリと歩みを止めたように見え、そして季節は変わり、冷たい風は体と心を冷やし続ける。寒いスタジアムには、暖かいコーヒーを持っていく事もできるし、肉まんでひとときの暖を取る事もできる。しかし、サッカーで冷えた心は、サッカーでしか熱くなれない。援軍のない2トップの奮闘や果敢に勝負を挑む平川の姿に、あるいは身を投げ出してゴールを死守する坪井や山岸に一瞬の熱さを感じる事はあっても、レッズというチームのサッカーに心が震える事は、少なくともこの1試合に限っては、全くなかった。

早朝の6時前に家を出たり、深夜0時台の帰宅が続いたり、札幌への日帰り出張があったり。もちろん、試合前日の土曜日も出社。ここ数週間の疲労で体調は最悪だったが、それでも車で実質1時間強でスタジアムに到着した事もあって、サポートを頑張る体力は充分に残っていた。
少々遠いが、格安の駐車場を見つける事もできた。
試合前には息子の友達と一緒にサッカーで遊ぶ事もできた。
この日が誕生日のカミさんがナビスコ決勝に続いて「神!」な活躍をして、某ウルトラチームの隣に場所も確保できた。今日は跳ね跳ねの息子だけでなくサッカーに興味のない(かつ寒いところが大嫌いな)娘が一緒だったので、最終的には俺と姉が某ウルトラチームの隣、カミさんと子供2人がオーロラビジョンを挟んだ反対側に移ったのだが・・・。

とにかく、試合が始まる前までは、実に快調だった。試合が始まるまでは・・・。

試合が終わって、FC東京の某監督の挨拶が場内に流れ出した。俺の中では、「弱いレッズ」の下地を作った男として、二度と浦和の門を跨がないで頂きたい人物でもある。
その某監督に対する大ブーイングに惨めさを覚えつつスタジアムを後にしようとした時に、俺はこの試合がFC東京のホーム最終戦であることに気が付いた。そう。根気のリーグ戦は、もう残りはわずか1試合。最終戦は欠席するので、俺にとってもこの試合が今年のリーグ最終戦だったのだ。
「1年やって、これかよ」 あぁ、猛烈にむなしい・・・。

2001年 あのピクシーでさえも、引退をするというお年頃・・・(涙)

[赤]戦闘記録 ] TB:- | CM:- | 編集  2001/11/10(土)  22:00
我が家が本格的にスタジアム通いを始めたのが95年。
それまでは、Jのチケットは取れないと思い込んでいたし、実際、レッズはキャパの小さな旧駒場や大宮公園で試合をしていましたからね。

カミさんのお腹が大きかったり、子供が小さかったりした事もあって、最初はバックスタンドから入りました。
次に、関東アウェイの試合に限って、徐々に中心に寄っていくようになりました。観戦事情が許せば、ですが。
降格の危機に居ても立ってもいられず、駒場の東側に移りました。と言っても組織的な並びをしないので、今はエコ計画看板裏、WARAJIさんの隣の階段が定位置です。跳ねると足元が恐い場所ですが、手すりがない分、自分を甘やかす事のできない場所なので、肘をついて観戦や野次に興じている方よりは、戦力になっているかなぁ、と自負もしております。

しかし、私も今年は年男。もちろん、24歳ではありません(笑)。
私のサポートスタイルは、年齢を重ねるごとに熱く激しくなってきておりますが、運動不足のサラリーマンには難行苦行。正直言って、結構ツラいものがあります。
J1復帰で再び土曜日の試合となった今シーズンは、仕事との折り合いの付け方も難しくなってきます。

同世代の皆さん。たるんだ腹をヘコますためにも、オヤジパワーを見せ付けましょう。
そして、ピクシーより長く現役で頑張るのだ(笑)。


4ヵ月のブランク、16ヵ月のブランク

03/17 浦和×C大阪(駒場スタジアム)

昨年の11月17日を最後にオフシーズンに突入していたレッズと、レッズサポーター。
実際には天皇杯4回戦まで戦っていたわけだが、実態は心も体も弛緩しきった状態でのサポートという図式で、それは私にもピタリと当てはまる。
アウェイでの開幕戦を戦った人は既に切り替えが完了していたのだろうが、参戦組の知り合いから聞いていた言葉は『声は出ないし体はキツいし、もう大変だった』というもの。この試合が事実上の開幕戦である私としても、たるんだ自分の腹を見るにつけ、(あ~ぁ)という溜息しか出ないような状態。

試合が始まると、その危惧は現実のものとなり、とにかく体が動かない。喉は速攻で潰れた。

しかし、それ以上に戸惑いを感じたのは、J1で試合をする際の自分なりの物差しを全く失っていた事だった。
何やら危ういバランスの上に成り立っているような守備を目の当たりにしても、J2時代から進歩がないのか、主力が欠けて盛田が入ったセレッソがそれ以上にダメダメなのか、両者の力関係が全然わからない。

わからないのは、サポートソングについても同様だった。
以前から、試合開始直前の旗出しや勝利の直後に歌われていた『浦和レッズカンペオン』(という名の歌だったと思うが)。J2に落ちて歌えるような歌じゃないから、もう長い事歌っていなかったはず。いきなりこれが出てきた時には戸惑った。ワンコール終わるまで歌に合流できなかったもんなぁ・・・。
しかし、これを歌う事によって、16ヶ月ぶりのJ1でのサポートを実感したのも事実だ。

・・・久しぶりの実戦は、120分の引き分けで終了。ふぅ。引き上げようとして階段に足をかけた瞬間・・・『カクッ』。転びそうになった。写真を撮ったら、目が落ち窪んでいた。
そして、このテキストを書いている今(試合翌日)、体中が痛い。首や喉の周囲、胸、腹筋、太股やふくらはぎの表裏。前途多難である。

[次回の参戦予定]
次節の福岡戦@駒場は仕事で欠席。
4月の横浜国際には、カミさんの母親を含めた3世代が集結する予定。私は北海道出張と重なるので、羽田から直接乗り込む公算が大。なんかビジネスマンみたい!(笑)

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あぁ、この一体感・・・ This is REDS !

04/07 横浜×浦和(横浜国際総合競技場)

この日は、『いちどレッズサポーターってものを間近で見たいのよぉ』
というカミさんの母親をご招待。私はゴール裏に、家族はカミさんの母親と一緒にバックスタンド側にまわり、いわば3世代サポートでございます。

ところで、初っ端から病気自慢で申し訳ないんすが、休みの日まで午前様で仕事する生活でさすがに疲れが溜まったか、試合の4日前に、ついにダウン。
が、2時間はかかる点滴を1時間で切り上げてでも行かなければならない状況でして、試合前日には北海道日帰り出張などの荒行をこなしております。
そんなわけで、フ~ラフラの体をユンケルで立て直しつつ・・・

花粉まみれの長~い待ち時間を経て入場。
座席には土埃が厚く堆積しているし(まぁ代表戦以外のアウェイ側2Fなんて閉鎖してるのかもしれませんけど、金を払っている客に対するサービスとしては最低ですな)、音楽はウルサイし、DJは『1年8ヶ月ぶりの~』とか喚いて喧嘩を売る?し、なにより埼玉スタジアムを観て来た自分としては、ひさびさの横浜国際は『無駄にでけぇ』の一言でした。

が、そんなしらけた雰囲気を一変させてくれたのが、浦和と横浜のジュニアユースによる前座試合。前座と侮るなかれ。浦和のJYが、これだけでご飯3杯はイケるのではないかというほどに充実したプレーを見せてくれるんですわ、これが。少なくとも、去年のトップチームより遥かにエンターテイメント。もう、最高。
試合終了後はゴール裏と一緒に勝利を喜び合い、コールで締めてあげましたが、あの雰囲気を直接味わって、トップチームでやってみたいと思ってくれた子が一人でもいたらいいなぁ。
一方の横浜。スカしたサングラスの川口及びその他大勢がその試合中に現れてファンサービスをおっ始めやがった。あれじゃ子どもたちが可哀相ってもんです。

さて、肝心のトップチームの試合の方は、キープの横浜と、前の3人でカウンターを繰り出す浦和という、予想どおりの図式。
そして、『流れが来たぞ』と呟いたその10秒後に、トゥットの先制ゴール! ・・・しかし、90分を通して最高っ!と手放しで喜ぶようなゲーム内容ではなかったかもしれないですね。

が、レッズは10人になると恐ろしいほどの集中力を発揮する事があります。

そして、一人足りない仲間をサポートするゴール裏の集中度の高さも、素晴らしいものでした。
『偽コリーナ』こと奥谷主審=私は間違って『チッチョリーナ』と言ってしまい、しかもそれを隣の席の読者さんに聞かれてしまった(恥)=の度重なる謎のジャッジ、井原の退場、ボールを返さない横浜、秒殺された岡野、そして両チームの荒れたプレーの一つ一つが、ゴール裏の一体感を高めるための調味料になったようでした。
ピンチを守り切る度に、ゴール裏は緊張度をより高め、さらにコールのボルテージを上げていきました。
ロスタイム。横浜国際の屋根をビンビンに響かせた『うら~わレッズッ!』の連呼は圧巻でした。

そして『We are Diamonds』を歌う。まさに至福の一瞬なのであります・・・・・・。

最後に、バックスタンドで観戦した義理の母の感想を一言。
『浦和の応援が始まったその瞬間に鳥肌がたったわぁ~』

[次回の参戦予定]
ゴールデンウィーク・・・今年は全然ゴールデンにならないと思うんですが(泣)、鹿島戦@国立レッドダービーは、クビを賭けてでも(嘘)国立に馳せ参じる予定であります。

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雨中で感じた『アントラーイズム』?

04/29 鹿島×浦和(国立霞ヶ丘競技場)

『大丈夫、雨は夜遅くからだってさ!』
カミさんの言葉をせせらわらうように、試合開始1時間ほど前から、雨。
かくして、国立レッドダービーは、96年・98年・99年に続き、当然のように雨の中で行われた。
強いて違いを挙げるとしたら、自分が『雨に濡れてもポンチョは着ない』タイプになっている事ぐらいだろうか。5年前に比べると体力は落ちたくせに。

ところで、試合前の事だが。
某シミスポの列整理、あれは何なんだ。頭が悪すぎる。
それから、開門後に列が動き出してからの割り込みの横行。某シミスポ、全く役に立たない。
並んでたと言い張るオッサンに顔を30センチまで近づけて『嘘はいかんぞぉっ!』と怒鳴る俺。あれで喧嘩になったら俺の責任なんだろうか? んで『連帯責任を』とか浦議に書かれるのだろうか(妄想)。
とにかく使えないというか、要所を抑えてない(って素人に言われたくないだろうけど)某シミスポにはダメ出しだ。

それにしても、鹿島の選手紹介の長い事長い事・・・! あぁ、やっと終わったか・・・と思ったら、まだ始まっていなかった(笑)というぐらい前フリが長い。
その前フリ、鹿島の三冠を最大限に活用した自意識過剰なムービーが延々と続くのだが、サポーターが鼻息を荒くするのならともかく、クラブが率先して自己満足ムービーを流すとは恐れ入った。アントラーイズム・・・勝利主義ねぇ。陳腐なコピーだ。
まあ、三冠は事実だし、俺たちはJ2上がりだし、鹿島の主催試合だし、何も文句を言う筋合いはない。

試合は、前半を何もできずに終わった浦和が、後半になって見違えるような動きを見せたものの、ロスタイムに意地の追撃を見せただけで敗戦に終わった。
そのロスタイム。1点差になった直後の鹿島のキックオフ。ラグビーのタッチキックのように、無人の浦和の左コーナー付近に蹴り込む鹿島。なるほど。これがアントラーイズムか。勝利主義というものか。

しかし、負ければ何を言っても所詮は遠吠え。
次回の対戦で、その『勝利主義』とやらを、浦和の勝利で叩き潰してやれば良いのだ。

浦和がブレイクする兆候は、ある。

[次回の参戦予定]
子供と一緒に国立のトラックを一周・・・磐田戦@国立は、子供をダシにして父親が喜ぶ日でもある。
この試合は、去年の6月に悲惨な駒場体験をした(笑)ゲストと試合後に一杯やる予定。この松山在住の友人、実はジュビギャルおねぇさま、である。レッズ側に拉致するか?


気分最高 のち最低

05/03 浦和×磐田(国立霞ヶ丘競技場)

5月3日はファミリーjoinデイズ。あちこちのスタジアムで家族向けの企画が行われた。クラブによっては思いっきりハズしたところもあったようだが、レッズの企画は最高であった。名付けて『Walk in Together』。去年のクラブのキャッチフレーズのモジリだが、そんな事はどうでもいい。なにしろ、子供は国立のトラックに降りられるのだ。ポイントは、『保護者同伴』。つまり、子連れで行くと俺も降りられる(笑)。
てなわけで、息子をダシにした俺は、試合前にトラック一周とシャレこんだ。

グラウンドレベルで見る国立のスタンド。まだ人がまばらなメインやバックは、それほど大きさを感じない。しかし、すでに満員となっているホーム側のゴール裏を眺めてみると、なんと言うか、鼻息が荒くなりそうな感覚。
一方の息子は、少しでも長い時間をトラック場で過ごしたい俺を尻目に『進めー!』。走っちゃダメと係員に言われていたため、覚えたてのスキップでトラック上を跳ねながらズンズンズンズン進んでいく。が、総じてワクワク感全開の俺より落ち着いているような。つーか、俺が落ち着かないだけなのだが。へへへ。

しかしまあ、子供より親が楽しんでいたのは、我が家だけではないようだ。
それが端的に表れたのが、選手との記念撮影の場。城定・河合・吉野・宮沢の4選手が応じてくれていたのだが、おかぁさま連中は『ほらっ!吉野君よ!吉野君と一緒に写真よ!』と、物凄い勢いである。なにしろ俺を押しのけていくわけだから。母親っつーのは凄いわ・・・。

で、俺も『レッズの選手のおにーちゃんと写真撮ろっか』とか言いながら、オズオズと選手に近づく(笑)。子供を一人ずつ抱き上げていた吉野と、親のお礼の声に、目を合わせて(←この目がまたキラキラしてるのよ)『はい』と誠実に応えていた宮沢が、親のハートをガッチリと鷲掴みにしていた事は言うまでもない。
一言言わせてもらえれば、俺としては試合で活躍する君たちをこそ見たいぞ。期待してます。

と、ファミリーjoinな気分はここまで。
息子はカミさんと一緒にゴール裏のいちばん隅っこに待避(?)し、俺は中心に近い部分で気分を切り替え、静かに試合開始を待つ。いつもの事ながら、試合前には敗戦など頭の片隅にもない。それは相手がアジアチャンピオンの磐田でも同じ事。いや、相手が磐田だからこそ、『それがどうした!』てな具合で戦闘意欲が高まっていく。こんな俺たちの心情を嘲笑する向きもあるのだろうが、こればかりはどうしようもない。

久しぶりの国立だった4日前の鹿島戦。その試合でのサポートで思うところがあったのか、家族連れを意識したのかは定かではないが、コールリードのチームからゴール裏全域に渡って呼び掛けがあり、レッズのサポートとしては珍しく、試合前からの歌唱指導(?)も始まった。
そして、『俺たちは浦和レッズだ!』と煽るだけ煽られて、ゴール裏の大勢のサポーターと気持ちはシンクロし、『浦和レッズカンペオン』で全開のサポートが始まった。雰囲気からして、鹿島戦とは違っていた。選手を後押しする、いい雰囲気を作り出す事はできている、と思った。ディフェンスにミスが続いて野次が増えだした時には、自分なりに周囲に声を掛けてみたりもした。(←自分にできる事からコツコツと・・・)

試合内容は、両クラブの実力の違いが点差以上に如実に表れていた。彼我の差を認めないわけにはいかない。
しかし、だからと言ってサバサバと負けを認めるつもりなどない。もっともっとできるはずの選手には、試合後にコールではなく大きなブーイングで応えた。笑いながら『ま、J1だから』などとほざく前列の男を蹴飛ばしたくなったが、さすがにそれはやめた。

めちゃめちゃ気分が悪かった。新宿でジョッキ半分のビールを一気に飲み干すまで、その気分は続いた・・・。

[次回の参戦予定]
ふと気が付くと駒場のチケットはソールドアウト。近隣アウェイも当分なく、連休明けには仕事も再び忙しくなる。
となると、次のターゲットは七夕の柏戦@国立でしょうか・・・。

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新鮮さ そしてマンネリズム

05/19 浦和×G大阪(駒場スタジアム)

或る日、我が家のパソコンに、とあるサポートグループの方から1通のメールが飛び込んできた。
『一緒にやりませんか?』

実は、私自身はグループでのサポートというものに、いくぶん懐疑的な考えがある。
いや、厳密には試合でのサポートスタイルではなく、『サポーターとしての自分の、サッカーへの関わり方』と言った方が正確だろうか。
以前、不定期コラムあたりで触れた記憶があるのだが、『自分にできる範囲でサポートする』というのが私のポリシー。できる事を精一杯やる。企業人もしくは家庭人としての責務を全うできない時は、きっぱりと引き下がる。
サポーターとしての行動にプライオリティを置く方から見れば、なんとも生温い姿勢かもしれないが、恥ずべき事でも何でもない。いや、常識的に考えれば、私も充分に『レッズバカ』なのだが・・・(笑)。

いずれにしても、事実を見ず、あるいは体験せずにいては、所詮は井の中の蛙。
私は、その申し出をありがたく受ける事にした。

いつもと違う顔。いつもと違う場所。それは全く気にならなかった・・・・・・が、そのグループが所有する、浦和のサポートグループの団結を表す『Curva Est』の銘が入ったゲート旗を見て、プレッシャーが襲ってきた。これはハンパな事はできない。焦る俺(笑)。

それでも、環境の変化は、久々に新鮮な気持ちでサポートする気持ちを呼び起こさせてくれた。
そして、プレッシャーは、自分の頑張りにつながった。自発的なやる気と外からの刺激がぶつかり合う・・・例えて言うなら、いつもは3分で1コール休むが、この日は5分続けられる・・・そんな感じか。これがグループでのパフォーマンスの波及効果(対抗心と言い換えてもいいかも)なのだろうか。

しかし、グループに属していても、そこに個人の意志がなければ、『並び、野次り、勝てば万歳し、負ければ罵る』という行動を1週間に1度繰り返すだけなのかもしれない。
そこには、もはやマンネリしか残されていないのだろうか・・・。

[次回の参戦予定]
俺も清水で久々にレプリカ着たい! きっとお腹のあたりがピチピチだ(笑)。けど、その日は息子の参観日なのさ。よって、遠征はパス。その分、2ndの磐田は行きたいなぁ・・・。


『なんか、みんな機嫌悪くない?』

07/07 柏×浦和(国立霞ヶ丘競技場)

これ、帰りの新宿駅で、赤いレプリカ集団に遭遇した通りすがり氏がボソリと呟いた言葉である。
やっぱりな。やっぱりそう見えますか。いえね、負けて機嫌が悪いわけじゃないんですよ、私の場合は。

今季開幕からしばらくのレッズの戦い振りは、ここ数年と違って良い方向に向かっているという感触を得ながらも、どこかもどかしさがつきまとうものでした。それが、コンフェデカップの中断以降、明らかにチームが上向いているという話があちこちで聞こえてきたのです。曰く

日本平では、攻守のバランスに格段の進歩の跡が見えた
ナビスコでは、長短のパスを軸に素晴らしい攻撃力を発揮した
札幌戦は、チームが低迷を始めたここ数年で最高の内容だった
なるほどなるほど。皆さん嬉しそうで何より。

一方、私はといえば、家でTV観戦か、出張先でスポーツ新聞を読むか。これじゃあ、実感として全く伝わってこないですよね。なんだか取り残された気分。ぐっすん。だから、この柏戦は、自分もそういう至福体験に加われる事が大きな楽しみだったわけです。

そんなわけで、バッグにはデジカメのかわりにペットボトル3本(←持ち込み禁止だとは・・・)を詰め込み、仕事で疲労困憊の体を引きずるように国立へ。オーロラビジョンが工事中なのにはがっかりでしたが、赤いtutoのノボリ(←デジカメを持っていない事を後悔・・・totoの秀逸なパロディ)が気分を高揚させます。
ほどなく試合開始。うん。前半のレッズには、そういう輝きが随所に溢れていました。そして・・・後半のレッズは、私の知っている、1999年・2000年シーズンと何ら変わりのない、走らないレッズでした。

『俺の観ていないところでばかりいいゲームをしやがって!』
私の不機嫌は、ほとんど八つ当たりなのでした・・・。

[次回の参戦予定]
市原戦のチケットは、春先の県民先行予約で確保済。『優勝の賭かった大一番になるかも!』というのが、わざわざ先行予約した理由。現実は、違った意味でメモリアルゲームになってしまうのか・・・。
それにしても、またも出張続きの合間の参戦。キツいなぁ~・・・・・・(溜息)


しゅぎょうしてきたら、またあおう

07/14 浦和×市原(駒場スタジアム)

梅雨真っ盛りの九州・中国出張ツアーから戻ってきたら、関東は既に梅雨明け。
雨がしとしと降る季節は終わったが、その代わりに灼熱地獄である。夕立は一服の清涼剤であるが、さりとて並びの最中に降られると困りもの。サポーティングする身には、嬉しいんだか悲しいんだかわからない季節の到来だ。
先週同様、出張疲れを癒すために昼近くまで眠り、2ヶ月ぶりの駒場に午後2時頃到着。サポーターの出足は、いつもより早い。久しぶりにマッチデープログラムを購入する。表紙から最終ページまで、小野伸二のオンパレード。緊急発売されたメモリアルグッズを身に付けている人も多い。中には、フェイエノールトのレプリカを着ている人までいる。ちょっと待って欲しい。まだ、彼は『浦和レッズの』小野伸二なのだ・・・。

そう。小野伸二の、ホーム最終戦。しかし、僕自身に特別な感慨はなかった。心の準備はできている・・・と言った方が適切か。伸二云々よりも、先週の試合で確認しそこなった『進歩するレッズ』を、今度こそこの目で確認したいという気持ちの方が強い。試合前の(暑い、ダルい)という気持ちも徐々に高揚していく。

試合開始。駒場に、節目のゲームにありがちな悲壮感や過緊張の気配はない。小野に、チーム全体に、軽やかなリズムが感じられる。後ろの守りに前からレスキュー。前の攻撃に後ろから加勢。丁寧に組み立てて、一気にスピードアップ。そう!そう!!そう!!! 思わず声が出る。
ここ2年間は見た覚えのないキラキラとしたサッカーが、数多くのフィニッシュを演出する。決定力不足はあるが、そんな事より、アクティブなサッカーの楽しさを満喫できる喜びの方が、何倍も何十倍も楽しい!
小野が輝くからレッズも輝いているのか。それともレッズ自体が輝きを増しているのか。・・・気にするのはやめた。これほどの幸福感と慈愛に満ちた駒場の雰囲気を、今は楽しみたいと心底思った。

快勝の後の、グッドラックセレモニー。市原のサポーター席から、『小野伸二!オレ!』の声が上がった。もはや小野は、『俺たちの小野伸二』ではないのかなぁ・・・と、その時初めて実感した。
彼のオランダでの健闘を祈った。彼抜きでのレッズの躍進を誓った。そして、また会いたい・・・と思った。
涙はなかったが、ほろ苦かった。

その頃、我が家では!

TVでセレモニーを見ていた4歳の息子が、『おのしんじ~~~~』と言いながら大泣き・・・。
『あした手紙書こう・・・』とつぶやきながら、ベッドに向かったという。彼の思いは、翌日この↓ような形に。

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[次回の参戦予定]
記録をひも解くと、J1での3得点を目撃するのは、なんと98年9月19日のフリューゲルス戦以来でした。
次の旧川崎戦@東京スタジアム初見参でもナイスゲームを見せて欲しいなぁ・・・。


心頭滅却すれば火もまた涼し?
(修行をすれば、野次ラーを無視できるのだろうか?)


08/18 浦和×東京V(東京スタジアム)

パラパラの練習風景を観た。以上。

・・・ではあまりにもアレなので、気を取り直してキーボードに向かおう。

甲州街道。京王線。
学生時代に調布市仙川(桐朋や白百合やアンナミラーズがある魅惑ゾーン)に住んでいた俺にとっては、懐かしさを感じる地域でもある。
しかし、その仙川とは反対側の調布の端にある飛田給の様変わりようにはたまげた。ここでひととおり驚いたので、東京オリンピックのマラソン折り返し地点脇にある東京スタジアムを初めて目の当たりにしても、全然感動がなかった。

それにしても涼しい。いや肌寒い。
関東は、7月の猛暑から一転、8月に入ると一気に涼しくなった。お盆休みの間でピーカンに晴れたのは14日だけだったかな。まあ、お盆を過ぎたから、秋の気配も当然といえば当然なのだが、鉛色の空と横から吹きつける雨は、なんだか釧路か稚内あたりの雰囲気だ。(って、わかんないって)

スタジアムに入ると、そこは(プチ横浜国際+等々力)÷2、可もなく不可もなく、という感じ。
が、そんな印象もそこまで。オーロラビジョンの色はドぎつく、選手の顔写真は『真っ赤な肌色』になっている。そして、音響は最悪で、何を言っているのか全く聞き取れなかった。
それでも、右隣に野人を応援する某嬢、3列ほど前には某野人的サイトの管理人さんもいたりして、なんだか今日は野人づいている? ファーストコールと手拍子が屋根に鳴り響くのを感じ取る頃には、俺もすっかり野人になりきり、臨戦態勢である。

が! コールどころか手拍子もせず、くだらん野次を飛ばす事に専心し、酔っ払い戦術オヤジ以下の指示を出し、山田暢久にはドリブル突破以外認めず、自分の誕生日を飾るために選手に勝利を強要する、スポーツ刈り風の馬鹿女に気を取られ、どうも調子が出ない。

黙らんかいボケェ!
と言うタイミングを計っているうちに、試合は終わってしまった。俺も修行が足らんな。

[次回の参戦予定]
我が社の勤務カレンダーは『盆休みの後に土曜出勤』である事が判明(涙)。
よって広島戦@駒場は欠場し、9月の市原戦@国立が次のターゲットとなります。2ndステージは、東京で2試合・国立で2試合・埼玉で2試合。駒場に足を運ぶ事は、もしかしてないのかな?


ブーイングは聞き飽きた

09/08 市原×浦和(国立霞ヶ丘競技場)

2泊3日の出張から帰ってきた翌日。寝坊をかまして昼過ぎに国立に到着したが、並びの列は、見た事がないほどに少ない。降水確率が高いからなのか、それともこの1週間の『監督辞任』『岡野放出』に嫌気が差したのか・・・。俺は、こんな時こそ現場に駆け付けるべきだと思うのだが。逆の見方をすれば、試合前の『今日勝たないと雰囲気悪くなるからさ』とコールリーダーが語りかけなければならないぐらいに、一部には危機感が充満しているのだ。こんな時は、損得勘定抜きでサポートだ。

試合開始から5分、10分、15分・・・。
前への意識が強く、ゴールを渇望するような選手達の雰囲気がピッチから伝わってくるように思えた。サポーターと選手の波長は合っている。しかし、いい時間帯が無得点のまま過ぎ去ると、お約束のように失点を重ねた。途端に元気がなくなる選手。そしてサポーター。先制されると、いつもこの繰り返しだ。

後半になると、ついに細かな雨が降ってきた。
レッズサポーターが陣取る一角だけは、熱気が充満しているのか、その雨が渦を巻くように上空に戻っていく。なんだか、みんなの怨念が妖気を生み出しているかのような、異様な光景ではある。

試合が終わり、ブーイングが起こる。しかし、俺は『今日の試合はブーイングじゃないだろう』と思った。小野がいなくなり、監督が代わったレッズは、戦術的には蓄積が何もない状態で戦っているのだ。最後の数分間の、DFラインでのパス回しの印象が強烈だからだろう。しかし、パワープレーをしても、文句を言う奴は文句を言う。そもそも最後まで中盤を使えるようなチームなら、こんな結果にはなっていないと思うのだが。

帰ってきてネットを覗くと、試合の評価は最低だった。
それなら、負ける事に慣れて試合後に笑っていられる奴も最低だし、生き生きとブーイングする奴も最低だ。

・・・この雰囲気、勝てば全ては好転するのだろうか。

[次回の参戦予定]
懐が寂しい昨今、磐田遠征は断念。その次の鹿島戦で、今季5度目の国立参戦予定。去年はあれほど渇望した国立でのゲームだが、さすがにゲップが出そうだ。しかもこれまで4連敗だし・・・。また雨かな・・・。


大丈夫 悔し涙があるうちは

09/22 浦和×鹿島(国立霞ヶ丘競技場)

風邪気味の体には堪える寒風。つい先日まで熱帯夜だった気がするのに・・・。
季節の移り変わりを感じるのは、なぜかいつも秋だ。もっとも、所用で国立に到着したのがちょうどお昼頃だったので、その寒風に長時間晒される事はなかったのだが。
それよりもショックだったのは、市原戦同様に並びの列が短かった事。開門30分前という事で迷わず公園に向かった俺だが、誰もいない。これには正直困惑した。いつもなら、人の列は公園内で折り返している時間帯なのに・・・。
弱いレッズ、小野のいないレッズはエンターテイメントたり得ないという事か。分かる気はする。気はするが、俺は娯楽を楽しむために国立に来ているわけではない。

いつの間にか晴天。湿気のない、まさに秋晴れで、顔にも腕にも新たな日焼け。
その陽の元で、レッズは『相変わらず』としか言いようのない試合運びをしている。
しかし、澄んだ空気が美しい夕焼けを演出する頃、レッズは火が着いたような猛攻を繰り返していた。チッタが取り組んでいたパスサッカーと、ピッタがやろうとしているプレッシングベースの速攻のいずれもが、有機的にピッチ上で展開されていると思った。なにより、選手には攻める勇気があった。
後半終了の間際に飛び出した永井の同点ゴールは、俺にとっては偶然ではなく必然だった。首位の鹿島に対して『勝ち点3が取れなくて残念』と思えるものだった。

唐突な終焉。そして茫然。パラパラとまき起こる拍手。そしてコール。しかし、俺はそんな気になれなかった。
『勝てる試合で勝ち点を落とした悔しさ>上昇気配が見えるチームへの次への激励』だった。

正直に言えば、あまりに悔しくて、涙が出てきた。

[次回の参戦予定]
つーわけで、悔しさを晴らすためには勝つしかない。微力ながら、東京スタジアムにも参上する。
毎月の最終土曜日は出勤日。今は休めるような状況じゃないけど、何がなんでも駆け付けるのだ!


一期一会の幸福

11/10 浦和×柏(埼玉スタジアム2002)

冬の到来を感じさせるような寒さ。前日から降り続く雨。柿落としの試合に続いての家族での観戦だが、前回と違ってコンディションは最悪。こんな天気なので、家族のために屋根付きの場所を確保しなければならない。
まあ、そんな事は苦痛でも何でもないのだが、やっぱり雨は嫌だ。

そんなわけで、俺は朝7時過ぎに北門側で並びを開始。
南門からバックスタンドへの流入が制限された効果もあり、無事屋根付きの場所を確保した頃に、家族が北越谷経由で到着した。晴れていれば、5歳児を乗せたママチャリで50分弱のサイクリングなのだが、このルートだと金を払って倍の時間がかかる・・・うらめしい。

いったんは上がった雨だが、試合開始の頃には再び降り出していた。しかしまぁ、今更ポンチョ着て手元でパチパチ手を鳴らすタマでもないので、濡れる覚悟でサポートを始めた。始めてしまえば寒さは感じない。というか、イタリア戦で膝から下を出して観戦していた時の寒さを思えば、全然どうって事ない。
それに、208番ゲートに陣取った俺の目の前には、最初は裸足で(!)、後半からは更に上半身裸で(!!)、実に素晴らしくキレてる連中がいたので、それに煽られたってのもあるのだが。

押された時間帯もあったが、人に対して粘り強く、マークの受け渡しもしっかりしている守備に、目を見張った。後半の、目の前での2ゴールは、シュートが放たれてからネットを揺さぶるまでの時間がなんとも長く(そういう風に感じる事ってありませんか?)、実に濃密な喜びを爆発させる事ができた。素晴らしいエメルソン。長い沈黙を破って遂にゴールを挙げたトゥット。久しぶりに歌う"We are Diamonds"。
特に残留争いを意識していたわけでもなかったのだが、たかだか1試合の勝利に、なぜこれだけ幸せな気分になれるのか自分でも不思議になるくらい、幸福な2時間だった。1ヶ月前に怒りと諦めが充満していたスタジアムは、幸福感に包まれていた。雨と、サポーターの吐く息で煙るスタジアムが、ナイター照明のもとで、美しく見えた。試合が終わったら速攻でバス乗り場に・・・とカミさんと打ち合わせていたのだが、そりゃ無理な話だ(笑)。

北越谷行きのバス待ちの列で家族と合流。負け試合での機嫌の悪さをよく知っている息子が、『おとうさんっ!レッズ勝ってよかったねっ!』と大声で祝福してくれる。そして自分も一緒に跳ねたい、歌も全部歌えるんだから・・・とさりげなく主張してくる。そんな家族に囲まれて、俺は、バスを待つ間もニヤけた顔をして、傘も差さずにいた。
そして、帰りのバスの車内で、帰りに寄った東岩槻の石川屋で、個人的に4ヶ月ぶりとなった勝利と、その過程のプレーを何度も何度も反芻した。

この試合が、客観的に見て上質な試合だったかどうかは、俺にはわからない。しかし、そんな事はどうでもいい。
いい試合と、ヘタレ試合。残念ながら後者が多いレッズだが、俺の主観で『最高』と感じた試合は、それぞれの試合が一期一会であるが故に、心行くまで堪能するのだ・・・・・・。

[次回の参戦予定]
今季のリーグ戦の参戦は、この試合をもって終了です。
国立5・駒場3・埼スタ2・東スタ2・横浜1の合計13試合に参戦し、3勝9敗1分。こんなに負けが込んだのは、『参戦した試合は6試合連続で無得点(号泣)』だった'96年以来です。
次は天皇杯3回戦@大宮公園に出没の予定。

2000年 絶対に1年で1部に復帰だ!

[赤]戦闘記録 ] TB:- | CM:- | 編集  2000/11/19(日)  22:00
と、多くのレッズサポーターの皆さんと同じように考える私たちではありますが。
だんなは、参加しているプロジェクトが本格化してきて、サッカーどころではなくなりそう。
一方のカミさんは、子育ての激務に加えて、ついに共働き開始!(ううっ俺の甲斐性がないばかりに・・・)

そんなわけで、Y2Kシーズンの[赤]戦闘記録は、疲労メーターとストレスメーターとともに綴っていきます・・・。

日常生活の心身の疲労とストレスを、金を払ってさらに増幅させる『めおとサポ』。
そんな私たちに、明るい明日はあるのでしょうか?
いや、それ以前に、今年は何回スタジアムに行けるのでしょうか? ・・・・・・


木登り立ち見も出る盛況 買っててよかった(笑)

3/19 湘南×浦和(平塚競技場)

何がつらいって、カミさんは、金曜日の深夜から早朝にかけてパートのお仕事。土曜日の午後は水泳のコーチ(これ、カミさんの本職)ですから、日曜日にサッカーを『観に行く』ならともかく、ゴール裏でやるのは大変なわけで。

それでもまぁ、カミさんとしても、サポーターとしての心根は変わらないので、今年はレプリカじゃなくて『赤・白・黒』の自前の服でやろうとか、アタシもウールマフラー買おうかなとか、そんな話題で開幕から盛り上がる二人ではあります。
(↓よって、とりあえず、こういういでたちになりました。しかし、俺、頭白過ぎ・・・。34歳に見えなさ過ぎ)

そんなわけで、今回はカミさんの実家に子どもたちを預かってもらう事ができたので、土曜日の夜には横浜入り(@カミさんの実家)して、試合当日の朝8時半に夫婦で新横浜を出ました。私はあの試合以来、カミさんに至っては、小野のFK一発で勝った昨年5月の鹿島戦@国立以来です。

ところで、朝8時半発という行動には一応自分なりのヨミがあって、カミさんの実家から平塚競技場まで1時間半ぐらいかかるのですが、2年前には、開門20分前に着いて立ち位置をなんとか確保・・・という状態でした。だから、カミさんの実家を8時半に出発すれば、並びの列には10時くらい(すなわち開門2時間前)には着くから余裕だろう、という事です。

ところで、この日の平塚競技場は超満員。
まあ、わかる気がします。地域への密着度を強める湘南ベルマーレ。他チームのサポーターをもてなす精神に溢れた湘南サポーター。開幕戦の大勝。前園の存在。3連休の中日。春の暖かな好天。「市原のフロントは、浦和と一緒に二部落ちしたかったと悔やんでいる事だろう」という声も随所で聞かれる始末。

しかし、しかしだ。
二部落ちしたチームの開門2時間前の並び列が、一部時代の開門20分前の状況より長いっつーのはどういう事だ?
寝坊したいという欲望に打ち克ち、花粉症の恐怖に負けず、2時間前から並んで良かった。いや、それ以前に、前売券を買っておいて本当に良かった~。

それにしても、『Great Escape』をパラパラ風に踊る半ヤマンバには笑った。
(つーか、なんか違うとおじさんは思うぞ・・・)

んで、逆転勝利に気を良くした二人は、子供たちがいないという状況をここぞとばかりにフルに活用して、その後『居酒屋→焼き鳥バー→ラーメン』という黄金ルートをハシゴ、デートを満喫(笑)したのでありました。
心地よい疲労感とほろ酔い気分。そして『速報J2』を見る間もなく爆睡・・・。

だんな的には、カミさんのストレスメーターが減少した事が最大の喜びだったりしますな、はい。(いやホント)

[オチ] 翌朝 家族の会話
父『お父さんとお母さん、昨日はデートだったんだ~♪』
娘『デートなら、もうちょっと奇麗な服着て行けばぁ~?』
父『・・・』

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嗚呼、勝利の女神様 おかげ様でストレス解消できました

5/3 浦和×大分(駒場スタジアム)

ゴールデンウィークにも仕事をしている方には誠に申し訳ないのですが、私は9連休の真っ最中。

ところで、しっかり働いてしっかり休むというのは理想ではあるのですが、連休前の私は、昼飯も食わずに午前様の毎日。いま参加しているプロジェクトでは進捗管理役をしているのですが、予定通りに進んでいた作業が、2週間会社を休んで復帰した時には2週間遅れていたという有り様(泣)。はいはいわかりましたよ私のせいですよ私が頑張って遅れを取り戻せばいいんでしょなどと言いつつ、「タイムキーパーがいないと遅れちゃうよな~わっはっは」とボスに言われたりした日にゃあ、誰もいなくなると守る気がない日程を人に組ますなー!と呟きながらゴミ箱を蹴飛ばしたりして。
おまけに、この4月に子会社から親会社に復帰して、かつての所属組織を『中から変える』立場から『管理監督する』立場になったりしたのも、あまり気分がいいものではありません。ビジネスの世界は厳しいでっせホンマ。

それでもまあ、今年はさすがに売れ行きが悪いレッズのチケット情報を横目で見ながら、連休中は絶対に駒場に行くべえ、と考えてはいたのですが、チケぴに行く時間もないし、カミさんは『ちょっと考えさせて』とか言うし、考えているうちに(しかもカミさんは結局連休中は子供を連れてお里帰り)チケットは完売するし、近場の大宮は平日開催だし(何考えとんじゃ?)、何の面識もない某大分系サイトに『頭悪い』呼ばわりはされるし、もうストレス全開でっせホンマ。

と、そんな私に救いの神が! 浦議で、私にチケットを譲ってくれるという方が見つかったのであります。
ああ、ありがとうありがとう。あっ、引かないで下さい。オヤジでごめんなさい。人相が悪くてごめんなさい。髭面(→本邦初公開。翌日には奇麗さっぱり・・・)でごめんなさい。これには深いわけがあるんです。などと頭の中で言い訳しつつ、ご対面場所の新宿駅構内にて無事チケットを手渡されたのでありますが、帰りの埼京線はポイント故障で止まってるし、代わりに乗った山手線は客が荷物を戸袋に挟んで出発が遅れるし、電車の冷房で下痢するし(←夏の本屋とともに恒例行事)、なんか前途多難だなぁ~・・・。

さて当日。
連休突入時の疲労は一掃されたものの、しばらくは無理しちゃダメと医者に言われている身には、東側でいきなり跳ねるのは危険と判断。西側で駒場リハビリ(?)をして水戸遠征に備えようという遠大なプランのもと、余裕ぶっこきの開門1時間前到着。それでも立ち位置を確保できるようになったあたりは、駒場に慣れたのか、単に図々しくなったのか。
それにしても、家を出た途端に雷雨に襲われ、並びの間は晴れ間が出ていたものの試合開始が近づくにつれて再び雷雨が激しくなり・・・。(試合中止に備えて半券取っといたもん)

などというモヤモヤを、試合が吹き飛ばしてくれました。TVを見ていると『勝ってはいるけれど不甲斐ない』という感想しか湧いてこない今年のレッズですが、目の前でゴールシーンを見せつけられると、やはり気持ちがいいものです。
数日前までは大分に対する対抗意識もなかったのですが、某大分系サイトのおかげで戦闘意欲も向上し、某前川選手と某ウィル選手への野次にも力が発揮できたし(ガラが悪くて申し訳なし)、試合には勝つし(これがないと全てぶち壊し)、ああ、これもチケットを譲ってくれたあの方のおかげ・・・。俺はなんて幸せなんだろう・・・。

我ながら単純だと思うが、戦うフィールドがJ1だろうがJ2だろうが、楽しめないというのは悲しいもの。おまけにストレスも一気に解消し、とりあえずはホクホク顔の私でありました。

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おはようタンポポさん こんにちはモグラさん

5/14 水戸×浦和(日立市民運動公園陸上競技場)

相変わらず『帰宅したら翌日』という生活が続いている私。ここ数日は、帰りの埼京線で見知らぬ方に『大宮に着きましたよ(はぁと)』と起こされる事もしばしば。(しかし、これはこれで酔っ払いと思われているようで恥ずかしい・・・)
こいつのおかげで体の抵抗力が弱っている私としては、駒場で延々並ぶよりも、近県アウェイの方が楽だったりします。

が、幸いにも週休2日がほぼ確保されている私は、試合前日(土曜日)は昼過ぎまで惰眠を貪り、ちらりとJ1をテレビ観戦してみたものの眠気には勝てず、夕方にもう一眠り。これだけ眠れば大丈夫という訳で、愛車レガシィで家を出て、大宮駅で姉を拾って出発したのが試合当日(日曜日)の0時。まったく、何が『疲れている』んだか(笑)。
クルマで遠征をするのは、98年秋の市原臨海以来。目的は、言うまでもなく『金をかけずに楽したい』。したがって、当然ながら下の道を行く事になります。が、水戸はクラブもサポーターも『電車で来て下さい』と大合唱するほど駐車場不足。こんな状況で、夜が明けてから出発しても遅すぎる事は、レッズサポの端くれとしてよ~くわかっているのだ。

道中は、R16→R4→R50→R6という単純なルートを選択した事もあり、『眠気が襲う深夜』『フルタイム4WDも走るのを嫌がる豪雨』『めぼしい道路は点線でしか表示されていない16年前の地図』という三重苦をものともせず(いや、実は、R16からR4に入る際に、『小渕』という名の交差点を見逃してしまったのだが・・・)日立に。そこから先は、Jリーグオフィシャルページから手書きで転載したヘタヘタ地図をフル活用して、一発で競技場の駐車場らしき場所に到着。停まっている車を見ると・・・『大宮ナンバー』『室内に赤い小旗』『三菱車』と、こちらは遠征レッズサポの三種の神器が揃っており、私も安心して車を停め(右後方にはプジョーがあった・・・)、車中で夜を明かす事にする。午前3時半の事である。

しかし、この日初めてその機能の存在を知った携帯電話のアラームで目を覚まし、並び列に合流する途中で私の目に飛び込んできた競技場のピッチは、想像以上の荒れ方だった。と言うより、失礼と傲慢を承知で言えば、ショックである。まるでモグラさんの棲家である。
朝には一旦やんでいた雨も再び降ってきた。しかも午後の紅茶をジーパンにこぼしてしまうというダメダメぶり。開門直前には、一度荷物を撤収した後に、タバコをクルマの中においてきてしまった事に気がつき、もう一度駐車場と並び列を往復する羽目となった。
一時的ではあるが、ビリー・ミリガンであれば人格が交代してしまったであろう程度にまで私のストレスは高まった。

しかし、そのイライラは、入場と同時に、奇麗に消え去っていた。

それは、芝生席に、タンポポが咲いていたからである。
そして、『おかあさんとミキに持っていこう』と言いながら、通路脇の雑草に紛れて咲いている花を手折る姉弟がいたからである。
ああ、選手にとっての戦場であるスタジアムに、サポーターにとっての戦場であるゴール裏に、よりによってタンポポ・・・。花を手折る姉弟・・・。
これこそ癒しである。和みの極致である。

この境地に達してしまえば、ボールが
ころころころころ・・・・・・てん! てん! てんてんてんてん・・・
と弾み、インスペクターが揃って靴で地ならしをするようなピッチに対する嫌悪感でさえも、モグラさんに対する愛情に取って代わる。そういえば、ほら、お日様も顔を覗かせて、ぼくの顔を真っ赤に焼いているよ。

そうさ。心の中を小学校の遠足気分にまで巻き戻せば、J2だって悪いところじゃない・・・。(涙)

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平日? 疲労? いいや、これこそが生活の潤いじゃ!

5/22 大宮×浦和(大宮公園サッカー場)

月曜日の開催&チケットの販売枚数を絞る(としか思えないスタンドの空席)という、私の家から2駅隣でありながらアウェイの洗礼を浴びる事になったこの試合。「私用」という最強の理由で2時間分のフレックスを行使し、午後3時45分に会社を上がって・・・と思ったら、3月までの上司が泣きそうな声で電話をかけてきた。が、ここは心を鬼にして、『明日の朝一番でお願いします!』と振り切り(どっちがエラいんだ・・・)会社を後にした。

向かった先は大宮・・・ではなく、東武野田線の大宮公園駅(←最寄り駅)・・・でもなく、東北線の土呂駅(大宮の次)。ここでカミさんと待ち合わせ、車の中で「見ないでね~」などと喚きつつ、「KENTの青のBDシャツ・KENTの黄色のネクタイ・KENTの紺ブレザー・黒のスラックスにリーガルの紐靴」というベタベタのお約束ルックから、「スタンスミスのスニーカー・履き古しのチノパン・ユニクロの白無地Tシャツ(笑)」に着替え、タオルを首に、デジカメの入ったポーチを肩に、夕日の差し込む大宮公園サッカー場へ。

ところで、唐突にデジカメの話をさせて頂く。これは言うまでもなくHPのネタ用に持参するわけであるが、10倍光学ズームで記録メディアがFDという、デジタルなんだかアナログなんだかわからないシロモノである。しかしまあ、10倍ズームはスタジアムでは威力を発揮するし、無骨なFDも、スマートメディアあたりに比べると信頼性が高いと言われている。
一般的には。

・・・さて、それにしても、ここはいつ来ても素晴らしい。旨い食い物も、奇麗なトイレも、豪華なイスも要らない。選手のオーラが身近に感じられれば、それが最高の舞台だ。

そんな大宮公園では、サポーターもヒートアップの度を増す。我々は、目の前で赤い布をひらひらされた牛みたいなもんで、ゴール裏は一気に火の海となった。いや、もちろん本当に火事になった訳ではない。(←笑えない)
であるからして、私も今季初の「声出しまくり跳ねまくりモード」に突入したのだが、いかんせん体が重い(笑)。跳ねるのは昨年の最終戦以来という事もあるが、試合3日前(金曜日)の夜にカラオケでブルーハーツを演って右腰と左脹脛を傷めてしまった(泣笑)のが痛かった。試合前日(日曜日)までは、出場も危ぶまれていたぐらいだったわけで・・・。

しかし、しかしだ。

ここで声を出す事に、何の躊躇があろうか。
ここで跳ねる事に、苦痛など感じる事があるだろうか。

私はレッズをサポートするために時間をやりくりしてきたのであり、チームはその期待に応えて最高の試合をしてくれた。こんなものを目の前10メートルで見せつけられて、明日からの仕事に力が入らないわけがないではないか!

こういう試合があるから、サポーターはやめられないのだ!
例え、デジカメが『DISK ERROR』となっても!(笑)

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これっきりにして欲しい サイレント劇場・駒場

6/17 浦和×仙台(駒場スタジアム)

当初は全く参戦の予定がなかった仙台戦。
この日は息子の初めての「保育参観」(←これがまた、オヤジには辛い行事なんですわ・・・)であり、指定席など念頭にない私としては、並びのできない日はハナからパスなのである。
が、ここに「生駒場体験」をするためにわざわざ・・・いや、実際にはキリンカップのついで(笑)なのだが、松山から弟子(友人とも言う)が来るとなれば話は別。急遽、参戦決定である。

というわけで、息子との嬉し恥ずかし(だってさ~・・・34歳のオヤジが『♪みっぎて ♪ひだりて』なんてのを歌わされるんだからさ~)な90分を過ごした私が駒場に到着したのは、曇天から雨がパラつきだした午後2時過ぎ。
久しぶりに会った友人(弟子とは別のヤツ)から『やっせたね~~~~ガン?』という言葉とともに頂戴した、対仙台戦の必須アイテム「萩の月&萩の調」を食す頃には、雨は本格的になってきた。慢性的な疲労で『休日は眠い病』の私としては、太陽の日差しのもとでビールをあおって爆睡を目論んでいたのだが、アテが外れた。それでもまあ、日本いち体が弱いサポーターを自称する私であっても、風邪を引くようなほどの事もない。尻にタコができる前に入場、首尾よく東側のUB横のブロックに場所を確保する事ができた。

そう。生駒場といえば、やはり東側である。
西側にも、バックにも、メインにも、それぞれに「駒場らしさ」はある。しかし、駒場独特の非日常感を演出する東側を直接体験させる事が、ゲストには何よりのおもてなしであろう。もちろん、私自身は駒場のクルバでゲストと楽しく語らうつもりなど毛頭ない。まあ、私自身が、もはや東側が肌に馴染むようになってしまったという事もあるし、はっきり言ってしまえば、ゲストを巻き込んでしまおうという目論見である(笑)。


・・・しかし、状況はよくない。前節の大敗。一部の選手が新潟戦の直後にサポーターに対して挑発的(?)な態度を取った(だからといって、バスを囲んでボコボコにしていいとは言わんよ)という話も伝わってきていた。いくら理想や奇麗事を並べ立てても、あんな試合の後に心から100%のサポートができるかというと、心情的には、NOである。

と思っていたら、やはり横断幕は逆に張られ、その数も少ない。大旗も同じ。コールリーダーの足場もない。そうか、そういう事か。
サポーターが応援を止めたら何者なのかという意見もあるだろうが、試合が終わってから騒ぐよりは100倍前向きな意思表示である。(全くの個人的な意見)
私は「自分の意志で」コール封じに同調した。

「西野だぞ西野だぞ西野だぞ・・・ほら西野だーっ!」
セットプレーをドンピシャで見破って、前列の人に握手を求められる。場内は熱気を増し、そろそろ許してやろうかという雰囲気(←これもまあ、傲慢といえば傲慢かもね・・・)も出てきた矢先だったが・・・その後がいけなかった。いつもの無気力レッズ。動かない選手。ロスタイムの失点。全然学習していない。こんなんじゃ、だめだよ・・・。

そして、選手のそっけない(ように思えてしまう)挨拶。お決まりの物投げ。それに端を発した喧嘩。
最低である。チームも我々も、最低である。相互信頼のようなものが薄れてきていると感じる。こんな駒場は好きではない・・・。

かくして、遠来のゲストの「生駒場」は、異様なものとなった。なんと間が悪いヤツである。なんとなく申し訳ない気持ちもあるが、こればかりはどうする事もできない。

グッドゲームができなくても。
グッドサポートができなくても。
これがJ2で戦う我々の現状である・・・。

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ぁぁぁぁ口惜しい! ぇぇぇぇ情けない!

7/22 浦和×甲府(駒場スタジアム)

仕事でストレスが溜まり、スタジアムに通えない事がストレスになり、TVで観るレッズの姿にまたストレス・・・。この三重苦から逃れるためには、家に持ち帰ってきている仕事をとりあえず忘れ(←とりあえず、っていうのが悲しいの)、忙しいとか疲れたとかいう言い訳をせずに、駒場に行くしかない! 東クルヴァで叫び、跳ねるしかない!
(レッズがストレス発散に充分な試合をするのか?というツッコミは無視するに限る)

というわけで、衝動的に前売りチケットを確保した私は、疲れた体に鞭打って、平日よりも早く起きて、早朝の涼しさの残る駒場に乗り込んだ。
で、そこでとりあえず一眠りしたものの、列詰めの後は炎天下に。そこでじっとしていると火傷のようなメチャクチャな日焼けをする事は目に見えているので(ワシ、すっごく弱いのです)日陰に移動したものの、避難先ではシートを広げる事をしなかったので、開門までの長い時間で休息を得る事はままならなかった。とにかく、ひたすら眠たかった。やっぱり疲れているんだろうか。それに、結局、日焼けはしちゃうし(泣)。

開門。早朝から並んだ甲斐があって、初めて(階段ではなく)手すりのある場所を確保する事ができた。ま、手すりがあると楽をしちゃいそうなので、善し悪しなんだが・・・。
で、どっこいしょ・・・と腰を下ろし、『ビィ~ルいか~っすかぁ~』の声に『はいっ!』と元気に応え、ぐびぐびぐびぐび・・・。
元来、酒を飲まない私だが、今年の夏は飲まない日はない、という生活である。これもまあ、日々のストレスの現われだ(いや、『どっこいしょ』と一緒に考え合わせると、単に『五捨六入で30歳』になったオヤジの性か?)。軽く飲み、軽く酔い、至福の時間帯を過ごし、西日差し込む中でうたたねをし・・・。

そして、目一杯に引かれた弓から矢が放たれるように、じらしにじらされた声も限りに、『We are Reds!』の連呼で試合の幕が開いた。鳥肌が立った。
前回の参戦がこんな試合だったので、サポーターとしての魂を全身で表現するのは、2ヶ月ぶり。だからこそ、私は全開で跳ね、叫んだ。柔道部の部室ではないかと思わずにはいられないような蒸し暑い東側クルヴァで。

が、私が100%のパフォーマンスを実現できたのは、先制点を挙げた前後の、試合開始から最初の15分間だけだった。
汗が出た。それは当然だ。しかし、それにしても嫌な汗だ。そのうち、なんだかムカムカしてきた。試合展開が落ち着いてきた事もあってサポートをセーブしてみたが、そのうち、目の前の光景が、なんだかセピア風に黄ばんで見えてきた。満場のコールは、金属的な耳鳴りに取って代わった。

前半30分。我慢は限界に達した。私は、事もあろうに試合中にサポートの場を離れた。離れざるを得なかった。
胃の内容物を吐き出し、冷たい水で頭と体をシャキッとさせた時には、前半は終了していた。

最低だ。俺は何をするためにここにいるのか。
俺は東側失格である。

今のレッズのサポートは、昨年までのような『最初っから全開・どこまで持つの?』というスタイルではないように思う。その意味では、試合の重要な局面で集中的に力を投入する事が可能(言い換えれば、試合展開によっては休んで力を溜めておく事が出来る)なわけだが、それにしても、後半のサポートは、体調がほぼ戻ったとはいえ、やはり腑抜けたものになってしまった。情けないったらありゃしない。

汚名返上・名誉挽回。また出直しだ。
今度こそ、全力のサポートを可能とするために、万全の体調で・・・!

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心のリハビリ・・・家族観戦@駒場バックスタンド

8/2 浦和×新潟(駒場スタジアム)

まさかの大敗あり、ショックな逆転負けあり。
『そう簡単にはサポーターの期待に応えてくれない』という意味ではレッズらしさ全開の今シーズン。
だからと言って私自身のテンションが下がるわけでもなく、いや、むしろ落ち込んでいるであろうチームを力づけてあげたいという父性本能ホルモン(謎)が、ちびちびと漏れ出ていた月曜の夜。会議室から自分の机に戻ると、そこには1通の封筒と、それに添えられたメモが。

受け取っていただけますか?



え? なに? なにくれるの?
そこで肩を叩かれ振り返ると、そこには裸にエプロン(もしくは緊縛風ラッピング)の女の子が立っていて、『私を受け取って~ん』と・・・などという妄想を0.2秒で済ませた私は、改めて文面を眺めてみた。

8/2 の REDS vs アルビレックス のチケットです。
もらいもので申し訳ありませんが、受け取っていただけますか?
私も、私の友人も、都合がつきませんので・・・・・・・。



中身は、新潟戦のA席招待券2枚だった。
0.1秒後、父性本能ホルモン(謎)が、どばどばと溢れ出た。さらにその0.5秒後、私の頭の中では、『いかにして仕事をほったらかしにして、平日の駒場に駆け付けるか』のひとり作戦会議が始まっていた。

さて、チケットが2枚あるという事は、カミさんと観戦できるという事でもあり、それは即ち、子供も連れて行くという事になる。
ハードルは、娘である・・・と言うのも、以前国立のゴール裏に連れて行った時に疎外感を感じてしまったのか、最近は全然乗り気じゃないのだ。つまり、親である私の責任なのだが、今回は『応援しないところなら行ってもいい』という事で娘の許可(笑)がおりた。
無論、レッズを応援しないという事ではない。その証拠に、試合前とハーフタイムには通路で旗振りをしていた(しかもテレビにまで映っていたらしい・・・)。試合中にはでっかい声でコールをしていた。
要は、ゴール裏は勘弁ということなのだ。

かくして、昨年5月以来の家族での観戦が実現した。家族で駒場となると一昨年の最終戦以来であり、バックスタンドで・・・となると一昨年の春まで溯らなければならない。

で、試合当日。仕事をさっさと切り上げて、しかし試合開始には間に合わずに、タクシーで駒場へと急ぐ私がいた。
タクシーを降りた瞬間、暗闇に浮かび上がるスタジアムから歌声が聞こえてきた。大歓声が溜息に変わり、次の瞬間には新たな歓声が沸き上がる。外から試合中の駒場に接するのは初めての経験だが、いい雰囲気だ。

子どもたちも楽しんでいる。
東側を見て『波みたい』と言って喜んでいる。『あのへんでお父さんも跳ねてる事あるんだよ』と言うと大袈裟に驚く。息子は『あしょこにいきた~い』と言うが、3歳児には無理だろう(笑)。

が、つまらぬヤツもいた。
『そこから・・・バ~カ!』
『なに戻してんだよ・・・バ~カ!』
『いけ・・・バ~カ!』
『ぅあぁぁぁ・・・バ~カ!』(×100)

バカはお前だ!
消え失せろ!

もちろん、今日は家族連れなので、そんな事を本人に向かって言いはしない。

帰り道。娘が改まったように言った。
『サッカーがこんなに楽しいって事、忘れてたよ~』

この一言を聞けただけでも、来て良かったと思える私ではあった。

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笑顔の駒場・東クルヴァデビュー

8/19 浦和×大分(駒場スタジアム)

なんて、軽々しく『クルヴァ』などと呼ぶと東側ホットゾーン(謎)のヌシに怒られそうではあるのだが・・・。
もちろん、デビューとはカミさんの事なのだが、クルヴァと言っても例によってエコ計画看板上の階段である。

私としては、世間から見ると羨ましがられる10連休にレッズと無関係でいる事など我慢できるわけもないので、前々から大分戦の参戦計画は立てていたわけだが、一方のカミさんはと言うと、どういう風の吹き回しか、試合前日にいきなり『明日、アタシも行こっかな~・・・』。速攻でチケットぴあ行きであった。

んで当日、私は朝7時に駒場入り。
家を出る直前まで『短パンにしようか、ジーパンにしようか』を迷った私であったが、前日のカミさんの助言によりジーパンを選ぶ。これが大正解。お盆を過ぎると、早朝の日陰の風は半袖Tシャツでは肌寒いぐらいだ。
一方のカミさんは、前夜が夜のお仕事(笑)だったので、午前中は家で爆睡し、午後2時頃の駒場着であったが、到着早々に列を見回し『西側と違う・・・悪そう・・・』という問題発言の後に、ビデオの録画予約をしていない事が発覚し、ダンナに散々罵られる事となる。

ビデオと言えば!
この日も一緒に参戦した姉@この企画用の専属カメラマン(笑)が、新潟戦のビデオを持ってきてくれたのだが、それを見るとハーフタイム(この番組の提供は・・・っていう時間帯)に子供たちが約5秒に渡ってバッチリ映っとるやんけー!
新潟戦の子どもたちの写真を正面から撮ったカンジなんすけどね・・・。

と言うわけで、平塚戦以来の『めおとサポ@チビ抜き』は、『黒』で揃えてみたりなんかしちゃったりして(照)。カミさんの黒はadidas。ダンナの黒はユニクロ(笑)。

黒のTシャツと言えば!
駒場では、URAWA BOYSがスタジアム内外でTシャツを売っている事があるのだが、いつもの

(ぼそ)

という調子ではなく、一人一人の目を見ながらニッコリ微笑み『どうですか?』と売って廻っている兄ちゃんがいるのは新鮮な驚きだった(なんでじゃ)。
この兄ちゃんは私たちの前にも現れ、魅力的な微笑みとともにセールス活動をしてくれたが、残念ながら私たちは『自分』以外の看板を背負う実力は持ち合わせていないので、彼の3倍の笑みで丁重にご辞退申し上げた。

そんなのも含めて、カミさんは新鮮な感覚を味わったようだ。
バックスタンドのようなヤジ専がいない。
男っぽく、骨っぽい。
レプリカやグッズが似合わない雰囲気がある。
でも、応援の中心から少し外れると、恐くない(笑)。
それどころか、場違いっぽい人もいる。

んじゃあ私らが場違いじゃないかと言うと、言葉に詰まるところも確かにあると我ながら思うのだが・・・。
でも、東側初参戦のカミさんにしても、キチンと場の空気を読んでいる(とダンナは思う)。
ちゃんとその場に合ったスタイルでサポートしてると思いますよ、私らは。大脱走も跳ねてるし(笑)。

いやいや、あんまりエラそうな事は言えないかな。

カミさん、試合開始直後は、胸の前で手をパチパチ叩いていたんだよね。
『そうじゃない! 東側では、こうやるんだ!』
と、手は頭上で叩くように演技指導(←無理矢理とも、力ずくとも言う)をしなきゃならなかったからなぁ(笑)。

[ウラ]
カミさんの参戦には裏があるはずだ。
カミさんの次回の参戦予定は、本来は9月9日の湘南戦@平塚だったのだ。

だのに、なぜ急に?

実は、この日は娘の誕生日。
そんな日に、子供を実家に預けて夫婦揃って朝から並び(しかも試合は夜)というのでは、
いくらなんでも可哀相でないかい? という事なのだろう。
(以上、ダンナの推測である)

しかし、今のところ、ダンナは参戦を取り止めるつもりはない(断言)。
チケット買っちゃったし。(せこっ)
お誕生日は、前夜に、盛大に祝ってあげればよいではないか。

勝手過ぎるか? 俺は父親失格なのか?
さすがに10月1日の新潟遠征は娘の運動会とぶつかるので奇麗サッパリ諦めたが、
『湘南戦の穴埋め&家族でドライブ』と称して、カミさんを
甲府遠征or水戸遠征に引っ張り込もうとしている俺は、
やっぱり父親失格なのか? なのか? なのか? (←エコー)

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カゼだ! お熱だ! 山形だ! ユンケルパワーでサポートだ!

8/27 山形×浦和(山形県営)

夏休みが10連休ってのは、社会人としては相当に恵まれてるわけで。

その一方で、普段は週休2日&休みまくって心身ともにデレデレの自分にとって、社会復帰(?)早々に仕事6連荘というのは、結構キツかったりする。しかも、休み中は秋の気配すら漂っていたというのに、休み明けからチョー蒸し暑い(@関東地方)毎日。何がイヤって、外を歩いて汗だくになったところで快適冷房の京浜東北線、また歩いてしこたま汗をかいたら極寒の会議室。これは私にとっての夏風邪黄金パターンであり、案の定、気管ゼェゼェ→予定通り発熱。しかもそれが土曜の夜。つまり山形遠征前夜である。
まったくもって、日本一風邪を引きやすいサポータ-という言葉が似合いすぎるぜ、俺(泣)。

で。風邪薬をユンケルで胃に流し込むという荒業でその夜を乗り切ると、翌朝には体調もほぼ回復(←推測。遠征を断念するつもりは毛頭なかったので、あえて体温計には目もくれなかった)し、2発目のユンケルとともに、朝6時ジャストに同行の姉と出発。お昼ぐらいには着くかなぁ~………あ、もう着いちゃった。まだ9時半だ(爆)。

ところで、初めての山形である。
東北道から山形道に入った途端に景色が一変。なるほど、『山の神』っていう言葉もしっくり来る景観だ。もちろん、これは誉め言葉である。気温は恐れていたほどには上がらなかったが、空気は綺麗で(東京近辺の濁った暑さは最低)、台風一過のような強い日差しが照りつける。たまらず日陰に逃げ込み、芝生の上でごろ寝して体力の温存を図りつつ、時間をつぶすこととなる。

一方の姉は、やれ桃ジュースださくらんぼジュースだ魚がうまそうだ、と、完全に山形に骨抜きになっている。
まあ、北海道生まれの二人にとって、南よりも北への遠征の方が、食べ物や、人間や、景色や、それらが一体となった『空気』が馴染むということはあるのだが、さらに言えば、どこをどう力んでみても、『まさか山形には負けないでしょ』という雰囲気が自分の中に醸成されてしまうのもまた事実。こんな事を思うのは、山形相手に限った事ではない。選手に『J2をナメるな』と言ったところで、正直に言えば、サポーター(つーか、俺)が相手をナメているのだ。
(厳密には、ナメちゃイカンと思う事自体が、自分たちが格上という前提の考え方なのだよ…!)

さて。堅い話は抜きにして、いまだアウェイ勝利の興奮さめやらぬ私としては、試合中の事も書きたい気分である。
って言うか、書いちゃお(はぁと)。

開始直前。コールリーダーの呼びかけで密集。
待て、待て待て待て待て待て。
こんな真ん中にいていいのか俺。目の前には『FREAKS』のステッカー付き太鼓のニイちゃん。左斜め後方には『梁山泊』のTシャツの集団である。『めおとサポ』とかいう腑抜けた病弱野郎とは、ひと味もふた味も違う(つーか、比べちゃイカンですよ)連中である。こりゃ、待ったなしだ。

が、前半は、何もなかった。本当に何もなかった。

後半。

大脱走の出鼻を挫かれるように1点を先制される。
交替がある。スコアボードを振り返ると、岡野の名前の位置に大柴の名前がある。左サイドでかき回しているような、勝手にやっているような。そのうち選手が痛む。遠くで交替。流れは来ない。田北のセーブが間一髪だった事を場内の雰囲気で察知する。伸二が足を引きずる。ジリジリとしながら、頭の中をクエスチョンマークだらけにしながら、それでも耐える。永井の惜しいヘディングシュート。

次の瞬間、この日2度目の大脱走が始まった。
エンドレスでやる覚悟はできていた。

誰かがキーパーに当てる。こぼれ球をアンジーが外す。でも、行けるという確信がある。誰かが今度は流し込む。岡野のような気もするが、大柴と代わっているはずだ。細かい事は、まあいい。とにかく同点だ。
間髪を入れず、大脱走は続く。大脱走で点が入るなら、いくらでも俺はやる。

しかし、今度はツラい。
押しているような、押されているような。赤いユニフォームを着た選手はどんどんゴールに迫ってくる。照明が暗い。田北が守るゴールは遠くでよくわからない。
跳ね、腕を振りながら歌う。俺たちはゴールが欲しい。他には何もいらない。前から声が飛ぶ。

頑張れ頑張れ!
出来るだけの事をやろうよ!

そうか。声が出なくなっても、体は使おう。体が動かなくなっても、声は出そう。
朦朧としてくる。太鼓が力を与えてくれる。上から力水が降ってくる。そしてその苦痛の先にあったものは・・・

もはや誰だかも分からない、ゴールを決めた選手と一緒に拳を突き上げる、そのエクスタシーだった。

最後の体力を振り絞ってアレ浦和。
そして勝利の雄叫び・・・というのは嘘で、若いモンと違って(泣)実はヨレヨレの俺は、体を二つに折りながら、心の中でガッツポーズを取るのが精一杯だった。『We are Diamonds』を歌った。なんだか知らないが、ニッコニコの笑顔で歌った。コールリーダー達に叱咤激励されながら、それでも自分自身が勝利に貢献できたという幸福な実感があった。
そっかー。アウェイで勝つって、こういう感覚なのかー。しばらく勝っていないアウェイでも、引き分けた大分戦や札幌戦@室蘭、仙台戦が、現地サポート組とTV観戦組で評価真っ二つなのも実感として理解できた。
確かに、10位のチームにやっと勝つという試合内容は、喜べるモンじゃないでしょう。
しかーし! 俺は素直に喜ぶ! って言うか、勝利は喜ぶ方が楽しいじゃないですか!

俺みたいな(ウルトラ君たちに体力的にかなわない)オヤジを引っ張り上げてくれて、こういう最高の体験を共有させてくれる彼らを、少なくとも俺は尊重する。リスペクト!である。
特に、この遠征については最前列の太鼓の君。別に俺のためにやってるわけではないのはわかっているが、君の太鼓は俺のジャンプの直接のパワーの源となった。現地でも帰り際にお声をかけさせて頂いたが、いや実に魔法の太鼓であった。(なんつってエラそうでごめんなさい・・・)

しかし、仙台で大脱走を65分間続けたヤツラを、俺は尊敬する。いやホント。

かくして、アウェイの山形を満喫した我々は、翌日に備えての3本目のユンケルをすすりつつ、帰途についた。
『山形満喫』には、桃8個を500円で買い求めた姉の行動が含まれている事は、言うまでもない事実である・・・。

[思う事]
俺らは今、問題を抱えているが、『お前は規則違反擁護派か!』と短絡する人がここの読者にはいないだろうという希望的観測で書かせてもらうなら、規則は大筋で守らにゃイカン。が、風紀委員のように振る舞う必要もない。(個人的見解ね)

だから、『○○したら、また△△に書かれちゃうかな』なんていう会話が聞こえてくるのは、やっぱスゴイ違和感がある。ワシ的には。
いや、これがネタだとしたら、隣でラーメンを食ってる俺はそれを吹き出しそうになったから大成功なんだけどもね・・・。

理想論は、すっごく大事。それと同じくらい、理想論を踏まえた現実論も大事。
私はそう思うんですけどね・・・。

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勝利こそ最大のバースデイプレゼント?(←父親の身勝手)

9/9 湘南×浦和(平塚競技場)

何も考えずに前売りをゲットしていた、この湘南戦。しかし、参戦にこぎつけるまでには、紆余曲折があった。

大分戦の文末にも書いたが、この日は娘の7回目の誕生日。試合は夜。カミさんが娘に事前にネゴしておいたようだが、やはり直前になると

『一緒にケーキ食べるぅ~...』(めそ) 『...じゃ、お昼に一緒に食べよう?』(アセッ)
『普通は夜にやるぅ~...』(めそめそ) 『...そ、そうだよねっ』(アセアセッ)

という状況に陥った。そりゃそうだ。娘の言い分が100%正しい。
それに、娘にこんな事を言ってもらえるのもあと何年か。きっと、近い将来には『オヤジ=ウザイ』という図式が出来上がるのであるからして、こういう貴重な機会をたかがサッカーで失ってはいけない。

この時点で湘南戦の参戦はきっぱりと諦めた私ではあるが、ここで再びカミさんが動いた。『うまく言っとくから、行っといで』。そして翌日には、娘が『おとーさん、サッカー行ってきていいよ』と言ってきた。
私としては、別にうまく言ってもらう必要もないと思ったのだが、朝7時前には家を出て帰宅は11時過ぎという毎日では、カミさんの真意も娘の心情も確かめる事は出来ず、しかし試合の日は着々と近づいていき、とにかく参戦可能という状況が出来上がった。

そして当日の朝。精一杯の『お誕生日おめでとう!』の言葉と、心に渦巻く罪悪感ともに、用意してあったバラの花束を娘に手渡し、いざ平塚へ・・・。

この日の湘南地方は、暑い日差しが照り付けてはいるものの、公園内の木陰や水場の傍では、それなりに涼しい風を感じ取る事も出来た。
今回も同行の姉に、前節の水戸戦のMDPを見せてもらい、山形戦のゴール裏風景に自分の姿を見つけて(←赤い集団の中でひとり白いTシャツなので、結構目立つ。現地でも、周りの人に目印がわりになっていた)喜んだりしながら、開門前までの長い時間を過ごした。

入場して場所を確保すると、隣は偶然にも山形戦の時に隣だった人。その人も『MDPに写ってましたね!目立ってましたもんね!』

ちなみにその写真とは、No167の24ページの写真(『うら~わレッズ!』の『ら~』の瞬間?)であるが、これを見たカミさんの母親が、娘のダンナはいったい何をやっているんだか・・・と思ったかどうかは定かではない。

話は変わるが、この日は某サイトの管理人氏にご挨拶できればな~・・・という、淡い希望があった。木曜日の夜を最後にネット環境から離れてしまっていたので接触の具体策は何も決まっていなかったのだが、こっちは顔バレしているので、声でもかけてもらえればな~・・・てな具合である。しかし、自分の目の前にいるグループ、そのサイトのBBSで目にしているハンドルネームが飛び交っている。怪しい。怪しすぎる。

試合が始まると、UBと私らの間のブロックがなんかシラけ気味(開始直前の密集の呼びかけにも無反応。まあ、ちょっとタイミングが遅すぎたかな)。
後方からも、評論には最も適さない位置に陣取った評論家諸氏の的確なコメントと、テメーで何もやってねーくせに終盤のボール回しに対して『最後まで全力で戦えよ~!』というヒステリック&見当違い(←私見)な金切り声が。
それでも、目の前の怪しい集団は声出し縦跳ね(と山田への上品な叱咤激励)でいいカンジ。こちらもそれに引っ張られるように声出し縦跳ね(と湘南の選手のラフプレーに対する紳士的な警告)する。

しかしまあ、相変わらずストレスの溜まる内容である事に異論はない。自分に『文句を言う資格』があると思うかどうかは、人それぞれの考えである。

試合終了後、前方の怪しい集団の中でもひときわ目立つ激烈な人物が目指す人であった事を確認した私は、もしかすると娘が起きているかもしれない、一緒にケーキが食べられるかもしれないという一縷の望みを心に隠しながら、帰途についた・・・。

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ハートがなくて戦えるのか?

9/16 浦和×大宮(駒場スタジアム)

朝8時。駒場。

西の空にあった真っ黒な雲は瞬く間に上空に広がり、遠くに聞こえていた雷鳴は徐々に近寄ってくる。ほどなくして、激しい雨が降ってきた。

闘将ギド・ブッフバルトとはまた違う形で、熱いハートを我々の前にさらけ出してくれたゼリコ・ペトロヴィッチの、レッズでのラストゲーム。嵐を呼ぶ男が雷を呼んだのか。はたまたサポーターの涙雨なのか・・・。
そんなことを思いながら、幸いな事にほとんど雨には当たらずに、ましてや暑さとも無縁のまま、開門までの長い時間を過ごした。

開門してからは、数人の友人・知人と挨拶を交わしながら、混雑したスタンドを避けてコンコースで時を過ごす。
『ホームページ見てます。頑張って下さい! ・・・・・・・・・ところで今日は体調は大丈夫ですか?(笑)』
などと見知らぬ方に声をかけて頂くなどしているうちに、あっという間にキックオフの時刻を迎えた。

オフィシャルホームページやMDPは、試合後にセレモニーがある事を伝えていた。しかし、何も特別なものは必要がない。熱いプレーには熱いサポートで応えればよい。そして勝利で送り出してあげればよい・・・。
そんな気持ちを持つサポーターが多かったのか、この日の東側は、いや、遠くから聞こえてくる西側の声も、いつも以上に気合いが入っている気がした。手拍子は、鼓膜を破らんばかりの激しさを持っていた。ウォリアーは、メインスタンドに反響し、相変わらず轟く雷鳴をかき消した。今回限りの大断幕が出た。
去年のファイナル・ファイブで感じた熱気と緊迫感が、自分を包んでいた。

・・・しかし、試合の結果は無残なものだった。
再三の好機があった前半は、まだよかった。ペトロヴィッチが投入された後半、15分間の大脱走が歌われている頃、浦和は確実に押せ押せだった。が、延長戦がチラつきだした時間帯にゴールを決められると、その直後にセンターサークルに戻ってキックオフを促したのは、岡野一人だった。他の選手は、膝に手を当てて、首を垂れるばかりだった・・・。そして、不器用なパワープレーもどきで時間を浪費し、そのまま試合終了・・・。

俺は、少なくと浦和レッズというチームに、健闘を称える拍手を送る気にはなれなかった。
複雑な気持ちだった。ゴール裏に挨拶に来る選手に心の中で毒づきながら、しかしペトロヴィッチに拍手を送った。

試合は、勝つ事もあれば負ける事もある。節目の試合で確実に勝てるチームなら、今頃2部になどいないのだから。しかし、彼のハートがなくなった時、このチームは果して勝負が出来るのだろうか。戦えるのだろうか。

不安だけが残った。


蜻蛉と蝉と青空と・・・好ロケーションとまったり感は正比例?

9/24 甲府×浦和(小瀬運動公園陸上競技場)

『ゴール裏じゃなくて、座って見られるところでね』
などという父親の口説きが功を奏したか、この試合は8月2日の新潟戦@駒場以来の、家族4人+1(私の姉)での参戦。まあ、子どもたちにとっては、サッカーを観に行くよりも、前夜に『おねーちゃん』が泊まりに来るという事実の方が重大なイベントだったりするのだが。

さて当日。前夜からの雨が激しさを増す朝6時に家を出た。日本一風邪を引きやすいサポーターを自認する私としては、出発直前に半袖Tシャツの上に長袖のシャツを重ね着したのは言うまでもない。
それにしてもどしゃ降り。雷まで鳴っている。確か小瀬のゴール裏は芝生席だったはず。子どもたちも雨じゃ楽しくないだろうし。好きで行くとは言え、なんだかなぁ・・・。それに、先週も雷雨だったよなぁ・・・。またかい、という気分にさせられた挙句、浦和の料金所では機械の故障だかなんだか知らんが延々と待たされ、ワシ、おかんむり。
たが、都内を通過して中央高速の三鷹料金所を過ぎたあたりで日が射し込み始め、やれやれ、である。家族イベントに雨が降ってはいけない。

そんなわけで、別段迷う事もなく8時半には小瀬の駐車場に車を停めた(ドアツードアなら駒場でも1時間はかかる事を考えると、近い近い!)のだが、今度は暑い(笑)。
暑いといっても、甲府と聞くとイメージするような極端な暑さではなく、爽やかに暑い。気温が高いというよりも、日差しが強いのだ。雨上がりという事もあるし、東京や埼玉よりも空気が澄んでいるという事もある。いずれにしても、イヤな暑さではない。そして、秋を思わせる高い空に、地平線の入道雲。山形で感じた避暑地気分が襲ってくる。もちろん、戦闘前の精神状態としては、これはマズイ。マズイのだが、気持ちいいものはしょうがない。
気持ちよさ&早朝の出発という事で、親はうたたね体勢に入ってしまったが、一方の子どもたちは、周囲の探検に出かけたり、蟻と遊んだり(というかいじめたり)しながら、ピクニック気分は満喫しているようだ。何よりである。

で、うだうだしているうちに、開門時刻。この頃は、日差し全開。濡れタオルを頭に乗せた息子の手を引いて一緒に・・・はここまでで、私と姉はゴール裏の芝生席へ。カミさんと子供2人はバックスタンドの椅子席へ。これはもちろん夫婦喧嘩の結果などではなく、あくまでも予定の行動である。本当だぞ(笑)。

ところでこの芝生席、感触といい、傾斜の加減といい、サポーターのまばらさといい、昼寝をするには気持ちいい事このうえない。いかん、また睡魔が・・・。
もっとも、(家族にこんな事は言わないが)心の中では『遊びに来てるんじゃね~ぜ』というサポーターとしての理性はかろうじて残されていたので、試合開始30分前にはビニールシートや荷物の撤収を開始。ほどなくして『まったりするのはわかるけどぉ~!』という呼びかけで、アウェイ恒例(?)の場所詰め開始。戦闘準備OKだぜ!

が、やはり『好ロケーションのアウェイ』+『昼間のゲーム』というシチュエーションは、俺の集中力を徐々に削いでいった。

あ、蜻蛉だ。秋だなぁ・・・。
あ、蝉の鳴き声が。諸行無常を感じるなぁ・・・。
それにしても奇麗な空だなぁ・・・。

声を出し、跳ねながらも、そんなほのぼの感を胸のうちから消し去る事は叶わなかった。イカンよなぁ。
試合内容もしょっぱいの一言に尽きた。あと9回しょっぱい思いをしてJ1に復帰できるのなら、いくらでもしょっぱい思いをするのだが、残念ながら、そんな確証は何処にもない。

帰りの中央高速は、またも豪雨&渋滞。娘のトイレの訴えを受けて入った談合坂SAで、駐車場の空きを探しているうちに本線に戻ってしまうなど、最後まで集中力に欠ける俺ではあった。

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Mの、Mによる、Mのためのサッカー!

10/29 浦和×山形(駒場スタジアム)

2000年のレッズの最大の癌であった男が去り(練習場にいるのはゴールポスト運搬人。ベンチにいるのはボトル補給担当者)、この無口な男の『1年を通してチームを弱体化させていく』という遠大な試みは終わりを告げた。そして、フラビオ総監督がわずかの期間でフィジカルコンディションをマトモなものに修正し、最大の危機は去った。

・・・と、誰もが思っていた。クラブも、世間一般の報道も、そしてサポーターも。

世間がそんな浮かれポンチな気分に満ち満ちている頃、当の俺は深夜に帰宅の毎日。試合前日も、休日出勤して夜11時に帰宅というハードな一日だった。残念ながら我が家にはフラビオはいない。体はバキバキ。咳払いをすると腰にズシ~・・・・ンと重い痛みが走るような状況と言えば、お疲れサラリーマン諸氏にはご理解頂けるだろうか。それはしかし、イラク戦そっちのけでドラクエ7に興じたり、カミさんが仕入れてきた『アラベスク』を朝方まで読みふけったりという、『忙しければ忙しいほどに仕事以外の事がしたくなる病』、別名『自業自得』の部分も多分にあるのだが。

というわけで、試合前夜の俺は、前日の残りのカレーライスを缶ビールで流し込み、シャワーも浴びずにベッドに直行。眠る前に目覚し時計を2個、(平日より早い)6時にセットしてはみたものの・・・。

起きたら9時を過ぎていた(泣)。

それでもまあ、自然と目が覚める時刻まで眠ったおかげで、腰の痛みはかなり軽くなった。今度はゆっくりとシャワーを浴び、買う前にジャンプして履き心地を確かめた(もちろん跳ねるため)新調の靴を履き、駒場にはお昼頃に到着。まさに重役出勤である。
この時間だと、試合が始まるまでの時間は実に短い。寒さもそれほど堪えない。それにしても、前回の参戦時には半袖Tシャツ1枚で汗だくだったというのに、この日は長袖2枚+フリースのベスト(もちユニクロ)+マフラーでも、ロングラン大脱走以外では、温かさを感じる事すらない。んー・・・季節も変わったわけだ。長いと思っていたシーズンも残り少ないという実感が湧いてきた。

試合の内容は、まあ、アレだな。
それにしても、レッズの一番の魅力である『大一番に負ける』を覆してくれたと思ったら、二番目の魅力である『大一番の次の試合は、抜け殻で試合に臨み、そして負ける』でしっかりと恩返しをしてくれた。10位ブッチギリの相手に、だ。あまりのお約束な展開に、もしやこのチームは、自らを貶め、あるいは自らを辱めて悦びを感じる
真正M
ではないかとさえ思えてきた。

腐った試合で敗戦を喫し、サポーターの罵声を浴びる赤いマゾヒスト集団。
そんなやつらを、俺たちは身を焦がすような思いでサポートしているのである。

心の底から怒りが湧いてこない俺も、もしかしてそういう体質になってしまったのだろうか?


たとえゴーマンと言われようとも!

11/5 水戸×浦和(日立市民運動公園陸上競技場)

また日立か・・・。

クルマで3時間チョット。中途半端に遠い。同じ3時間でも、高速を使って行く山形は思いのほか近いという気がしたし、甲府はもっと楽だった。

それに、J2のサッカーはお世辞にも面白いとは言えない。少なくとも、エンターテイメントを感じる事は少ない。スタジアムにも、演出にも、プレーにも。

芝の状態は酷く(今年は駒場も痛んだが・・・)、ピッチは波を打っている。よいプレーをするための最低限の状態すら確保されていないのが現実。ピッチに引かれたラインは曲がり、石灰の粉が風に舞う。ゴールネットはインスペクターからダメを出される。
試合前のスタメン発表はなく(あるいは全く聞こえず)、スコアボードは手動式で、時計も電光掲示板もない。ベンチでは経過時間を大書きした紙を掲げ、サポーターはスタジアム外の施設の時計を横目で睨みながらの応援。
そして、そこで行われているのは、荒れたピッチに悪戦苦闘しているという事を差し引いても全く面白くない、動きのない試合。技術的にも戦術的にも見るべきポイントの少ない試合。あるいは、ガツン!と当たって前線へ放り込むだけの単純なサッカー。

こういう事をレッズサポーターが言った時、他のJ2クラブのサポーターから返ってくる反応は、こうだ。
『レッズはJ2をナメている。それがJ2の現実だ。』
『そんな態度だから二部落ちするのだ。』

例えば、バルサやレアルやマンUの試合を観るのと、サポート対象でも何でもないJ2クラブの試合を観るのと、いちサッカーファンとしてどちらが楽しいか。
レッズはマイチームだから、年間40試合でも飽きはこない。しかし、面白くもなんともないチームとの対戦を年に4回も観ると、これはこれでやはり食傷気味というのが偽らざる心境だ。

・・・それに、自慢じゃないが、ことサッカーのつまらなさにかけては、レッズだって相当なものだ。
いくらサポーターを気取っていても、やはり俺たちもサッカーそのもので満足してみたい。代表戦やJ1の試合をテレビで観ながら、なんだか物悲しい気分になるのは、もうまっぴらゴメンだ。

いくら現実を肯定しようとも、いくら傲慢だと非難されようとも、かつて満員の国立で魂が震えるようなゲームを体験した事がある我々は、この現状を『これでもいいさ』と認めるわけにはいかない。上へ上がる欲求を持ち続けたい。

この試合も、やっぱりつまらなかった。
傾斜のきつい芝生席で飛び跳ねたおかげでパンパンになった足腰にツラさを感じながら、俺は思った。

『こんなリーグは、もうゴメンだ。二度と来ないぞ!』
『あと3つ、絶対に全部勝つ!』

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死ぬ気でやりやがれ! クソッタレ野郎ども

11/12 浦和×湘南(駒場スタジアム)

思い返すと、去年のファイナルファイブは全ての不平不満を封じ込めてサポートしていた記憶がある。
残留できれば、立て直す事が出来る。とにかく残留さえ出来れば・・・。
その一点にのみ照準を合わせて、とにかく選手を後押ししよう、と。

結果は、降格。
別に、サポーターがあのやり方を選んだから降格した、というわけではない。
しかし、『次は』『次こそは』と言い続けて、もう1年が経った。大分との昇格マッチレースは、我々の望むところではなく、むしろ『なんでこんなに遠回りをしているんだ』という気持ちが私の正直なところだ。たぶん、同意してくれるレッズサポーターは多いだろう。そして、結果より内容を問おうにも、この1年間を見続けてきた我々は、それが無意味だという事も痛いほどに理解している。

それでも、サポーターを自称する以上は、試合中はサポートに全身全霊を傾けたい。溜息や怒声は控えたい。
『ノリノリの環境で選手にプレーをしてもらいたい』と、いつも、試合前には決意を新たにしてみたりする。
サポートという行為が無償である事も、自分なりには理解はしているつもりだ。

しかし、しかしだ・・・。

圧倒的なボールキープの割にシュートを打たない。チャンスのセットプレーは外す。どフリーを外す。
オフサイドを知らない選手をいつまでも使う。オフサイドじゃないと思ったら、どフリーを外す。
勝ち点の重みはどこへ行った? 得失点の重みはどこへ行ったんだ?

そのうちに、ブーイングを浴びていたFWが交代したと思ったら、放り込む目標を失った選手が右往左往し、無意味なドリブルと意思疎通の感じられないパスが、ピッチ上を支配し始めた。
結局、決定力不足と見た目の緩慢さでサポーターの批判を集めてしまっている選手がいなくなると、レッズには攻め手がなくなってしまうのだ。

・・・そして、そのうち選手の足は止まった。
この1年間、いつもこの繰り返しだ。

レッズのこんな姿を見て、俺は怒りが込み上げてきた。情けない気持ちでいっぱいになった。やりきれなかった。
その気持ちは、Vゴールの瞬間にも、全く打ち消される事はなかった。

長いと思っていたシーズンも、残り僅か。そのレッズの来年の運命が、残された1週間で決まる。
どんな結果が出ようとも、それは『2000年の浦和レッズ』の集大成なのだ。
いや、永年に渡って堆積している『レッズ的な、何か』がすべてを決めるのだ。

『次は』『次こそは』

浦和レッズに次のシーズンはあるだろう。
しかし、死ぬ気でやらない選手に、次なんかない!


不良中年未遂の夜

11/16 大宮×浦和(大宮公園サッカー場)

なんで、こうもあっさりとチケットがなくなるのだろう。
前回の大宮公園での試合では、発券枚数を抑えたという噂が出たが、今回も僅か5分程度で売り切れてしまった。平日の発売開始でこういう状況だから、堅気のサラリーマンにとっては苦しいものがある。
1週間後の、予約流し分の再販でチケットを入手したものの、そのチケットには[ホーム側]と書かれていた。もちろん、カミさんには『ホーム側しか残っていなかったら、ためらわずに買えぃ!』と言ってあったのだが。俺としては、この日が『X-DAY』になるという読みもあったし。

話は変わるが、今の俺は仕事ではプロジェクトチームに所属している。ところが、狭苦しい本社ビルには専用のプロジェクトルームがないので、会議室を日々渡り歩いているのだ。
試合当日。職場の後輩が、今日はどこの会議室?という意味で聞いてくる。
『今日はどこですか?』 『大宮公園』 『・・・・』
結局、試合当日の俺は使い物にならない状態で、2時間フレックスでの早退にも周囲は『はいはい行ってらっしゃい』状態であった。うーむ、首が寒いぞ。

しかしながら、肝っ魂の小さい俺としては、このチケットでアウェイ側の検問を突破する事など、とても無理だ。
つーか、大宮サポの隣で小さくなって、おとなしく祈りでも捧げているのがスジってもんじゃないか?(笑)

そこで俺は考えた。ちゃんと交渉しよう。
俺をアウェイ側に入れやがれコラ 私をアウェイ側に入れて頂けませんか? と。
レッズサポーターを大宮側に押し込むのは危険なのではありませんか? と。

相手に好印象を与えるためには、身だしなみも大事だ。
となると、やっぱここは、レプリカとか小旗のような明朗快活なオフィシャルグッズじゃなくて、黒づくめの服にマフラー一本引っかけて、黒のサングラスでしょう。
夜なのに(笑)。

というわけで、近くの駅でカミさんと待ち合わせ、クルマの助手席でスーツから戦闘服に着替え(狭いところで変な体勢を取ったので、体のあちこちがつってしまった・・・)、暗い夜道にサングラスなんかしてるもんだから何度かつまずいたりしながら(笑)アウェイ側に勇躍乗り込まんとする俺に対するチケットモギリの兄ちゃんのお言葉は・・・

『いらっしゃいませ。ごゆっくりどうぞ(にこ)』

なーんだ。鼻から息が漏れた。
生き別れになっていた母親とゴール裏で30年ぶりの『ご対~面~』をする予定・・・という言い訳も考えておいたのだが、どうやら取り越し苦労だったようだ。まあよい。不良中年ごっこはお終いにしよう。

試合前にはタマがど~したフクロがど~したと騒ぎ(←周囲の方、下劣でスンマセンでした)、試合中に騒ぎ、軽い疲労感と、最終戦に向けての緊張感を携えて帰宅すると、そこにはやたらと嬉しそうにビデオを巻き戻すカミさんがいた。


オーロラビジョンには『STRAIGHT』と出ていたが・・・
『LONG and WINDING』 BACK to J1


11/19 浦和×鳥栖(駒場スタジアム)

『おわったぁぁぁぁぁぁっ!』

この1年を一緒に戦ってきた姉と抱き合った。涙が溢れ出た。Tシャツの袖で涙をぬぐったが、その次の『We are REDS!!』で、1年前の試合終了直後に同じコールをした事を思い出し、また涙が出た。

俺は、絶対に泣かないだろうと思っていた。
J1昇格・・・いや、復帰なんて、感動するような事ではない。降格した事が不本意なら、この1年の戦いはそれ以上に不本意だった。この最終戦、勝って復帰を決めるのは当然。俺たちをこんなひどい目にあわせた選手に、そしてスタッフに、文句の一つも言ってやろうというのが試合前の気持ちだったのだ。

でも、疲れ果てていたのも事実だ。

駒場ではバックスタンド。国立ではゴール裏。
そんな自分が『出来る事をやろう!』と思い立ち臨戦態勢に突入したのが、去年のファイナルファイブだった。

初めての遠征で神戸へ。
その次の市原戦では、初めて駒場の東側へ。
そして悲嘆に暮れ、しかしJ2で戦う1年間はできる限りチームを現場でサポートしたいと考え、仕事と体調と家計を天秤にかけながら、自分にできる範囲で並び、自分にできる範囲で車を運転し、自分にできる範囲で跳ね、叫び、吠え、手を叩き・・・。

あのファイナルファイブから通算して、リーグ戦45試合。そのうち、現場でサポートできたのは22試合。半分にも満たない数字ではある。それは、常にサポートに参加するウルトラな面々に比べれば、取るに足らない数字だ。が、以前の俺とは違う、全身全霊を傾けた22試合。この数字は、自分なりに頑張ってきた証でもある。

・・・なのに、レッズがそれに応えてくれる事は、なかった。戦えば戦うほどに、チームの戦いぶりは濁っていった。こんな事じゃJ1に復帰したって木っ端微塵だ。いや、そんな事より上がる事すら無理だ。
経営規模が5分の1、10分の1のチームに完膚なきまでに叩きのめされるレッズ。何度も何度も同じ失敗を繰り返すレッズ。退化し続けるレッズ・・・。

ゴールも、勝利も、嬉しさを感じる事などなかった。空しさと、思いがけない敗戦への怒りだけが俺を支配していた。そして気がつくと、J1はもちろん、代表戦も、海外のビッグゲームも、全く観る気がしなくなっていた。あるいは、TVを観ても、白黒画像を見ているような味気ない印象しか持ち得なかった。

俺は、サッカーを好きではなくなっていたのだ。
そして、そんな日々には一刻も早くおさらばしたかった。情けない環境と、つまらないプレーと、野次と、無能な審判が君臨するだけの世界から、永遠にバイバイしたかった。逃げ出したかった。

ミドルシュートが、まるでニュースステーションの『レインボウ』のように見えた。ゴールに吸い込まれる奇跡が、確かに見えた。そして、それがあたかも予定されていたかのようにゴールネットに突き刺さった次の瞬間、俺にはこの言葉しかなかった。そう、やっと終わりなんだ・・・。

『おわったぁぁぁぁぁぁっ!』

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1999年 生活か、サッカーか。それが問題だ(涙)

[赤]戦闘記録 ] TB:- | CM:- | 編集  1999/11/27(土)  22:00
当ページには、家計難をやりくりしてスタジアムに通うめおとサポ一家の、自虐的な戦闘記録が掲載されています。いや、正確には、戦闘記録というよりは、貧乏記録です。


ここらでいっちょ

4/10 ベルマーレ平塚 vs 浦和レッズ(国立霞ヶ丘競技場)

開幕から本調子には程遠い、我らが浦和レッズ。監督が悪いのか、選手が悪いのか、とにかくスタジアムの空気が悪いらしい。『らしい』と言うのは、前売券まで確保してあったガンバ戦・神戸戦・川崎戦を欠席していたので・・・(これは貧乏のせいではありません・・・笑)
ま、ワタシ的には、『ここらでいっちょ、俺様の気合いで勝たせたるか』、と。

うちは2人とも『闘志なき者は去れ!』タイプなのですが、かといって、あまりにも酷い野次で、将来ある若い選手の能力をスポイルしていい訳がありません。今日の城定はどうかなー・・・と思っていたら、試合前のゴール裏に『城定深呼吸』という断幕が。本人の目には入っただろうか。結局、城定はベンチにも入っていなかったのですが・・・。

今年初の家族揃っての参戦だと言うのに、今日も雨だよ。まったくもう。子連れには雨が一番こたえるんだよ・・・。
でも、子供たちは二人とも今日はおりこうさん。特に2歳半の息子は、試合開始1時間前から外周のコンコースでダッシュやシュート練習を始める始末・・・。帰ろうよ攻撃もなく、帰りの満員の総武線でも絶好調!
いや、そんなにパワフルだと、これはこれで大変なんだけど・・・。

本日のビンボ臭い話
この日は私の姉と同行。姉には、ガンバ戦のチケット売却をお願いしてあって、
その売却代金4,000円を受け取る事になっていました。
これがなければ、私以外は自宅待機の予定だったのよね・・・。

本日の貧乏記録
チケット代・・・ガンバ戦のチケット売却分とチャラ
電車代・・・1,480円




雨と勝利の興奮

5/15 浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ(国立霞ヶ丘競技場)

鹿島のサポーターがそれと意識してくれているのかは定かではありませんが、レッズサポにとってはとっても大事な鹿島戦。過去の対戦成績や、優勝がかかった試合でことごとくやられているという事実がそうさせるのか・・・。
駒場の喧燥に嫌気が差しつつある我が家にとっても、この試合ばかりは傍観しているわけにはいきません。

UB斜め後方、オーロラビジョンの横に陣取ったこの日の私は、試合開始直前まではレプリカに着替える事もなく、静かにスタンドで待機。エネルギーを溜めて溜めて・・・。
そして! 応援開始とともに、いや~スパークしちゃいましたよ33歳!(笑) 声出しまくり~の、縦ハネしぃ~の、自分的には過去最高のパフォーマンスだったと言える出来でした。

それにしても、どうしてこのカード@国立は雨にたたられるのか。親二人は、雨などへ~とも思わず(しかしちゃんと子供にカッパを着用させるぐらいの冷静さは保っておりましたが)残り5分の浦和レッズコール連呼をこなしてきましたが、娘は途端に不機嫌に・・・。
帰りのコンコースは、雨(多くの人が早々に帰途に着いたものの、傘の影響で混雑しちゃって大変!)と勝利の興奮(あちこちからあがる勝利の歌声!)でごったがえしていましたが、一歩間違えると怪我人が出そうな状況ではありました。

・・・もし優勝なんかしちゃったらど~するんだろ?

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本日のビンボ臭い話
この一戦に、家計を理由に欠席するわけにはいかない。
よって、カミさんのチケット代は私のお小遣いから出す。
もちろん、私がタバコを減らして浮かせたお金である事は言うまでもない。

本日の貧乏記録
電車代・・・1,480円
チケット代・・・4,000円




負けた。

8/21 浦和レッズ vs 清水エスパルス(国立霞ヶ丘競技場)

この日は家族は自宅待機。理由は娘の『夜はヤだな~・・・』。あっそ。いいもん。俺一人でも行くもんね。
てなわけで、カミさん外出のため午前中は子供たちと一緒にお留守番をしていた私が、帰宅したカミさんの『頼むね!』の声を後に出発し、千駄ヶ谷門に到着したのが午後2時過ぎ。炎天下の下、なんとなく場違いな『五体不満足』を読みながら、開門を待ちます・・・・・・

・・・んで開門。なぜか警備員によるチケットチェック(やるんなら、相手側にサポーターが乱入しないように、入場ゲートじゃなくってスタンドの入口でやるべきでしょ。それに、チケットより、バカ野郎の発煙筒をチェックしてよ)。
かくかくしかじかでビジターチケットを持っていた私でしたが、理由を話してそのまま入場。その時にもらった西野選手のカードを見て、『ああ~・・・早く戻ってきて・・・』などと考えてしまう自分が情けない。
ゴール裏に場所を確保してからは、この夏入手したデジカメのテストです。薄暗いコンコースではどうかいな。ナイター照明のもとではどんなもんかいな。ズームは・・・。そんな事をしながら時間を潰し・・・

そしてついに試合が始まり・・・
全開で声を張り上げ、それはゲーム終了を告げるホイッスルが鳴り響く瞬間まで続き・・・。

本日のビンボ臭い話
猛暑。飲物は絶対必需品。
我が家では、プールでも公園でもサッカー観戦でも、氷で薄まった麦茶の入った水筒2本。
これがビンボ臭いかどうかはともかく、裸のペットボトルじゃぬるくなるだろうに・・・と思いますがねぇ。

本日の貧乏記録
電車代・・・新宿までは定期があるので 260円
チケット代・・・ 2,000円
食事代・・・カレーとから揚げで 600円




勝つって難しい!

9/4 浦和レッズ vs ジュビロ磐田(国立霞ヶ丘競技場)

天気予報は雨。東京には雷注意報。状況がよければカミさんも当日券で参戦して家族で応援、という予定でしたが、お昼頃、埼玉は大雨。こりゃ無理だ~・・・というわけで、『めおとサポーター奮戦記』の看板に偽りあり、の状況が続いている我が家ではあります。『国立でお昼』の試合は天気に恵まれませんな~(悩)。
もっとも、東京では開門直前に10分程度と試合開始前にパラパラと降った程度でしたが・・・。

チームの調子がよければ色々と悪戯心も起きてきて、例えば『試合前にお化粧を直すジュビギャルの図』なんてネタを撮影に行こうかとも思うのでしょうが、自分自身、ノリが今一つ。神宮球場に向かう人の流れをぼんやりと見つめて時間を潰しながら、それでもモチベーションは徐々に高まっていきます。

その気持ちは、小旗を使ったパフォーマンスと『We are REDS!』コールの連呼連呼連呼!で一気に噴出しました。でも、反対側から見てみたい気もしたな~。応援全開モードに入っていたので、デジカメを取り出そうかという誘惑に必死で耐えましたが(笑)、磐田サポーターの方で撮影した方はいないでしょうか?
とにかく声は出ていたし(私も出しました。跳ねました)、後半からは会社の同僚がコンパック招待席からゴール裏に移ってきて(←彼女ほったらかし・・・婚期を逃すなよー!)、それはそれは必死の応援をしたのですが・・・。

本日のビンボ臭い話
何が貧乏って、夏休みは何だかんだでお金が飛んでいってしまったわけで。
チームの窮状を傍観しているわけにもいかず、11月の試合のチケットを衝動買いしてしまったわけで。
すっからかん。

本日の貧乏記録
電車代・・・新宿までは定期があるので 260円
チケット代・・・ 2,000円
食事代・・・カレーとから揚げ(またかよ)で 600円




日本一役に立たない遠征ツアーガイド はじめてのえんせい1
電車でGO!編


アウエイ遠征~? とんでもない!
金がかかる! 時間もかかる!
家計に迷惑をかけたり、貴重な子供との休日を潰すような事をしちゃイカン!

と、まあ、サポーターである前にいち家庭人でありたいと思っている私などはこのように考えているわけなのですが、レッズがこんな状況だと、ココロの切迫度は急上昇。この気持ちを、いったい誰が責める事が出来るでしょうか?(←家計をやりくりするカミさんには、責める権利があります…笑)

しかーし! 気持ちばかりが先に立ってもしょうがない。1日1箱のマイルドセブン・ライトと月1回の散髪で、1ヶ月のお小遣いの半分が吹っ飛んでしまう(号泣)サラリーマンサポーターとしては、時間・体力と消費金額のバランスを、念には念を入れて考えるのは、至極当然の事なのであります!

ターゲットは10月30日・神戸!
さあ、ど~する貧乏サラリーマン!

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[警告] これは『日本一役に立たない遠征ツアーガイド』です。
そんなヤツはいないと断言できますが、ここから先の情報を鵜呑みにしないように。
私は責任取りません。

などと言いつつ、手にしているのはJRの時刻表。
恥ずかしながらこの私、出張で新幹線・飛行機は度々利用するものの、申請書に目的地を書き込んで女の子に出すと、30分後にはチケットを手にしている、という有様でして、時刻表を見ても、何がナンだかわかりません(泣)。が、とりあえず、後ろの方のピンクのページにひっそりと書かれていたのは…

乗車券-->東京-新神戸間 9,350円 往復18,700円
(・・・だったかな~・・・9,000円ちょっとだったような気がするな~・・・自信なし)

さらにページをめくっていくと…。
なに? 『片道600キロ以上なら往復で10%割引』? 東京-新神戸間って…たりないじゃん!(怒)
しかし、私は大宮市民。大宮-東京間を足すと片道600キロオーバーです。すなわち、

乗車券-->大宮-新神戸間 9,350円 往復 [割引] 16,840円

おお! この方が断然よいではないか!
遠征常連サポーターなら当然知っているこの事実に辿りつくまでに、2時間を要する。ふ~…手ごわいぜ!(笑)
そう言えば、東京都内に住んでる方が、同じ理由で西明石までの乗車券を買うとか言ってましたけど…。

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新神戸となると、手段は勿論新幹線。安楽手段の代表ですな。
(ひ…飛行機の方が楽? そんなもん、最初っから考えてね~よ・・・)
こいつは、特急券のページに5,240円と書いてあります。…が、そのページの隅に小さく書かれている『自由席の場合は510円引き』という文字を、オイラは見逃さなかった!

なるほど、JRはこうやって、俺のような無知な人間から、自由席を日陰扱いするような表現で搾取しているんだな。
勿論、スタジアムでだって自由席派の私ですから、

新幹線特急券-->大宮-新神戸間 4,730円 往復9,460円

と、こうなるわけですが。

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それにしても、余裕で新幹線を使うほど裕福な私じゃありません。これではマイルドセブン・ライトを2日に1箱に減らすぐらいの手段では、到底太刀打ちできませんがな。

そこで、在来線のチェックに移ります。

行き先は、新神戸ではなく三ノ宮あたりになりそうですが、往復割引との関係は、新神戸と同じ。従って、乗車券の金額も変わりません。
問題は、どれだけの時間がかかるのか、適当な電車があるのか、です。
で、またも時刻表とにらめっこです。すると、『寝台急行富士』とか『寝台特急サンライズ』とか、なんかそれっぽい列車を発見しました。

急行の場合は急行券、特急の場合は特急券が必要です。こいつも例によって自由席が日陰者扱いですが、

在来線急行券-->大宮-三ノ宮間 1,260円 往復2,520円
在来線特急券-->大宮-三ノ宮間 2,830円 往復5,660円

だと。それにプラス、寝台車の場合は寝台券まで必要。ふむふむ。

B寝台券-->6,300円 往復12,600円

た、高っか~~~~! too expensive!
たかだか高さ70センチの寝床に貴賓席並の値段!
私がメチャクチャな誤解をしていなければ、新幹線より高い!
寝床のグレードが上がると1万円コースになり、さらに個室だとまた別のチャージがかかる!
そんなに金を払ってまで、正しい姿勢で寝なくてもヨイです、私は。って言うか、どんな条件だって、眠くなりゃ眠れるでしょーに・・・。

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この時点で寝台の事は綺麗サッパリ忘れた私でしたが、時刻表マニアの気持ちがわからんでもないな~…などど思いつつ、さらにページを手繰って行くと、『大垣行き快速・ムーンライトながら』の文字が。

快速? なるほど、乗車券以外のチャージは不要、と。これはいい!
で、気合を入れてWebであちこち調べていくと、この『ムーンライトながら』、基本的に指定席で、リクライニングもするらしい。寝るには充分。(いわゆる夜行列車ですから、当然ですね)

んじゃあ、所要時間は?

東京23:43→大垣0651(ここまでが『ムーンライトながら』)
大垣07:02→三ノ宮1002(何線か忘れた・・・)

いいじゃんいいじゃん! バッチリじゃん!
大垣で朝飯を食う時間まであるぜ!

ちなみに帰りは、乗り換え最小でも

三ノ宮1826→大垣2129
大垣2308→東京0442

ですから、(15時キックオフで)延長戦になっても全然OKです。乗り換えが面倒でなければ、神戸で晩飯を食うというのもアリ。(金がないので、どっちみち神戸牛なんか食えんが…)

指定席券は、出発1ヶ月前の午前10時発売開始。10月30日の試合に行くためには、10月29日が出発日になりますから、9月29日に指定席券が発売になるわけですな…って、あわわわわ!

コミケの前日には、上京するアニメファン(?)で5分で指定席が完売するらしいですが、万が一指定席が取れなくても、コンパートメント(←私には何の事か全然わからない)を取るとか、ほぼ同じ時刻に走る救済列車(…という言い方を通はするらしい。自由席で、かつシートバックが垂直だそうな。結構キツいかも?)に乗るとか、いろいろ手立てはありそうですが…。

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おっと忘れちゃいけないのが、JRからスタジアムまでの足代。
神戸市営地下鉄というのに乗るらしいのですが、こいつが

[新幹線利用時] 市営地下鉄新神戸~運動公園 360円 往復720円
[在来線利用時] 市営地下鉄三宮~運動公園 330円 往復660円

てな感じです。で、運動公園駅を降りると、右に行けば(あの場内アナウンスとセーラー服のボールボーイで有名な)グリーンスタジアム神戸、左に行けば神戸ユニバ、らしいです。

ふぃ~・・・。気分は西村京太郎だぜ(笑)。

まとめましょう。

[ 新 幹 線 利 用 ] 全交通費=27,020円(家から往復10時間)
[ムーンライトながら利用] 全交通費=17,500円(家から往復24時間)

………うぅぅぅぅぅむ。
1万円で快適さが手に入る。
14時間と痛む体で1万円が浮く。

俺の取るべき道はどっちだ!
安さへの追求を続けるべきなのか!!
ど~する! 苦悩する貧乏人!!!(って言うか、俺)

『………市原臨海でグランパスを応援しようか…』という考えが、頭の中を一瞬、よぎった。

(次回に続く)


日本一役に立たない遠征ツアーガイド はじめてのえんせい2
頭使え!編


自虐的お笑い80%お役立ち20%---
ぐらいの軽い気持ちでアップしたこの『はじめてのえんせい』ですが、驚いた事に20通近いメールを頂いています。お得情報あり、体験談あり、励ましあり・・・。みんな貧乏なのね?(笑)

いやいや、こんな事を書くと感謝していないように思われてしまう(大汗)・・・。
ありがとうございます。情報は参考にさせて頂いてます。ネタにもさせて頂きます。

皆様の親切が身に染みる秋でございますなぁ・・・。

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さて、今回は、いちおう『頭使え!』ってお題です。
前回のテーマが『誰でも思い付く初心者向け』なら、今回は、もう一歩踏み込んだ中級者向けです。
(↑自分で言うな)

おっと・・・その前にまず、前回の訂正を。『ムーンライトながら』利用の場合は、往復18,520円というのが正しいです。恥ずかしながら、指定席券510円を加算しておりませんでした。
なお、体験者によると、乗り味は概ね好評、ただしうるさいかも、というのがほぼ共通した感想のようです。

また、米原から三ノ宮までは「新快速」というのがあるようです。(乗車券以外は不要)
さらに、帰りはJR神戸線を使って夜景を楽しむというオプションも魅力的です。

そんなわけで、非常に心がぐらつく『ムーンライトながら』経由の遠征ではあるのですが、こいつを堂々と打ち破ってくれそうなのが、言わずと知れた貧乏ツアーの代名詞『高速バス』でございます。さすがに大宮発着というのは見つからなかったんですが、東京や池袋から大阪・神戸への直通は各社が1日1往復させておりまして、無視できない存在になっております。

[JRバス]
東京駅←往復割引16,840円→神戸三ノ宮+地下鉄往復660円=17,500円

なんとっ! JRバスの運賃は電車の乗車券と同じ金額(つまり指定席券の分だけ安い)ですが、電車より早く神戸に到着します。高速で大事故でもない限りは、たぶん・・・2時間ぐらいは。(東京発は22:40)

これで満足してはいけません。さらにサーチエンジンを走らせていくと・・・

[阪急高速バス]
池袋駅←往復割引15,190円→梅田+大阪←JR往復780円→三ノ宮+地下鉄往復660円=16,630円

なるほど~。先日の大阪遠征の際に、高速バスの客の7割がレッズサポだった・・・というのは、こういう訳なんですな。納得です。
電車で眠れる私なら、バスでも問題ないはず。毛布やスリッパは用意されているし、もちろんトイレもあるし、禁煙というハナシもありますが、眠っちまえばタバコは吸えないので、喫煙者でもある私ですが、これもさほどの問題とはなりません。

『ムーンライトながら』vs『高速バス』の勝負は、所用時間・金額とも高速バスの快勝です。

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じゃあ、今度は新幹線(往復27,020円・10時間)を勝負の土俵にあげてみましょうか。

最初にご紹介するのは、読者の方からの情報です。チケットショップの活用が前提なので、そういうのがメンドくさくない、という方のための方法かと。それに、このとおりの手順/金額で行ける保証はありませんです、ハイ。あくまでも、体験談という事で・・・。

>まず、新幹線のビジネス券をチケット屋で買う。
このビジネス券、東京-大阪間で、安いとこだと12000円で手に入るんだとか。しかも指定席が取れて(もちろん差額プラスなし)、そいつに乗り遅れても自由席に乗れる、と。
なんだか、夢のような話です。わくわくどきどき・・・

>次に、最寄り駅から「塚口」までの切符を買う。
ビジネス券のポイントは、「東京都区内」「大阪市内」の乗車券がセットになっていることのようです。よって、大阪市内の最終駅である塚口から先(三ノ宮まで)の分は、別途購入が必要ですよ、という事になります。
ちなみに三ノ宮-塚口間は片道480円。

東京都内と自宅の間は定期を持っているので必要なしっ、と。
で、以上を全部足すと・・・

ビジネス券利用 25,620円

がびーん! 指定席でこのお値段! 時間もそれほど変わらない!
頭と体をキチンと使えば、それに見合った結果は得られる、という事ですね。素晴らしい!

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速さ勝負もしてみましょうか。
(前回、飛行機を『最初っから考えてね~よ』と書いたのは、前言撤回します・・・)

あ、お断りしておきますが、少なくともサッカーの試合で遠征するためには心情的に絶対に使いたくない会社の事は、とりあえず無視してます。いくら貧乏人でも、魂までは売りません(断言)。

東京(羽田)-大阪(関空/伊丹) 通常期 16,250円

・・・というのは建て前の金額で、実際には『得売り』だの『早売り』だのがあります。
『得売り』は、搭乗日2ヶ月前からの予約で、予約日を含め4日以内の購入が必要となります。
『早売り』は、搭乗日の2カ月前より(『早売り21』なら)21日前(3週間前の同曜日)までに予約し、予約日を含め6日以内に航空券を購入する必要があります。

なんて、知ったかぶりしてみました(笑)。

実際に使えそうなのは・・・

羽田→関空 JL111(06:30-07:45) 38%割引 10,000円
関空→羽田 JL120(21:30-22:45) 38%割引 10,000円

また、空港まで、あるいは空港から先の足も必要です。

新宿←モノレール経由→羽田 往復1,320円 (なんで新宿かっつーと、そこまでの定期を持ってるから)
関空←リムジンバス経由往復2,600円→大阪←JR往復780円→三ノ宮+地下鉄往復660円=4,040円

です。空港からのルートはいろいろありますが、一番安い(かつ、決して遅くない)ルートを選んでいるはずです。
で、こいつらを合算すると、

飛行機利用 25,360円

ほらほら! ちょっと調べただけで、新幹線より安くなっただよ! 航空業界の苦悩がわかります(笑)。
やっぱ頭は使うもんですな~・・・。

所用時間の方も、こちらの方が少しは短縮できるでしょう。(飛行機は、チェックイン/アウトに結構時間がかかるので、思ったほどの短縮効果はないんですよね・・・)

今回までのまとめです。

[快適勝負]
新幹線        往復27,020円(10時間)手間暇かからず
新幹線(ビジネス券) 往復25,620円(11時間)足を使ってチケットショップを探す
飛行機(得売り)   往復25,360円( 9時間)座席数に限りあり
[貧乏勝負]
ムーンライトながら  往復18,520円(24時間)疲労、競争率高し
高速バス       往復16,630円(20時間)疲労

………うぅぅぅぅぅむ。
どう見ても、俺に合ってるのは高速バスのような気がする。

調べれば調べただけのパターンがあるぞ!
未電化単線地域で育った俺には頭がクラクラだ!!
でも、もう後には引けないぞ!!!

『………まだ調べ残した事がある…』 そっと呟いてみた。

(さらに続く)


日本一役に立たない遠征ツアーガイド はじめてのえんせい3
車出すかぁ!?編


なんかすごい事になってます、この企画。

東京~新大阪9,900円ドリンク付き『こだま』の旅がオススメ(値段と時間のバランスがグー)
『じゃらん』にお得なフリーツアーが載ってます(確かに載っておりました)
羽田までは京急が安い(普段の習性で、モノレールという先入観念あり)
大阪~神戸はJRじゃなくって私鉄でしょ(阪神とか近鉄とか想像もしませんでした)
関空は万博遠征向けだ(伊丹と関空という2つの空港がある事すら最近まで知らなかった)
出張パックは出張じゃなくても使えますよ(宿泊込みならこれがよさそう)
大宮からの直通バスもあるぞい(気がつかなかったですねぇ~、これは)
もっと勉強せい(・・・はい)
お待ちしてます(笑)
等々、親切な助言から無責任な煽りまで(笑)、実にいろ~んな情報を頂いています。
遠征サポーターの数だけ遠征手段がある、ってカンジですね。

しかーーーーし!

公共交通機関は、そのサービスの対価として金を取られるので、その部分も節約したい。
となると、俎上に上がるのは、必然的に『マイカー』となります。

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神戸まで行くのには、当然ですが高速道路を利用する事になります。

…ちょっと考えてみて下さいよ。電車には電車賃、バスにはバス代がかかります。車の場合は、車を買う時点で既に百万円単位でお金を払っているのに、なんで高速道路に金を払わなきゃイカンのだ!?
足代も、維持管理費も、道路使用料も、車の所有&使用にかかる税金も、ぜ~んぶ俺が自分で払うんかい!?

と、この時とばかりにダダをこねてみる私ではあります。(受益者負担という言葉くらいは知ってます、念のため)

閑話休題。
私の家は東北道岩槻インターのすぐそばなので、ここから考えてみましょう。

まず、東北自動車道の終点・川口までが450円。15分もあればOKです。

次に、そのまま首都低速…ではなく首都高速。
都内を抜けるルートはいくつか考えられますが、そのへんは渋滞情報版を見ながら臨機応変に対応するとして、そのまま東名高速に乗る事になります。
料金は700円。2車線+2車線=2車線という斬新な構造のおかげで、どんなに渋滞していても…700円。
まあ、1時間もあれば抜けられるとは思いますが。

別ルートとして、東京外環自動車道、ってのもない事はないですが、わざわざいったん高速を下りて環8を走るのは間抜けのような気がします。料金的にはセーブできますが、それを言い出すと、お前なんで高速使うんじゃい、国道1号線を走らんかいぃ、という事になってしまう…(笑)。

ここから一気に名阪自動車道の西宮を目指す事になります。
これがなんと11,150円。ポルシェやベンツの人は、料金所で万札を2枚出すのでしょうか?
庶民の私は、万札1枚と、千円札1枚と、小銭150円分を、別れを惜しむかのようにそっと手のひらで慈しんだ後に、払う事になります。
距離、536キロ。机上計算では5時間で行けそうな気もしますが、途中には箱根越えもあり、大型トラックも多く、経験者によると『大阪でも5時間はキツい』との事です。だいたい、免許証が何枚あっても足りない。
…という問題ではなく、命あってのサポーターライフなので、無謀な事は考えず、途中で休憩をはさみながらという事になると、8時間ぐらいは考えておいた方がいいのでしょうね。(高速バスだって8時間かかります)

ここから先は全く不案内なので、完全に予想(と言うか適当)。

阪神高速神戸線というのに接続しているようなので、これに乗って生田川まで行く事になるようです。こいつは200円。この生田川、阪神高速の公式サイトを見ると、私が大嫌いな『右から降りる』構造のようにも見えます。
…ヤだなぁ。

で、一般道に下りてなにげに北上すると、おそらく『山麓バイパス』なる見目麗しい看板が見えてくるはずなので、こいつに乗ります。肝心の降りるところは…忘れました(笑)。
まあ、カーナビなんつー便利なものが付いていない私の車ですが、どーにかなるでしょう。
これはMAXでも500円…かな?

スタジアム付近に来れば、あとは車を停めるだけ。駐車場はあります。ヴィッセル神戸の公式サイトによると、1日1台500円というのが随所に散らばっているようです。まあ、この日にオリックスの試合があったりすると別なんでしょうけど、駐車場所についてはさしたる心配はいらない、と断言してしまいましょう。

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ふ~い……

ここまで何キロ? 660キロぉ?
(自宅から、仲間を大宮駅でピックして、てな仮定です)

たぶん、10時間ぐらいかかるような気がします。あくまでも、『絶対に無理はしない』前提でね。と言うより、順調に距離を稼げる交通状況だとしても、10時間はかけたほうがいいと思います。
(どっかのSAで爆睡体制に入ってしまうと、もっとかかるけど…)

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おおっとぉ!
ガス代を忘れてたぜ!

私の車(97年型レガシィ250T-B←旧型です)は、買い物の足にのみ使っていると、エアコンなしの季節でもリッター7キロぐらいです。排気量2.5リッター+フルタイム4WD+AT+それなりに混んだ道路という組み合わせでは、メチャメチャ悪いというわけでもありません。(でも絶対値は決してよくないですね…)
ま、流れのよい高速で足を伸ばせばリッター10キロの大台に乗らない事もないですが、大人4人のフルロードともなると、また話は別。燃料消費量とアクセル開度はほぼ比例関係にありますので、流れに乗るためには、たぶん、燃費はそれなりに悪化するような気がします。

しかもハイオクです。家の近くではリッター100円で入れていますが、よその地域ではどんなもんなんでしょうねぇ。埼玉は、ガソリンが安い地域と言っていいと思うのですが。

余談ですが、ハイオクって、ガソリンのCMや車のカタログでは『プレミアムガソリン』って表現されてますよねぇ。でも、『プレミアム満タンっ!』って実際に言う方はいらっしゃるのでしょうか?
なんか、すっげーこっぱずかしいような気がしますが…気のせい?

そんなこんな(どんなだ?)を考慮して、
燃費リッター7キロ / ガソリンリッター120円
と仮定して燃料代を求めると、おおよそ11,300円かかる事になります。

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以上を全て加算すると…

高速道路代[往復]26,000円 + 燃料代[往復]22,600円 + 駐車場代500円 = 49,100円
(所要時間20時間程度)

…神戸までサッカー観に行くのに、足代だけで5万円かけたらアホですな。

ちうわけで、相乗りが大前提となるわけです。
2人なら25,000円 → 運転手負担24,100円
3人なら17,000円 → 運転手負担15,100円
4人なら13,000円 → 運転手負担10,100円
5人なら10,000円 → 運転手負担 9,100円

あ、こいつは私自身が車を出し、運転手を勤めさせて頂く前提ですので、それぞれの差額は私が『ご苦労様料』として徴収してます(笑)。現実問題として、レガシィに5人は乗りたくない!(よね、やっぱ)ので、神戸に行って帰ってくるには1万円程度で、という事になります。

を~安いやんけ。所用時間がほぼ同じ高速バスの16,630円と比べてもダントツに安い。

ちなみに、燃費リッター15キロ/ガソリンリッター100円(小排気量で時速80キロ巡航ならこのぐらいの数字を叩き出せそう)なんてシチュエーションですと、総額が35,000円程度に収まり、3人集まれば12,000円/人(運転手負担9,000円)。
これだと助手席はナビ、後席の1人は横になって眠る事も出来ます。(←安全上、お奨めしません)

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と、ここまで計算をしたものの、カミさんは、この計画には理解を示してくれません。

  『なんかあったらどーするよ』

そりゃそうだ。
前回までの計算で最も安上がりな高速バスとの差額はたったの6,000円。この差額と引き換えに

  『事故って同乗者を死傷させるリスクを負う』
  『誰かに運転を代わってもらうことによって、そのリスクを他者に負担させる』

ってな事を考えると、気が進まないのも確かです。あ、もちろん年齢無制限・搭傷アリで任意保険は入ってますよ。そういう金銭リスクではなくて、他者に対する道義的リスク、とでも言えばご理解頂けるでしょうか。

ま~、事故の可能性を前提にすると、車の存在そのものが成り立たなくなりますが、他に手段があって、その手段が金額的に納得の行くものであれば、そっちを選んだ方がいいのかもしれませんね。

しかし最大の問題は、のんびりでっかいど~ほっかいど~出身のイナカモンが、生き馬の目を抜く関西交通弱肉強食ルールの中で運転できるんかい!っつー事です。(切実)

………でも、サンルーフからフラッグを出して走り回りたい、という暴走族のようなプランも捨て難い(笑)。

[今回の調査の結論]


・・・って、調べているだけじゃ埒があかないぞ!
早くしないとユニバのチケットが売り切れだ!!
じゃなくってお得プランが売り切れだ!!!

『………もう決めなきゃ…』 気がつくと、寝汗をかいていた。

(結果は、何らかの形でご報告致します)


はじめてのえんせい報告編

10/30 ヴィッセル神戸 vs 浦和レッズ(神戸ユニバ)

試合前夜、母親に怒られる二人の子供と、一人の大きな子供の姿があった。

子供A おとうさん、あした、おしごとぉ?
大きな子供 うーん・・・別のお仕事だけど。
子供A べつのおしごとということは?
大きな子供 ・・・・・・・・・で・でん・で・でん!でん!
子供A うら-わレッズ!!
子供B うら-われっず!!
大きな子供 で・でん・で・でん!でん!
子供A うら-わレッズ!!
子供B うら-われっず!!
大きな子供 で・でん・で・でん!でん!
子供A うら-わ・・・
子供B うら-わ・・・
母親 もう夜なんだから騒がない! 寝なさい!
子供A はーい・・・
子供B はーい・・・
大きな子供 はーい・・・

それもそうだ。明日の朝は早い。
8時7分東京発の新幹線に席を確保するためには、5時起きだ・・・。

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そう、新幹線なのです。
決して安くはない新幹線。読者の方からの情報を参考に色々調べたのにもかかわらず、なぜ新幹線を選んだかと言うと・・・とある親切な知人から、『旅行券を使ってくれぃ』という申し出を受けたわけです。

サポーターという、いわば自己責任の世界で、こういう申し出を受けるのには勇気が要ります。が、反面、ラッキー!ですし(笑)、これで、サポーターとしてアウエイの試合に少しでも力になれれば・・・と思い、その旅行券とやらをありがたく使わせて頂いたのでした。

皆様の情報は、次の機会に有効に活用させて頂きます。ありがとうございました。

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そんなわけで・・・
試合当日の朝6時過ぎ。子供たちは、まだ眠っています。が、こんなところを息子に見られたら大変です。自分も連れてけー!新幹線に乗せろー!サッカー見せろー!ギャー・・・となるのは目に見えている。朝っぱらからそんな騒ぎは勘弁ですから、そーっと出発です。
もっとも、タオルマフラーをリュックに結わえ付け、レプリカの上にシャツをはおっただけの格好ですから、見る人が見れば一発で遠征サポだという事はわかるわけで・・・。事実、朝の高崎線車内では、レディアの携帯ストラップを付けたサラリーマン氏に『よろしくお願いします・・・!』と言われてしまいました。

この日は朝から結構ツイてたんですよね。東武野田線・高崎線・京浜東北線と、全て待ち時間なしのドンピシャ。いずれの電車でも座る事ができたし。お目当ての新幹線の自由席は余裕で確保できたし。
東京駅のトイレでは、ペーパーがないという弱った状況に陥りましたが、これも『試合にウンを残しておきなさい』という神の思し召しと思えば、ぜ~んぜん納得です。

もっとも、結局は米原あたりでウンを吐き出してしまったわけで、思い返すと、これが悪かったのかなぁ(涙)。

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それにしても、朝の東京駅は、まるで浦和駅のようではありました。待ち合わせの赤い集団がいて、どの車両にも数人の赤い人がいます。後援会が使った8時45分発は、たぶんホームまで真っ赤っかだったのではないでしょうか。いわゆる一つの民族大移動ですな。

途中、窓の外に『サッカーのまち・磐田』という看板が見えました。
・・・そういえば、磐田もアウエイでの動員力があるけど、あれは磐田の人が押しかけていくのだろうか、それとも、例えば大阪の試合では関西在住の人が中心なんだろうか。たぶん、浦和のサポーターとは行動パターンが違うんだろうな・・・などと車中で考えたのであります。

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そうこうしているうちに、新幹線は新神戸駅のホームに滑り込みました。
で、地下鉄に乗りかえての第一印象・・・

なんか、神戸って、ホノボノしてないかぁ~?

なんか、気張らないと言うか肩肘張らないと言うか都会ズレしてないと言うか・・・。女子高生がみんな違う顔をしていたからかなぁ(笑)。とにかく、雰囲気的には好感度大!です。

ところで、途中の駅で降りた(たぶん)地元の方が、降り際に『あっ!おばちゃんだ!』と言い残していきました。同行の姉(しっかし家庭をほっぽらかして神戸に遠征する姉弟・・・病気だぜ、こりゃ)と二人で『まさかねぇ・・・』と言い合っていると、隣の車両に赤い影が・・・! おばちゃんがいた!

その後、おばちゃんは再三我々の前にいきなり姿を現してくれましたが、それにしても、サッカーファンではなさそうな神戸市民の方にまで知れ渡っているおばちゃんって、いったい・・・(汗)。

※おばちゃんを知らない人は・・・知らないままの方がいいでしょう(笑)

ホノボノ感は、試合中も強く感じました。
レッズサポーターが青筋を立てているその前の通路を、地元の子連れの方や初老の夫婦や小学生3人組が、ふら~りと通り過ぎていきます。試合中に、です。点でも入ったら大騒ぎのゴール裏、巻き込まれたら大変な事になりそうな気もしますが、普段のユニバは殺気だった雰囲気とは無縁なんでしょうね。

でも、レッズサポーターが静寂を破って一斉にコールを始めたその瞬間、私の目の前の通路を歩いていた品の良さそうな紳士が、『うぉっ!なんやこいつら!』と言わんばかりに顎をガクンと落としていたのには笑いました。

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さて、今回の遠征には、もう一つの重要なテーマ(笑)がありました。それは、とあるネット上の掲示板で教えて頂いたそばめしを食す事!です。

レッズサポが出した 関西なんかに負けへんで! という横断幕にひとしきり笑った後、初めて訪れるユニバの構造を把握するのに手間取りつつバックスタンドにたどり着くと、そこに『そばめし』の文字を発見しました。が、ひとつの山は既に消え去り、もう一つの山には4個しか残っていない。私の前に並んでいる人が注文する。『そばめし2個や』

おいおいおいおいちょっと待てよ!
お前、今、関西弁しゃべっただろ!?
地元の人間は食わんでよろしい!
ビジターを優先せんかい!
俺はそばめしを食うのを楽しみにしてたんだぞ!

・・・・・・・・・・・・

まずい。他の列の人にそばめしを注文されたら終わりだ。
早くしろ早く。早くお釣を出さんかい。早く早く早く。
ヤバイ、隣の列が次の人になった。ここでそばめしを注文されたら終わりだ。
どうするどうするどうする?

そ、そばめし2個下さいっ!

ダセっ。声が裏返っちまった。

・・・・・・・・・・・・

・・・げっ、沈黙だ。売店のおばちゃん、怪訝な顔してる。
『なんやコイツ、もうちょっと待たんかい。まだお釣も出し終わってないやんか、ボケぇ』とか思ってるんだろうなぁ。
まあいい。神戸まで来て遠慮しても始まらない。旅の恥はかき捨てだ(笑)。

そばめしを?

2個。
だから2個だって言ってんだろ。
別に1個でもいいよ1個でも。
ダメとか言うなよ。

はーい、2個で千円でーす。ありがとうございまーす。

ほい、千円。
よっしゃぁーーーーーーーっ!

・・・ほっ。それにしてもこのそばめし、謎多き存在であり、また密かなブームでもあるようです。
『やきそばと、そばめしっていうのがあるんだけど、どんなのかわかんないんだけど、どっちにする?』だとか、『スイマセン・・・なんかもう売り切れちゃったみたいで・・・スイマセン』などという会話が、レッズサポーターの間では交わされていました。

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個人的に最も好きな『好きにならずにいられない』でスタートした、試合でのサポートを何も描写しないのも不自然ですな。

いつもの事なのですが、試合前はまったく負ける気がせず(能天気とも言う)、1点取られてもまったく怯ず、立ち上がり、頭上に手をかざし、腹の底から大声を張り上げ、飛び跳ねていたわけです。
まあ、そのために『はじめてのえんせい』を決行したわけですから、特にどうという事のほどでもありません。

けど、2点目を取られて・・・。

一瞬消えかかった周囲の歌声が、次の瞬間、湧き起こりました。悲しみと怒りと絶望と・・・しかし信頼と希望と愛情もが確かにブレンドされ、再び力強く発されるその声を耳にして、私は不覚にも涙を流してしまいました。こんなにも愚直な愛情表現をするレッズサポーターが、この時ほど愛おしいと感じた事は、かつてない事でした。

いっときの感傷? アウエイの心理?
そんな風にテレ隠しするのは簡単です。しかし、私は自分に正直でいたい。
レッズがレッズであればあるほど、私もまた、痛いほどにレッズなのです・・・。

結果的に自分を再確認する事になった私は、試合後も平静でした。試合の結果と自分の気持ちは別物です。うなだれる選手への罵声も飛んでいましたが、私の気持ちは『次も一緒にがんばろう!』です。

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この日は、ネット上で知り合った方々との初対面の日でもありました。

いいトシこいてゴール裏でこぶしを振り上げるタイプの私ですが、普段のスタジアムで一緒になるのは、家族や、ごく限られた友人だけ。
そう、私って結構シャイなんです(笑)。ネット上では雄弁なのに・・・。

でも、この日はとてもリラックスできて、短い対面時間でしたが、とても楽しいひとときを過ごさせてもらう事ができました。リラックスし過ぎて、すんげー失礼な事を言ったような気もする・・・(汗)。

『では、また!』
挨拶を済ませた私は、さっぱりと帰途に着きました。
袖なしのシャツに半袖のレプリカ。ですが、体も心も、不思議と寒さを感じません。俺はレッズだ。試合結果など関係なく、誇りを持って堂々と赤い正装で帰るのがよかろう。

そうそう。今回の遠征で、腹の立った事をひとつ報告しておかねばなるまい。
帰りの新神戸駅構内にて、 試合に負けたんだから、これもマケてくんない? という、俺様の心の叫びに対して、 ははっ とアシらったお前! そう、KIOSKのお前だ! ちゃんとツッコまんかいボケーーーー!

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本日のビンボ臭い話
神戸に行って、食べものの話題が『そばめし』オンリーってのを聞けば、わかるでしょ。
それに、なんたって、神戸まで水筒持参で行ったんだから(笑)。

本日の貧乏記録
交通費・・・大宮~新神戸間の往復割引乗車券+新幹線特急券+地下鉄-旅行券2万円分 6,960円
チケット代・・・交通費が浮いたので2人分 2,000円
飲み食い代・・・同上で 4,860円
お土産代・・・そうは言ってもカミさんにも迷惑掛けてるしぃ 2,400円




たかが1/30 されど1/30

11/17 浦和レッズ vs JEFユナイテッド市原(駒場)

重い。空気が重い。

平日だというのに開門前から長蛇の列ができあがっている駒場スタジアム周辺の雰囲気は、今までとは明らかに違っていました。
会社を サボって きちんと休暇申請をして、午前10時頃に東入場口に並んだ私の気持ちも、同じ。
それは、私自身の駒場参戦が実に11ヶ月ぶりだからなのか、それとも、熱い駒場の中でもよりいっそう熱い東側(いわゆるホーム側)ではじめて戦おうとしているからなのか・・・。

平日でこんな列ができるのはいつ以来だろうね・・・。
そんな会話も聞こえてきます。

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お昼過ぎ、携帯に電話が。数日前から、バトル道場の陰で地味な鞘当てをお互いのサイトで展開していたAZZURRAの管理人、JEFサポーターのDAI氏です。
応援するクラブが互いに死闘を繰り広げている中で、こういう関係は本当に貴重です。そうは思いませんか?
相手クラブは敵ですが、相手クラブのサポーターを敵と言い切る感覚は私には持てません。ましてや、状況的に、お互いの苦悩はよくわかっているはず。敵サポに対して戦友のような感覚を覚える人がいたからといって、それを責める事などできましょうか・・・。

とは言え、この試合の結果がどうあれ、試合後に顔を合わせるのは無理というもの。早速のご対面です。
1時間も話したでしょうか。最後は握手で別れ、私は並びの列に、DAI氏は浦和駅へ・・・。

午後4時半、ようやく開門。ゴール裏の自由席=いわゆる雛壇を目指していた私と姉(今度は姉弟して会社休んでやがる)でしたが、場所をキープできず。結局、10番ゲートと11番ゲートの中間あたりの立ち見席の階段が定位置となりました。駒場をご存知の方なら、ホーム側のトイレの上のいちばんバックスタンド寄り、『エコ計画』看板の上あたりと言えばおわかり頂けるでしょうか。

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キックオフが近づくにつれて、あたりの空気は鉛のように重さを増していきます。
それは緊張感であり、プレッシャーであり、不安。
周囲は優勝争いそっちのけで決戦ムードを煽りますが、レッズにとっては『勝ってやっと横一線。負けたら・・・』という位置付けのゲーム。いかに戦闘モードに入ろうとしても、その『不安』は常に頭をよぎります。

それでも、徐々に気分は高揚していきます。
駒場には珍しく(初めて?)スタメン発表前から応援が開始され、盛大なフラッグパフォーマンスが繰り広げられます。2階席から降りてきたデカ旗が視界を妨げます。コールや歌は、かつて聞いた事のないような怒号、いわば雷のような激しさで表現されます。そして、一斉に向けられた報道カメラ・・・。

・・・私には、発煙筒を非難する資格などないのです。あれで私の心にも火が着いてしまったから・・・。

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神戸戦までの縦ハネが『つま先を地面に付けたままの縦ハネもどき』だとしたら、この日の自分は『両足が地面から浮く真性縦ハネ』とでも言いましょうか。

一瞬、我に返ります。
普段はスーツを着て通勤電車に乗って会社勤めをしている私。
何かに取り憑かれた様に跳ね、歌い、叫ぶ私。

『この期に及んで何を考えているのか! これがいちばん伝わりやすいサポートじゃないか!』
次の瞬間、違和感は消え、ただのウルトラオヤジに戻っていきます・・・。

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自分に残っているのは、自分のサポートに対する満足感と、次の試合の事と、疲労。
安堵感も、喜びも、ほとんど感じる事はありませんでした。

北浦和駅への道すがらは、足を運ぶのがやっと。
精神的にも、肉体的にも、つらい苦行のような『たかが1/30』。
こんなギリギリの戦いを、あと3回しなけりゃいけないなんて・・・。

気が遠くなりそうでした。

本日のビンボ臭い話
お弁当持参。いくら戦闘モードでも、お弁当は子供のお弁当箱なのだ♪

本日の貧乏記録
チケット代・・・ 2,000円
飲み食い代・・・おやつ(笑)とカップラーメンで 638円




満腹感にはまだ早い!

11/20 浦和レッズ vs ベルマーレ平塚(駒場)

軽い。空気が軽い。(笑)

そりゃそうだよな。あの市原戦のテンションを、中2日で再現できるはずもないです。

しかし、いくらテンションが低いとは言っても、私自身は椅子に座ってゆるゆると応援するつもりなど毛頭なし。
休日の東側の並びがどういう状況なのか知らない私は、有り難い事にカミさんが早起きして作ってくれたおにぎり4個のうち1個を早くもパクついて、これまた有り難い事にカミさんが運転する車に乗って、朝5時半(まじ?・・・)には駒場着。暗い。寒い。そりゃそうだ。季節は晩秋から初冬へと移り行く最中です・・・。

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フルボリュームでのラジオ体操に悩まされつつ、ウトウトしていた朝7時。カミさんからの電話で目が冴えてしまった私は、平日なら朝食の時間帯という事もあってか軽い空腹感を覚え、早くも2個目のおにぎりに手を出す。

朝7時半。『無料でトン汁をご用意していま~す。よろしかったらどうぞ~』の声。
サポーター有志か、後援会か、それともスポンサー様のご好意か。こんな事が行われているとは知らなかったが、寒い中のトン汁とは有り難い。さっそく頂く。トン汁をすすり込みながら、3個目のおにぎりを食べる。

すっかり食欲魔人と化した私は、おやつの時間に最後のおにぎりを平らげてしまいました。こんな事でいいのか?・・・と一瞬自問するが、食いたいものはしょうがない(笑)。

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午後1時半、開場。当然のように、この日の手荷物検査は厳しい。
・・・と言っても、入場者全員に対して厳格に、というわけではなく、特に列の進みが遅いという事もなく、間もなくスタンドへ。今回は回り道せず、一気に立ち見席を目指しましたが、やっぱりスペースはなし。やむなく階段に場所を確保しましたが、そこは市原戦での場所よりさらに1ブロックだけゴール裏寄りの位置。隣は、ウルトラ君たちのブロックです。

それにしても、立ち見席って前後の間隔が妙に広いんですよねぇ。前後2列に詰め込んでも安全上の問題があるとは思えないのですが、アウエイ側の立ち見席で経験した事のあるシミスポによる場所詰めは、なし。おかげで階段にも通路にも人が溢れています。1階席後方の通路なんて、ピッチがほとんど見えないはずです。
あれ、なんとかならないもんでしょうかね。なんか理由とか、暗黙のルールでもあるんですかね。
(と、ここに書いてもしょうがない)

なんでこんな事を言うかというと、半畳ほどの狭い場所に2~3人いるわけで、心ゆくまで跳ねれないから(笑)。
ウルトラ君たちは、手がぶつかって骨折したりする事もあるらしいですが、ウルトラゾーンを一歩離れると、そこにはオジサンオバサンもいるし(っつーか、俺もオジサンか)、子連れが階段を歩く事もあるし(恐いもの知らずだよな。自分の安全は自己責任だが子供の安全は親の責任。俺にはできないですね)、そういうものに対する気配りくらいはかろうじて残している私ではあります。

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で、今回は食う話ばかりで申し訳ないんですけど、場所を確保して間もなく、同行の姉が『おなか減ったからなんか買ってきて。並んでくれたお礼におごるから』というので、『ヲイヲイ俺はまだ腹へってねーぞ』と思いつつも、お約束のベストイレベンとカップラーメンを食す。しかし、腹へってないのに、何でラーメンまで食うかね、俺は。

おかげで、お腹パンパンの状態で試合に臨む事になってしまった。油断するなと言いつつ、お腹いっぱいで試合に臨むあたり、油断だらけです。試合が終わる頃には、運動したおかげでいくらかこなれたのですが(笑)。

まあ、物理的に満腹なのはいいのですが、精神的に満腹感を得るような状況ではないわけで、次はもうちょっと考えないと。等々力でのゲームは感謝祭とかでお祭り気分がいっぱいのような気もするけど、レッズサポーター的には『お祭りぶっ壊す』ぐらいの気持ちで望みたいですな。(あくまでも気持ちよ)

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帰り道。歩行者誘導のおねーさんをからかったりしつつ歩いていると、咽の渇きをおぼえました。
すると・・・・・・おっ! コーラの500ミリリットル缶が120円! ラッキー!

しかし、1日中食ってばかりの私に、これは多かった。試合前に飲まなくてよかった。これでは、飛び跳ねたり瞬間やコールの時に『・・・げっふ』となるのは目に見えている。
パ・パン・パ・パン・パン 『うら~わ・・・げっふ』
これがホントの気が抜けた応援とかなんとか言いながら帰途につく私の足は、市原戦よりもずいぶんと軽いものでした。

本日のビンボ臭い話
おごってやると言われると、体が欲していないカップラーメンまで買ってしまう私・・・

本日の貧乏記録
チケット代・・・ 2,000円
飲み食い代・・・帰り道の缶コーラ 120円




俺たちゃ遊びに来たんじゃねぇ!

11/23 ヴェルディ川崎 vs 浦和レッズ(等々力)

じりりりりり・・・・ん。
じりりりりり・・・・ん。
じりりりりり・・・・ん。

目覚し時計に目をやると、朝4時だった。外は真っ暗だ。眠い。眠すぎる。

じりりりりり・・・・ん。
じりりりりり・・・・ん。
じりりりりり・・・・ん。

いやいや、うだうだしてる場合じゃない。だいいち、このまま目覚し時計を鳴らしていては、家族が起きてしまう。
さあ、布団から出なきゃ・・・。

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『げん、ほら。起きてゥ』
『げん、ほら。起きて!』
『げん、ほら。起きろ!』

いかんいかんいかん!
目覚し時計に目をやると、4時20分になっている。カミさんの声に飛び起きた私は、ようやく気がついた。
『今日は川崎戦だ!』

つーわけで、眠い目をこすりつつ布団から出た私が家を出たのは、なんだかんだで5時過ぎ。やはり、外は暗い。しかし、眠いにもかかわらず、それほど寒くは感じない。
が、それはともかく、勤労感謝の日、すなわち家族が俺様を敬い奉るべき日に、なんでこんな時間に歩いているのだ。これでは家族から尊敬など受けるわけがない。ただのサッカー馬鹿だ。しかしまあ、俺様が稼いだ給料だ。少ない小遣いからチケット代を出しているのだ。だから、やっぱり、これでいいのだ。

↑眠いので、考える事も何やら支離滅裂である(笑)。
東武野田線の朝二の電車を捕まえ、大宮で埼京線に乗り換え、間もなくして、私は爆睡体勢に入った。

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あまりの眠さにボケボケになっていた私は、渋谷で山手線から東横線に乗り換える際に、なぜか駅から出てしまうという情けなさ。それでもなんとか眠らずに、武蔵小杉に到着した。時計は7時を指していた。
駅から等々力競技場までは歩き。初めての等々力だが、多分こっちの方だろう、といった感じで適当に歩く。
それにしても、勤労感謝の日、すなわち家族が俺様を敬い奉るべき日に、なんでこんな時間に・・・。

↑眠いので、考える事がくどい(笑)。
まあ、なんとかスタジアムにたどり着く事ができた。

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この日は、ヴェルディ川崎30周年記念大感謝祭だかなんだかで、イベントはあるわ屋台は出るわ。そんな事は百も承知のレッズサポーターの並びの列からは、荷物を積んだ車が通るたびに『おでん置いてけ~!』『どーせ俺たちが全部食っちゃうんだからよ~!』などと声が飛ぶ。

失礼ながら、満員とは程遠い状況が続いている等々力。慣れていないのか、何度も列詰めが行われる。それも、列の後方を詰めてから前方を詰め、さらに後方が・・・という手際の悪さである。そのたびに、列から『詰めるために並んでんじゃね~ぞ』という声が上がる。

・・・などと書くと、あぁ、やっぱりレッズサポはタチが悪い、と思われそうだが、もちろんこれは冗談交じりである。

開門直前。
レッズサポーターのコールリーダー的な存在である、URAWA BOYS の面々が到着する。JEFサポーターは浦和駅から黄色いハッピを着て駒場にやって来たが、こちらは柄の悪そうなウルトラなニイちゃんが集団である。スピーカーを持ち、ゲート旗を掲げ、工事現場でよく見かける赤いカラーコーンを背負い、どう見ても焼けこげた緑の旗や足場用の鉄パイプとくりゃ・・・

・・・どうみても物騒である。物騒ではあるが、開門前にスタジアムの外で一緒になってグレートエスケープを歌い、『We are REDS!』と連呼する私たちも私たちである。『見た目フツーのやつ』も、サッカーに対する盛り上がり方は、同じようなものなのだ。試合の時でも、『見た目フツーのやつ』が『見た目コワソーなやつ』と一緒になって立って大声を張り上げているのだから・・・。
良識派が見たら目を疑うような場面かもしれないが、無秩序に暴れまわるわけでもない。相手チームのサポーターを威嚇するわけでもない。実も蓋もない言い方をすれば、内輪で盛り上がっているだけである。

だいたい、レッズサポには祭りなど関係ないのである。戦いに来たのである。まあ、つまらんDJで盛り上げを図ったりするよりは、よっぽど『正統派サッカー的お祭り気分』ではあるのだが。
それに、感謝祭を盛り上げるために、入場の際には『ポンチョ!ポンチョ!』とワメイタし(入場者には緑のポンチョプレゼントだった)、お楽しみ抽選会のハガキや配られたスナック菓子もあらかたレッズサポがもらってあげたし、アツアツの豚マンやおでんも食った。DJブースに向かって『優華出せや~』などと声もかけてあげた。
これだけ祭りに協力すれば、川崎の営業担当者も御満悦だろう。

・・・やはりタチが悪い。

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試合は、疲れるの一言だった。
7日間で3試合。しかも延長。声は出なくなり、飛び跳ねる際のジャンプ力は落ちてくる。
それでも、終盤に追いつかれての勝ち点1に落胆はしていないし、怒りも焦りもなかった。
いや、正確には、みんな、心の中にあるモヤモヤを押え込んでいるのだ。

ただひとつ、問題があるとすれば、それは私の体調だろう。
人間、三十代も半ばになると、色々と問題も出てくるのだよ(涙)。

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夜8時。帰宅。
カミさんの第一声は、『ご苦労様!』だった。
ちっ! 会社から帰ってきた時にはそんな事言わないくせに、試合から帰ってきた時は『ご苦労様!』かい。なんか、言う事が反対なんじゃないの・・・?

まあ、いいか。
カミさんにしてみたら、ゴール裏で立って大声で応援はしたいものの、この状況で子供をゴール裏に連れて行くわけにもいかず、彼女なりに歯がゆい思いをしているのだ。

そう考えてみたら、レッズサポーターの夫婦にとって、これほど勤労感謝の日にふさわしい言葉はないのかもしれない。

本日のビンボ臭い話
1,500円のスタンディングじゃなくて、2,000円の2階席だぞ! どーだっ!(笑)

本日の貧乏記録
チケット代・・・2階席で 2,000円
交通費・・・新宿~武蔵小杉往復 680円
飲み食い代・・・豚マン2個&帰り道の午後の紅茶 736円




天国から奈落の底へ・・・・・・・

(まえがき)
いまだショックから醒めやらない状況ではありますが、あえて記録を記す事によって、心の整理を付けたいと思います。
身も心も疲れ果てた『ファイナル・ファイブ』の結末です・・・。

11/27 浦和レッズ vs サンフレッチェ広島(駒場)

試合前日。夜8時半。

駒場スタジアムの周りには、すでに沢山のテントが出ている。駐車場に停められた車のほとんどには、レッズの小旗やバンダナやマスコットが付いている。もちろん、俺の車も例外ではない。

あちこちのテントのラジオから、サポートソングが聞こえてくる。
買い出しのカップルが、それを聞きながら歌を口ずさんでいる。

特別の事じゃない。いつもの駒場だ。
それを確認して、帰途に就く。

試合当日。朝4時起床。

残り5試合になってから、試合の日はいつもこんなものだ。
駒場に到着したのは5時前。眠い。そして何よりも、寒い。

冷たいビニールシートの上でうとうとしたところで、ラジオ体操の音で目が覚める。

♪新しい朝が来た 希望の朝だ

人の気も知らないで、能天気な歌だよな・・・と、これはもちろん私の八つ当たりである。

7時頃、この5試合を一緒に戦った姉が合流。8時には列の移動が始まる。やはり、最終戦という事もあって、人の流れはいつもより激しいようだ。

9時、10時、11時・・・。時計の針が進むと共に、より一層の寒さを感じる。晩秋ではなく初冬の張り詰めたような空気のせいか、それとも、過緊張のせいか・・・。

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12時、開門。入場するまでには30分を要した。
何の疑問も躊躇もなく、平塚戦の時と同じ場所に ~それは階段なのだが~ スペースを確保する。

欠伸が止まらない。トイレが近い。震えが止まらない。
不安と言うより、恐怖に近い。
きっと、市原と福岡のサポーターも、同じような重苦しい緊張感を味わっているのだろう。そう思うと、いくらか楽になった。

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午後3時前。応援が始まる。ごくごく普通に応援が始まる。バックスタンドのパフォーマンスは市原戦以来の恒例だが、こと立ち見席については、特別な事はない。

聞いた事のないようなウォリアー。全開のグレート・エスケープ。怒鳴る。跳ねる。早くも目眩がする。
ふと左を見ると、声の出ていない人はいない。跳ねている人間も多い。バックスタンドで座っている人も、両手を振りかざしてコールに参加している。

やっぱり特別だった。

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苦しかった。いつの間にか、びっしょりと汗をかいていた。
そして、90分が終わった。

間抜けな事に、俺は市原と福岡の試合結果を知らなかった。
市原の90分勝利と福岡の敗戦を、俺は全く疑っていなかった。しかし、場内から失望の雰囲気を感じ取る事はできなかった。誰も帰途に就こうとはしない。

もしかしたら、まだ望みはあるのだろうか・・・と思った。
実際には、ピッチの上で繰り広げられていたのは、望みのない戦いだった。
しかし、応援が止む事はなかった。きっとだめなんだろうな・・・と思いながらも、とにかく目先の試合に勝利したかった。あれこれ考えている場合じゃなかった。

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Vゴール!
本能的に、ガッツポーズが出た。残留争いの事を思い出した。一瞬、天にも昇るような気持ちになった。

福田がしゃがみこんだ。選手は背中を丸めていた。
ようやく事情が飲み込めた。劇的なVゴール勝利の瞬間に、地獄に叩き落とされたようだった。

それでも、俺は心の中で現実に抗おうとしていた。
もしかしたら、選手たちは精根尽き果てて、喜ぶ気力も失せているのかもしれない。
しかし、うな垂れる選手に『下を向くなー!』という声がかけられるのを聞いて、自分の浅はかさを呪った。

不思議な事に、こんな結果になっても、失望とか怒りはなかった。
周囲のほとんどのサポーターが、同じように思っていたはずだ。

We are Reds! We are Reds! We are Reds!

コールを始めたら、涙腺が壊れた。3回コールしたところで、声が出なくなった。

--------

それから冷静さを取り戻した。気が付くと、体中が痛んだ。疲れた。座りたい。でも、座らなかった。
選手の場内一周も終わり、後片付けが始まるピッチを見つめていると、不安になった。

そして、辛すぎる11日間が終わって、少しだけホッとした。
休みたい・・・と、心から思った。

--------

(あとがき)
いかん、書いてて涙ぐんでしまった(笑)。やっぱり、あれから24時間しか経っていないから、ナマナマし過ぎる。一方、うちのカミさんも、フッ切れた風を装いつつ、不意に涙を流すという精神状態に陥っております。
誰か、この情けない夫婦を一括してやって下せぇ(笑)。

本日のビンボ臭い話
降格のショックを感じつつ、『くっそー、定期忘れちまったぜ・・・』と冷静に怒ったのは私です・・・。

本日の貧乏記録
チケット代・・・ 2,000円
交通費・・・定期を忘れたので 310円
飲み食い代・・・パン2個とカップヌードルという粗食に耐える 596円
薬品(酢酸ヒドロコルチゾン配合)・・・ラスト4試合で俺の体に巣食った腫瘍に打ち克つために(涙) 1,980円

1998年 ○と△と×

[赤]戦闘記録 ] TB:- | CM:- | 編集  1998/12/20(日)  22:00
当ページは、○△×で綴った、めおとサポ一家の1998年の戦闘記録です。
16試合が掲載されています。


3/15 浦和レッズ vs 大宮アルディージャ(駒場)

△・・・今期初の観戦となった浦和vs大宮。いわゆる『埼玉ダービー』ですが、『静岡ダービー』に比べて語感が悪い感は否めませんね(笑)。

○・・・あの小野君の駒場デビュー戦なので、もともと見に行くつもりだったのですが、なんと!J-NETで有名なあの『あしたの城』さんにチケットを無料で譲って頂きました。
(ちなみに、実際にお会いした『あしたの城』さんは、普通の方だった・・・あたりまえか)

○・・・この日はGEN+G-NETのチーム森芝の3名で観戦。なぜかケーキを食べたりしながら、バックスタンド2階席で、の~んびり。お目当てはもちろん小野君。期待通り(期待以上?)のプレーを見せてくれた小野君に大満足の一同は、笑顔で帰途に着くのでした。


3/21 浦和レッズ vs JEF市原(駒場)

△・・・午前10時に到着した時には、隣のサブグラウンドの列でいうと8列目。まったく、みんな熱心な事で。試合開始は午後7時だっつーの。
ちなみに、お昼になってもジェフサポは女の子が一人寂しそうに座っているだけで・・・。

○・・・午後4時開門。バックスタンドのいちばんアウエイ側寄り(隣は立ち見)に場所を確保し、家族と合流。JEFサポの『1部死守!』の横断幕に、サポの気合を感じます

○・・・試合は大柴の決勝ゴールで3-2の勝利。いままで『行くと完封負け』(なにしろ6試合565分無得点という前歴があります)だった事を思うと、3ゴールなんて贅沢すぎます。
得点が入ると<高い高い>をしてもらえる子どもたちも大満足。

×・・・が、試合後、カミさんと大喧嘩・・・

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3/25 横浜フリューゲルス vs 浦和レッズ(横浜国際)

×・・・小野君が、わが息子(笑)横浜国際でプレーするところを見たい!
というわけで、仕事を定時で切り上げた私は、横浜へ向かいダーッシュ!
んで、試合開始ぴったりにスタジアムに着いたら、当日券を求める長~~~~い列。
うーむ、これがなんともお粗末な対応なんだな。

×・・・結局、一番安い指定席チケットを購入。大柴のゴールは見逃してしまいます。おまけに、そこは人が少ないせいもあってか、弁当売りが来ないのでした。肉まんが来たー、と思ったら、直前で売り切れ・・・腹減ったー!

◎・・・身も心も寒くなってきたところで飛び出した小野君のJ初ゴール!よっしゃーっ!
いやー、得したなぁ。来て良かった(笑)


4/18 浦和レッズ vs 清水エスパルス(駒場)

○・・・今回も午前10時に到着。チキ、ペトロらが突然現れます。いやー、ペトロ、かっこいい! あれで俺と同い年とはねー。それからチキはただのジャージオヤジ・・・

○・・・エスパルスサポの多い事!アウエイチーム応援席から溢れてしまうぐらいです。
応援がまた元気があるんだなー。駒場であれだけの応援をしてもらえるなんて、清水の選手は幸せだと思います。グリコ隊、恐るべしっ!

△・・・娘はいつものように深い眠りの世界へ。この日はお昼寝ができなかったので、まぁしょうがないか。息子はご機嫌。いや、それがエスパルスの応援を見てなんですけどね。

×・・・試合内容は寒いの一言。清水がいいのか浦和が悪いのか、素人の私にはよくわかりませんが、悔しくもならない完敗でした。


4/29 浦和レッズ vs 柏レイソル(国立)

○・・・国立開催でいい事があるとすれば、並びが駒場ほどつらくない!という事でしょう。駒場は『立ち見を避けるため』の並びですが、国立は『熱い席を確保する』ための並びですから。
この試合はKinu母が参戦。子どもたちも含めた総勢5人で11時から並びです。

△・・・娘は、国立で『普通のサッカー』(=レッズ戦)をやるという事が納得いかない様子。彼女にとっては、『国立=にっぽんだいひょう』なんですな。

○・・・♪大柴健二ゴォールー(×3)!極上のカウンターサッカーに笑いが止まらないっス!

×・・・暑かった。いえ、もちろん天候の事です。娘はゆでだこ状態で、たまらず通路に避難。
私は日焼けで腕が痛い、顔がカユい・・・(見掛けによらず肌が敏感なのです)
そして翌日、娘が発熱。疲れたのかな?それとも電車の冷房のせい?・・・いずれにしても、親としては、またも罪悪感を覚えてしまいました。


5/9 浦和レッズ vs 京都パープルサンガ(国立)

△・・・フランス前の最後のJだよ? なんで国立に3万ちょっとしか入らないの?
代表メンバーが発表されたからって、みんなちょっとスイッチの切り替えが早すぎませんか?

×・・・レッズのサッカー。(前半ね)

○・・・広瀬が交代出場。フィールドプレイヤーではもはや少数派となった、私と同学年の選手の活躍は本当に嬉しいものです。いや、もちろん大柴ではなく広瀬の事なんですが。

○・・・試合後、岡野と小野がゴール裏へ来てくれました。沸き上がる岡野コール、伸二コール、そしてニッポン!コール。私はここでスイッチが切り替わりました。

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8/22 ベルマーレ平塚 vs 浦和レッズ(平塚)

○・・・アウエイゴール裏を埋め尽くしたレッズサポ。開門前から長蛇の列。頼もしいね!
開門20分前に到着した我々は、場所の確保に四苦八苦。子供たちを預けていって正解(平塚は立ち見なもんで・・・)。デート気分だしー(爆笑)。

○・・・周囲の公園はイイ感じ。蝉時雨の中での応援もオツなもの。
ただし、蚊に刺された。やっぱデートには不向き?

△・・・ビアホールのようなスタンド上部の電飾。饒舌過ぎて寒い場内アナウンス。なのに他会場の経過がない。人手が足りない場内の売店は、大人数には慣れていない様子。

○・・・くたびれるまで歌った『ゲットゴール福田』と、私が大好きな田口の今期初のベンチ入り。
二人とも、待ってたぜ!


9/5 ヴェルディ川崎 vs 浦和レッズ(国立)

○・・・チーム森芝の芝、UMBROモデルを半額で入手し、レッズサポとしてのデビュー戦。
一方、マリノスサポの森も、ゴール裏の『ウオリアー』には御満悦?

△・・・開門直後からレッズサポ(だけ)を相手にトークせざるを得なかったDJ2人組。ホームなのにレッズサポに占領されて、やりにくかっただろうなぁ。ヴェルディサポはノリ悪いし。
でも、『キィーックオフまで、あとワナウワーッ!』(←1hour)とか言うのはよせ。

○・・・息子はこの日が2歳の誕生日。レディアのTシャツを買ってあげました。というわけで、それを着て楽しそうに『ゲットゴール』をやってました。かわいいんだ、これが(←超親バカ)
一方の娘、3点目直後に『あたしがおうえんしたから』と断言。それは何より。

◎・・・うははははーっ!
アウエイの国立を真っ赤に染めて、ヨミウリに快勝して、これが笑わずにいられるかってんだ!

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9/15 JEF市原 vs 浦和レッズ(市原臨海)

○・・・何が驚いたって、フリエのマザロッピGKコーチがデカイのなんの。恐すぎる(笑)。
フットレよりもレディアコフよりも存在感がある。正剛ファンは、いつもマザロッピと正剛をセットで見てるんだろうなぁ。なんか凄い組み合わせだなぁ。

○・・・前に座ったオバチャンは、レッズがとても好きで、でも三浦アツはもっと好きで、彼がボールを持つと立ち上がり・・・(苦笑)。
連れのオバチャンは、『○○! バカ殿に似てるけどプレーはよかったぞっ!』という私の声に、『○○君、顔も可愛いわよ~』と反論。すいません・・・

△・・・内容がよくないっ!
などという感想を、小野とチキが欠けながら、3-0のスコアでチーム新記録の8連勝を飾った直後に持った私。欲深いですかねぇ?

×・・・腕と足は日焼けで真っ赤。全身で『レッズサポ』を表現する羽目に。
(一方のフリエサポは真っ青になって・・・わ~!冗談ですって!)


10/21 浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ(国立)

◎・・・試合開始4時間前の午後3時に国立に到着。平日。雨。代々木門の並びの列は・・・
がび~ん、『オリンピック門』(正式名称は知らない。公園脇の、ポールが3本立ってるところ)まで列が伸びてる・・・。お前ら、仕事はどーしたんじゃ。って、俺も(笑)。

×・・・そうは言っても、あの雨と寒さは子供にはつらい。
試合開始30分前に到着したカミさんと子供たちでしたが、試合開始20分前にはコンコースに避難。ハーフタイムには、近くの駐車場に止めておいた車に引き上げました。
もう、夜の試合や雨の日は、子供を連れて行かない方がいい季節になりました。しかも、子供だって幼稚園との連戦ですから。
あたしゃ何しに来たんだ、とはカミさんの言葉。

?・・・ヒートアップするUrawa Boys。発煙筒の煙と爆竹の破裂音。
個人的にあの雰囲気は好き。規則を破ったのは×。

×・・・地獄と天国と奈落の底。感情のジェットコースター。
2年前と同じように、雨の国立で首位攻防戦に破れ、心に風邪を引きました。


10/24 柏レイソル vs 浦和レッズ(国立)

△・・・天気予報が悪かったので、今日は最初から家族はお留守番。
私は、オーバースペックな完全防寒で国立へ。結局、ほとんど雨は降らず。正直言って、雨の連戦は疲れます。

○・・・柏の応援は、声が中心の、シンプルで好ましいものでした。
気になったのが、太鼓のむこうにかすかに聞こえる『ピコッ』っていう音。もしかして、ピコピコハンマー?(だったら笑える)

×・・・レッズサポに秋を実感させた、つまら~ん試合。当然、ブーイング。試合終了後の浦和レッズコールはパスさせて頂きました。
一番盛り上がったのがアジアユースの途中結果だなんて・・・。しかも、その時私はトイレの真っ最中。

×・・・試合後、信濃町への道すがら、前を歩く柏サポーターが『レッズ、あんな試合してるから2万6千しか入らね~んだよ。』
『あんな試合』というのは同感だが、柏のホームゲームという事を忘れてるんでないかい?
(かく言う俺も、『今日は誰のカードがもらえるかな』とか思ったけど・・・)


11/3 横浜マリノス vs 浦和レッズ(国立)

○・・・千駄ヶ谷駅で電車を降りると、そこには大量のおばちゃんサポが!
揃いの赤いジャンパー。背中には『RED CROSS』。赤い十字架・・・聞いた事ないけど、かっちょいいーっ!・・・と思ったら、赤十字の大会でした。(ちゃんちゃん)

○・・・ご存知のように、この日の国立は大署名大会。なんでも2万人分集まったとか。そして試合前の『この日だけは』の横浜コール・・・。(文句を言ってる奴がごくごく一部にいたが、信じられんなー)
応援するチームに限定されず、いつもの敵を仲間として支援するというのは、Jリーグの最もよいところではないですか、川淵さん?
もちろん、こんな事を再確認させる事になった事件に対しては、でっかい×を付けますよ、私は。

◎・・・小野のビュ~~~~~~~~チフルゴール!
おじさんメロメロだよぅ。

×・・・残り5分で2点差を守り切れない!
それどころかロスタイムに2失点でスッキリと90分負け。しかも城2発だぜムカつくー・・・
これを失態と言わずして何と言う? 頑張った、いいゲームだった、とかいう次元じゃないですな。もう、こういう事をやっている限りは優勝なんてちゃんちゃらおかしいって気分になりました。
ブーイングブーイングブーイング。もっとも、自分は唖然として、ブーイングすらできなかったぜよ・・・。


11/14 浦和レッズ vs 名古屋グランパスエイト(駒場)

○・・・朝9時、駒場着。長蛇の列。やはり最終戦は違う。
どこかのオヤジ曰く『いやー、先頭は昨日の朝5時から並んでるんだと!』
そう言っているオヤジは当日の朝5時から並んでいるらしい。恐るべしっ!
そんなわけで、この日は初めて駒場のゴール裏立ち見席へ。(もちろんアウエイ側)

◎・・・見所は、なんと言っても『世界一華麗な33歳』ピクシーvs『世界一運動量が豊富な33歳』ペトロ、ユーゴ代表のマッチアップ! まさに『オヤジの星』対決(またはマジギレ対決)だー!
ところが、ペトロったら遠慮があるのかしら。全然削りに行かない(笑)。きっと、ペトロは代表で、ピクシーの事を『ス・・・ストイコビッチさん』と呼んでいるに違いない。
印象としては、『妖精と農耕馬』でしょうか。もちろん、レッズの中盤を耕す農耕馬は必要不可欠なんですよ。
いやー、それにしてもストイコビッチは美しい・・・。
キックの音が美しい。蹴ったあとのつま先が美しい。あぁ、ピクシィーーー・・・

◎・・・グランパスの猛攻。耐えるレッズ。
残り5分。脳裏をかすめるマリノス戦の悪夢。
ボルテージ上がりまくりのゴール裏・・・そして勝った!
ピクシーのPKを止めた田北君! 君には5重丸をあげよう!

×・・・最終戦の勝率が非常に高いレッズ。今年も感動的な雰囲気の中でフィナーレを迎える事ができた。
今季の奮闘を称え、天皇杯に、そして来季のJに期待を寄せ得る試合だ。
セレモニーの感動さめやらぬうちに、帰宅。そして子供たちが寝静まった頃、その感動をビデオで再確認しようとしたら・・・
録画、大・失・敗!


12/13 浦和レッズ vs アルビレックス新潟 (駒場)

?・・・朝9時、北浦和駅前。
コインロッカーから荷物を取り出しママチャリ(もどき)に積み込む男女2人組。
2人は駅近くのレディア像でなぜか記念撮影。
怪しい。怪しすぎる。

?・・・駒場に到着した2人組は仲間と合流。一同、いつもより少ないとは言え数百人が並んでいる前に歩み出る。
黒いベンチコートを着た男がおもむろに発声する。
  『レッズサポーターの皆さん、おはようございます』
何が始まるのか。選挙演説か? いや、そうではないらしい。
コアサポーターからメガトラを借りたその男は、どうやら『これからビラをまく』と言っているようだ。
その男は、ビラまきの際に少しでも印象を良くするために、休日にも関わらず、わざわざヒゲを剃ってきたらしい。いい心がけである。

?・・・列にひととおり配り終えた面々は、その後も地道にビラを配っている。しかし、最初にメガトラで説明をしていた男は、すぐにやる気を失ってしまったらしい。前言撤回。けっこういい加減な奴のようだ。

?・・・一同は、バックスタンドに席を確保して、楽しく試合を観戦した。大柴のキャプテン未遂に大笑いした。
その中で、ウケ狙いの野次に走るのが約1名。またもやメガトラの男だ。
試合中、ずっと山田に指示(?)をしていた観客が山田に『上がっていいぞー!』と叫んだので、メガトラの男、『お許しが出たぞー!』と返す。周囲の約20名、笑ってくれる。
メガトラの男は、内心ホッとしたのであった・・・。


12/20 浦和レッズ vs 柏レイソル (駒場)

×・・・先週、3回戦を終えて帰宅したら、なんか体がダルい。咽が痛い。翌月曜日は発熱で会社休み。『トラメガ熱』と命名する。火曜日から、だましだまし通勤していたが、金曜日の夜から再び発熱してしまった。
なわけで、あのカザフ戦以来の薬持参。なんでこんな思いをしてまでスタジアムに通うのだろう、俺は・・・?

△・・・スタメン発表の頃にスタジアムに到着すると、ありがたい事に仲間が確保しておいてくれた場所は立見席。
一瞬トホホ状態になったものの、ここで歌い、叫べば、風邪も吹っ飛んでいこうというものだ! オリャー!
・・・が、結果は言わぬが花だろう。

○・・・いつもながら、いろんな意味でよく声の出るレイソルサポ。
試合前は、アウエイゴール裏の最上段から、眼下の通路を歩くレッズサポに向かって『ストイチコフなんかいなくったって、勝つもんねー!』。挑発というより、ヤケである。
スタメン発表では西野監督へのブーイングが、試合中は沢田コールがひときわ大きい。
そして試合後は『うらーわレッズ!』の声が上がったのでした。(拍手ー!)

○・・・相変わらず省エネ度満点の福田を押さえて、この試合のハイライトはなんと言っても岡野のファインゴール!
やればできるじゃないか! この分ならアヤックスでもイケるぞ!?
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